願いが一つ叶うなら-奈良県御所市：一言主神社

Hitokotonushi Jinja Shrine, Gose City, Nara Pref.

さてさて、奈良県御所市の葛城古道を訪れ、ワタクシは見事な彼岸花を愛でておりました。


今年の関西は、8月は猛暑で連日猛暑日が続いていたかと思えば、9月になると長雨が続いておりました。


このように天候が不順でも、ちゃんとお彼岸に日が来れば彼岸花は咲いてくれるんですよねぇ。
自然の摂理というのは不思議であり、有難いものだと思います。


ワタクシは一言主神社の方に向かって歩いて行きました。
一言主神社は「ひとことぬしじんじゃ」と読みまして、
地元では「いちごんさん」の呼び名で親しまれているんですよ。


大和らしい白壁の民家の横にも、彼岸花がいっぱい咲いておりました。見事なものですねぇ。


ここ一言主神社なのですが、どんな願いでも一言だけ聞いてくれる神社として有名なんです。


石段を登って行きますと本殿があるので、ここで一言だけ願ってみようと思ったのですが、
「一言」というのはどれくらいの分量を指すのでしょうねぇ。
「学業成就」なんてのは一言でしょうが、「背が高くて金持ちでイケメンの男と結婚できますように」
なんてのは一言になるのでしょうか。ふとそんなことを思ったワタクシでした。
とりあえず「無病息災」と呟いたのですが、これなら一言と認めていただけるでしょう。


境内で目につくのはこの樹齢1200年のイチョウの木なんです。
11月半ばから末にかけて、鮮やかな黄葉を見せてくれるんですよ。


ではでは、境内を出まして葛城古道を歩いて行くとしましょうか。どうか雨が降りませんように。

使用したカメラ：1，7，8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


齢を重ねてくると、願うことも自分の健康、家族の安全…そういうことばかりです。
贅沢なことは何一つ望みませんが、真面目に生きてきた人が幸せでいられるような
そんな世の中であってほしいと願うばかりです。


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