よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

朝のキャンプ飯-岡山県真庭市:蒜山高原・蒜山高原キャンプ場

2024年11月23日 | 岡山
Hiruzen Kogen Camp Site, Hiruzen Highland, Maniwa City, Okayama Pref.

さてさて、ワタクシ達は鬼女台展望所から「蒜山高原キャンプ場」へと戻ってきました


この日の天気予報は「晴れ」。放射冷却で朝は冷え込みましたが、心地よい冷気がキャンプ場を包んでいました


ストーブに火を灯し、ケトルでお湯を沸かします。このストーブ、韓国製で値段もさほど高くないのですが、
キャンプのみならず冬場はリビングでも活躍してくれるので役に立ってるんですよ


マルチグリドルでベーコン、レーズンパンを焼いていきます。
マルチグリドルは、同時にいろんなものを焼くことが出来るので便利なんです


ベーコンが焼ける香ばしい匂いが漂ってきます。前日はかなりのお酒を飲みましたが、朝になるとしっかり空腹感を感じます。
ちなみに、ワタクシは仕事が忙しくって昼食を食べなかったことは何度もありますが、
朝食を食べなかったことって全く記憶がありません。おそらく幼少の頃から朝食は絶対に食べていると思います


フライパンでは目玉焼きを焼きました。ベーコンと卵というのは、最高の組み合わせですな


ストーブの上に載せていたケトルでお湯が沸いていましたので、コーヒーを淹れます。
どこで飲んでもコーヒーは美味しいのですが、アウトドアでいただくコーヒーは格別だと思うんですよ


どーですか。この日の「朝キャンプ飯」です。レーズンパン、ベーコン、目玉焼き、レタスとトマトのサラダ、
コーンポタージュスープ(インスタントですが)、コーヒーの朝食です。
最高のシチュエーションの中で、美味しい朝食をいただきました。
朝食後はちょっとゆったりとした時間を過ごし、それからテントやキャンプ道具の撤収です


テキパキとキャンプ道具の片付けも終わり、蒜山を後にすることとなりました。
天候にも恵まれ、楽しい二日間でした。やっぱりワタクシはキャンプが好きです。次はソロキャンプに行きたいですね

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私はキャンプ歴も浅く、さほど多くのキャンプ場を利用してきたわけではありません。
そんな私ですが、今回の蒜山高原キャンプ場にはすごく好印象を持つことができました。
次回は蒜山登山とセットで、このキャンプ場を訪れたいと思うのでした。



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秋の風にススキが揺れて-岡山県真庭市:蒜山高原

2024年11月22日 | 岡山
Hiruzen Highland, Maniwa City, Okayama Pref.

さてさて、蒜山高原から車で20分ほど山道を登った場所にある「鬼女台展望所」へとやって来たワタクシ達ですが、
展望台の周囲にはススキの群落が広がっていました


ススキの穂が朝の陽光に輝きます。ススキもまた秋の主役の一つだとワタクシは思います


時刻は朝の7時半。ただ、展望台にはカメラや三脚を持った人が結構来ていたんですよ。
やっぱりカメラマンというのは、早朝から行動する人が多いようですね。ワタクシもそうですが


ススキを眺めていると、ワタクシはふと「そういえば中学生の頃に『昭和枯れすすき』という歌が流行ったなぁ」と思いました。
この歌、覚えている人もいるとは思うのですが、改めて歌詞を見てみると、まぁなんとも暗い歌なんですよ


「貧しさに負けた いえ 世間に負けた
この街も追われた いっそきれいに死のうか
力の限り 生きたから 未練などないわ
花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき」
いやぁ、どうしてこんな歌が流行ったのかと思うほど、陰鬱で絶望感漂う歌ですなぁ


ただ、ススキにはどこか寂しさが漂う気がします。秋の主役といえば紅葉でしょうが、
絢爛豪華な紅葉には華やかさを感じますが、ススキには侘び寂びを感じるんです


そのせいでしょうか。ススキには「日本的な美」を感じます。日本の秋にはススキは欠かせないですね


早朝から鬼女台展望所へとやって来たのですが、素晴らしい光景を見ることが出来て、やって来た甲斐がありました。
ただ、まだ朝食を食べていなかったので、相当な空腹感を感じていたんですよ


