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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

合格祈願-大阪市北区:大阪天満宮

2024年07月11日 | 大阪(大阪市内)
Osaka Tenmangu Shrine, Kita Ward, Osaka City

さてさて、大阪市北区の天満を散策したワタクシは、さらに散策を続けて行きました


ワタクシは天神橋商店街を南に向かって歩いて行きました。
この商店街は天神橋一丁目から六丁目まで南北2.6 kmに伸びる日本一長いアーケード商店街で、店舗数は600程度だそうです。
なお、この写真にある大きな提灯に「天三」と書いてありますが、これは「天神橋筋三丁目」を略した言葉なんですよ


天神橋筋一丁目あたりまで行って、商店街を少し東に行くと大阪天満宮があるんです。
この大阪天満宮の夏祭りが、有名な天神祭なんです


この神社ですが、650年に孝徳天皇が難波宮を造営した際、その西北に守護神として大将軍社を創建したのが始まりだそうです。
そして、901年に菅原道真が藤原時平によって九州大宰府へ配転(左遷)させられた際、
この地にあった大将軍社に参詣し旅の安全を祈願したということで「菅原道真ゆかりの地」になるわけですね


菅原道真の死後に天神信仰が広まり始めますが、949年に道真ゆかりの大将軍社の前に7本の松が生え、
霊光を放ったという話が都に伝わ理ました。それを聞いた村上天皇の勅命によってこの地に天満宮が建立されることとなったそうです。
菅原道真の祟りというのは、都の連中には相当恐れられていたんですね


学問の神様である菅原道真公を祀った天満宮ですので、当然ながら「学問の神様」として多くの受験生が参拝にやってきます。
ズラリと合格祈願の絵馬が並んでいるのも、天満宮ならではの光景です


これも時代の流れでしょう。ワタクシには全く読むことも出来ない外国文字(多分タイ語でしょうかねぇ)で書かれた絵馬がありました。
外国の留学生が書いたものなのか、それとも観光客が書いたものかはわかりませんが、菅原道真もさまざまな言語で祈願をされるとは
思ってもいなかったでしょうね。でも、頭脳明晰な彼のことですからすぐにマルチリンガルになっているのかも知れません


ワタクシは神頼みということをしないので、自分が高校受験や大学受験の際に神社に行って合格祈願をしたのかどうか記憶がありません。
ただ、親戚が京都の北野天満宮で買ってきてくれた合格祈願の鉛筆を持って受験に行ったのは覚えているんです


最近は少子化の影響で、高校受験も大学受験も基本的には広き門だと聞きます。
大阪なんて公立高校の半分近くが定員割れをするという異常事態ですが、それでも祈願に行く受験生は多いのでしょうね

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この大阪天満宮のすぐ隣に、「天満天神繁昌亭」という落語をメインにした寄席があるんです。
私は落語が好きなのですが、近い将来、古典落語というのは滅びるんじゃないかと危惧しています。
理由の一つは古典落語ってある程度の知識、素養がないと面白みがわからないのですが、そういう知識が若い人に伝わっていないこと。
もう一つの理由は古典落語って今の時代のコンプライアンスで言うと、使えないような言葉や表現が多いということ。
なんでもかんでもコンプライアンスという言葉でがんじがらめにすることで、芸能文化が衰退していくように思うんですよ。



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市場の周囲をウロウロ-大阪市北区:天満

2024年07月10日 | 大阪(大阪市内)
Tenma, Kita Ward, Osaka City

さてさて、大阪市北区天満にやって来て、散策を楽しむワタクシです


「天満市場」と書かれた大きな看板があります。ワタクシ、市場の中を歩くのが好きなので天満市場に行くことにしました


天満市場の歴史は古く、大阪城築城当時から大川沿いに集結した食材の集積場でした。
その中でも青果物を多く扱い天満青物市場と呼ばれたそうです。その他にも乾物、米、の干魚、雑候場がありました


市場の中は活気に溢れ、どのお店にも多くのお客さんが来ていました


最近はどこに行っても商店街、市場が寂れている姿を目にします。郊外型の大型スーパーに人が集まる一方で、
駅前の商店街や市場は廃れていくばかりです。でも、ここ天満市場は別でした。
こういう市場がいつまでも残っていってほしいですね


天満市場の周囲も居酒屋、飲食店などがズラリと集まっています。真っ昼間から飲んでいる人がいっぱいいます


ワタクシもちょっと一杯飲もうかと思ったのですが、この後に待ち合わせがありまして、
当然ながらタップリと飲むのは間違いありませんので、ここでは我慢、我慢のワタクシです