キャンプ場に戻ろうと思い車を停めていた駐車場に戻りました。
大山の姿が見えないかと期待したのですが、残念ながら大山は分厚い雲に覆われたままでした。
でも、大山の手前にある烏ヶ山が美しい姿を見せてくれました。ではでは、キャンプ場に戻るとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


「昭和枯れすすき」もそうなのですが、別に好きだった歌でなくても、昔の歌って妙に歌詞を覚えていたりするんですよ。
当時は家庭にテレビなんて一台しかなくって、家族みんなで歌番組とかを見ていたからでしょうね。
少なくとも家族みんなで同じテレビ番組を見ることで、家庭内のコミュニケーションというのが自然に保たれていた気がします。
家族みんなで食事を食べ、みんなでテレビを見て会話をする…今もそういうことが出来ている家庭って幸せだと思います。



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秋色の朝-岡山県真庭市:蒜山高原

2024年11月21日 | 岡山
Hiruzen Highland, Maniwa City, Okayama Pref.

さてさて、蒜山高原にある「蒜山高原キャンプ場」でワタクシ達は素晴らしい夜を過ごしました。
ワタクシは枕が変わろうが、枕が無かろうが、床の上だろうが、どこでも熟睡できるのですが、家人はそうは行かないようです。
ただ、この日は家人もシュラフ(寝袋)の中で熟睡できたようで、二人とも気持ちの良い目覚めとなりました。
朝、目が覚めたら朝食の準備ということになるのですが、ワタクシ達には朝食の前に行きたい場所があったんですよ


キャンプ場とその向こうに皆ヶ山が聳えています。山は早朝の遮光を浴びている時が、一番美しいように思います


右下のあたりにテントが並んでいるのがわかると思います。こうして見ると、今回のキャンプ場っていいロケーションだなと感じます。
皆ヶ山の斜面の木々が秋色になりつつありますね。まさに「山粧う」の季節ですな


こちらは蒜山三山の山並みです。手前に見えるのは上蒜山、奥に見えるのは中蒜山です。
ワタクシはまだ蒜山に登ったことがないので、是非とも三山を縦走してみたいですね


キャンプ場から車で15分ほど走ると、「鬼女台展望所」に到着しました。「鬼女台」で「きめんだい」と読むのですが、
ここはちょうど岡山県と鳥取県の県境でして、名峰大山と紅葉の木々を見ることが出来ると思ってやって来たんです


ああ、悲しいかな。大山の山頂は前日もこの日も雲がかかっていて見ることが出来ませんでした。こればかりは仕方がないですね


こちらは蒜山の方を眺めた様子です。蒜山の標高は一番高い上蒜山で1202m。中国地方で一番標高は高い大山ですら1729mなんです。
なにせ西日本には2000mを超える高さの山がありません。
東日本の人からすれば「へぇ〜、大山ってその程度の高さなの」と思われるかもしれないですね


こちらは蒜山高原です。朝靄に包まれた蒜山高原。いい光景ですね


鬼女台展望所の奥にはススキの群落があるようです。ではでは、そちらに向かって歩いていくとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私は登山が趣味なので、山は早朝の姿が一番美しいのだということを実感しています。
ありがたいのは家人が早起きが苦になることがなく、こうやって一緒に行動してくれることなんです。
ただ、家人は絶対に夜は早く寝ます。そこは私との大きな違いなのですが、私もそろそろ早く寝る習慣にしないといけないなと思います。



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星空に包まれて-岡山県真庭市:蒜山高原・蒜山高原キャンプ場

2024年11月20日 | 岡山
Hiruzen Kogen Camp Site, Hiruzen Highland, Maniwa City, Okayama Pref.

さてさて、「蒜山高原キャンプ場」でキャンプを楽しむワタクシ達は、ジンギスカンの夕食を満喫しました。
そして、夕食を終える頃にはキャンプ場には夜の帳が下りてきました。秋はあっという間に陽が沈む気がします


オイルランタンの柔らかな灯りが好きです。LEDランタンには無い温かみを感じるんです。
ドイツ製の無骨なフュアハンドランタンは、キャンプに最適なランタンのように思います


キャンプの夜といえば、大きな楽しみは焚き火です。高原の秋は冷え込みます。
焚き火の暖かさが嬉しいだけじゃなく、ゆらめく炎を眺めていると心が癒される気がします


パチパチパチパチ…薪が爆ぜる音が聞こえてきます。日常では聞く音ではないので、この音を聞くのも楽しいんです。
そして、薪をくべたり、薪の位置を動かしたりしながら、焚き火の炎を調節するのがこの上なく楽しいんですよ。