おおっ、激安エリアの天満にも激安スーパーの「玉出」がありました。このド派手な看板は目立ちますわ


「東洋ショー」という看板がありますが、これ何だと思います?
実は由緒正しきストリップ劇場なんです。1964年に開館といいますから、今年で60周年ということですな。
今の時代、ストリップに需要があるのかどうかわかりませんが、劇場が存続しているということは需要があるのでしょう

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私が住んでいる地域からさほど遠くない場所に、「ららぽーと」「イオンモール」のような大型店舗が次々に開店しました。
確かに買い物には便利ですし、大きな駐車場があるので今の時代には郊外型の大型小売店というのは一番マッチするのでしょう。
でも、昔の市場や商店街でお店の人と会話を交わしながら買い物をするのって、楽しかった気がするんですよ。



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価格設定にビックリ-大阪市北区:天満

2024年07月09日 | 大阪(大阪市内)
Tenma, Kita Ward, Osaka City

さてさて、6月22日の土曜日、ワタクシは以前一緒に仕事をしていた人と梅田で飲みに行く約束をしていました。
待ち合わせ時間の前に、ちょっとどこかに立ち寄ろうと思い、梅田と同じ大阪市北区天満を散策することにしました


これはJR環状線天満駅なのですが、天満というのは梅田に程近い場所にあり、名前からも分かるように大阪天満宮があるんです。
大阪を代表する夏祭りである天神祭が行われ、天満駅周辺は庶民的な飲食店が集まるエリアなんですよ


天満駅を降りてすぐの場所に、ド派手なお店がありました。「立ち飲み屋やのに座れます」という、よく意味のわからない言葉がありますが、
なんと言っても「日本酒1円」というのはインパクト大です。ここまで安いと「ホンマにちゃんとした日本酒か?」と心配しますわ。
11時前にこの場所に行ったのですが、もうすでにお店は営業しておりました


こちらにも「1円」の文字が。ワタクシはパチンコを全くしないのですが、これもきっと激安なんでしょうね


ここは11時から営業しているようで、17時までは全ドリンクが90円。生ビール5杯飲んでも450円ですか。いいなぁ


これは驚き。鶏の刺身が1円なんて考えられません。しかし、この価格になると「ホンマに鶏肉なのか」と思ってしまいます。
おそらく採算度外視でこの商品は販売して、他の料理やお酒で儲けようということなのでしょうが、
他の料理やお酒の価格設定を見ても「どうやって利益を得てるねん」と思わざるを得ません


「んときや」って何や?と思ったのですが、「やきとん」ですな。
それにしてもこのエリアで生ビール500円なんてごく普通の価格設定をしても、お客さんは来ないでしょうね


昭和の時代を彷彿とさせる「由緒正しき立ち飲み屋」がありました。入り口周りに積まれたビールケースがいいですなぁ


天神祭に若い女性が担ぐ「ギャル神輿」というのがあるのですが、これが始まったのが1981年なんです。
当時、若い女性をギャルと呼ぶ米国のスラングが妙に日本で流行したので、こんなネーミングにしたと思うのですが、
今の時代に若い女性をギャルと表現するのでしょうか。テレビでギャル曽根という大食いの女性が出ていたりするので、
今でもそんな言葉は残っているんですかねぇ

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この界隈のお店は午前中から営業しているところが多く、昼前にはかなりの人が飲んでいました。
日本人は安いお店に集まり、一方で外国人観光客は価格設定が高いお店であっても次々にやって来ます。
安い値段は嬉しい反面、「日本人は貧しくなったなぁ」と妙に寂しい気持ちになったのでした。



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マシッソヨ!-大阪市東成区:「アズマポチャ」

2024年06月03日 | 大阪(大阪市内)
“Ajeuma Pocha”, Higashinari Ward, Osaka City

さてさて、鶴橋にある「アズマポチャ」という韓国料理のお店で、ワタクシ達は夕食を食べることにしました


メニューを眺めながら何を食べようか考えます。この時間というのは、どこかワクワクしますね


どーですか、ワタクシ達はどれにしようか迷ったのですが、「サムギョプサル」を食べることにしました。
サムギョプサルは言うまでもなく豚ばらの三枚肉を焼いて食べる料理です。
お店のオモニは「うちは国産の豚肉しか使わないからね。それと冷凍肉は絶対に使わないよ。
毎朝、新鮮な豚肉を仕入れに行くから美味しいよ」と豪快な笑顔で話してくれました