夜空を眺めれば大阪では見ることが出来ない星の数です。これは写真を撮らねばなりません。
車の中には常に三脚が置いてありますので、三脚を立ててカメラをセッテイングします。
焚き火を眺めながら焼酎もかなり飲んでいるのですが、カメラを操作する動きはしっかりしています(と思います)


シャッタースピードは30秒、肉眼では見えない星までが綺麗に写っています。
キャンプの楽しみの一つが、静かに星空を眺めること。この日は騒がしい声も一切なく、静かに星空に包まれていたのです


写真の下の方に流れ星が写っていました。少し木にかかっているのが残念ですが、しっかりと写ってくれました。
流れ星を見れば願いが叶うと言いますが、今のワタクシが願うことは家族の健康。
これからも元気で長生きしたいと願うばかりです


星空を撮影した後、また椅子に座って焚き火をくべながら焼酎を飲みました。家人はもう寝ています。
ワタクシは星空を眺めながら焼酎を飲み、これからの人生に想いを馳せていました。
定年退職から3年。今もまだフルタイムで働いていますが、そろそろ仕事に追われる日々から解放されてもいい時期かな。
そんなことを思いながら星空を眺めていると、さすがのワタクシも眠くなってきたのでありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


一人で焚き火をしていると、自分と向き合い、自分と会話をしているような気持ちになります。
この日の会話の内容は上にも書きましたが、「これからの人生をどう生きるか」ということです。
まだまだ身体は元気です。元気だからこそ、まだまだ現役で働くのか。
それとも、元気だからこそ仕事を減らして、身体が動くうちにやりたいことを楽しむのか。今、私の心は揺れています。



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今宵の夕食は…-岡山県真庭市:蒜山高原・蒜山高原キャンプ場

2024年11月19日 | 岡山
Hiruzen Kogen Camp Site, Hiruzen Highland, Maniwa City, Okayama Pref.

さてさて、「蒜山高原キャンプ場」も夕刻となりました。となれば、楽しい夕食の時間です


2台のバーナーを並べ、左ではご飯を炊いております。右はポトフを作っているんですよ


どーですか。ポトフは野菜をたくさん食べることが出来ますし、身体が温まりますよねぇ


そして、この日のメインは「ラム肉」なのです。蒜山は羊の飼育も盛んで、ジンギスカンのお店が何軒もあるんです。
ワタクシ、事前にその中の「ひるぜん大将」というお店に電話をして、「キャンプでジンギスカンをしたいのですが、
ラム肉の持ち帰りとか出来ますか」と訊いたんです。若いお兄さんが対応してくれたのですが、
「持ち帰りは出来ますよ。それだったら冷凍肉じゃなく、生のラム肉を買ってくださいね。
冷凍の肉とは味が全然違いますから。お好きなグラム数を言っていただいたら、その場でカットしますので」とのことでした。
ワタクシ達、新鮮なラム肉を購入してきたんですよ。これは美味そうですなぁ


どーですか。キャンプの夕食は「ジンギスカン」です。通常、ジンギスカンの鍋は鍋の中央が盛り上がった形状ですので、
真ん中にラム肉を並べ、その脂が流れていく周囲に野菜を並べるんですよね。
でも、ワタクシ達が使うマルチグリドルは中央部が窪んでいますので、周囲にラム肉を並べて真ん中に野菜を置きました


関西ではラム肉を「羊の肉は匂いが嫌や」という人が多く、ラム肉があまり流通していないんですよ。残念でなりません。
ワタクシはラム肉が大好きですので、この日は嬉しくてたまりません


肉がいい感じに焼けてきました。いい香りが漂います。これはもう美味いに決まってますな。
肉は300g買ってきたのですが、もうちょっと買ってもよかったかなと後悔するワタクシです


いやぁ〜、実にうまいラム肉でした。ハフハフ、ウハウハ言いながら肉を喰らうワタクシでした


当然ですがビールもしっかりと準備しております。この日も美味いキャンプ飯となったのでありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


キャンプ飯の定番というと、皆さんはどんなものを連想しますか。一昔前だったら「カレーライス」だったのでしょうが、
最近はキャンプ場でカレーを作っている人を見ることはほぼありません。
最近はBBQが一番の定番のように思いますが、私の中ではジンギスカンは定番の一つに加えたくなりました。



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