確かに美味そうな豚バラ肉です。調理は全てオモニにお任せですな


ニンニクも豪快に焼いていきます。いい匂いが鼻口をくすぐりますわ。これはたまりませんなぁ


もちろん生ビールは欠かせません。肉を焼いてビールを飲まないなんて、ワタクシ達には考えられないのです


確かに美味しい豚肉でした。「マシッソヨ」(美味しい)とオモニに声をかけると、サムアップポーズが返ってきました


どーですか。サムギョプサルだけは物足りないので「海鮮チヂミ」もいただきました。
表面はカリッと、中はもっちりとした美味しいチヂミでした


気がつけば店内はお客さんでいっぱいになっていました。早い時間に入店しておいて正解でしたわ


どーですか。「ご飯ものも食べたいな」ということで「石焼きビビンバ」も注文しました


オジサン達はよく歩き、よく喋り、よく飲み、よく食べるのです。ああ、楽しい1日でした。
この日は32996歩、距離にすれば22.1kmを歩いたのでありました

「アズマポチャ」…大阪市東成区東小橋3-18-22

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


このお店の「アズマポチャ」ってどういう意味かと気になったので、お店の方に訊いてみました。
すると「オバチャンの屋台」という意味だそうなんですよ。
なるほど、お店の屋号の通り活気があり賑やかで、そして庶民的ないいお店でした。



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「大阪の韓国」へ-大阪市生野区:鶴橋

2024年06月02日 | 大阪(大阪市内)
Tsuruhashi, Ikuno Ward, Osaka City

さてさて、山の辺の道を歩いて来たワタクシ達ですが、大神神社の参拝も終えることが出来ました


GWなので大神神社はかなりの参拝客で賑わっていました。最近よく思うのは、外国人の参拝客の方が参拝作法をよく知っているんですよ。
事前にyoutubeなどで見てきたり、ガイドブックなどに参拝作法が書かれたりしているのでしょうね


ではでは、大神神社を後にするとしましょうか


大神神社の周辺には「素麺」を食べさせるお店が数多くあるんです。神社がある桜井市三輪は「三輪そうめん」の産地として有名です。
三輪そうめん、兵庫の播州そうめん、香川の小豆島を「日本三大そうめん」と呼ぶそうですが、素麺の産地は日本各地にあるので
「三大そうめん」に関しては異論、反論がありそうですね


三輪駅から列車に乗って大阪への帰路に着きます。この駅ははJR桜井線の駅なのですが「万葉まほろば線」という愛称がありまして、
旅客案内などはすべて「万葉まほろば線」の名前が使われており、正式名の桜井線という名前を知らない人も多いようです


もちろんこのまま真っ直ぐ家に帰るはずがありません。JRから桜井駅で近鉄大阪線に乗り換え、まずは大阪市内へと向かうのです。
そして、ちょっと早めの夕食を楽しもう。いや、正確には「ちょっと早めから飲もう」ということですな


ワタクシ達が下車したのは鶴橋駅。この駅は生野区、東成区、天王寺区の三つの区が接する場所にあるのですが、
近鉄電車とJR大阪環状線が交わる交通の要衝で、乗降客も多いんです。
そして、この鶴橋駅の東側一帯は日本でも一番在日コリアンが多い地域で、駅の周辺には焼肉屋や韓国料理のお店が多いんです。
今回は「鶴橋で韓国料理を食べていこう」ということになったんですよ


時刻はまだ午後4時なので、まだ飲食店はさほど混んでいないだろうと思っていたのですが、GWということもあるのでしょう、
駅周辺の飲食店はどこもかなりの賑わいで、混雑していました。
ワタクシ達は駅から少し離れた場所まで歩いて行くと、いい感じのお店がありました


「アズマポチャ」というお店なのですが、元気なオモニ達が切り盛りしているお店です。
ではでは中に入るとしましょうか

「アズマポチャ」…大阪市東成区東小橋3-18-22

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私は大阪市生野区出身なので、この界隈はホームタウンのような場所なんです。
ただ、私が子どもだった頃は「鶴橋のあたりは危ないから行ったらあかん」と言われ、若い女性などが来るような場所でありませんでした。
今は韓国料理、韓国のコスメ、韓流スターのグッズなどのお店に若い女性のグループ、カップルなどが訪れる様子を見ると、
いい意味で「時代は変わったなぁ」と思いますわ。



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