テーラーメイド医療

先週から家内と一緒に名古屋市主催の名古屋市立大学連携講座「くすりの話～科学者から見たお薬最前線～を聞きに行っています
今日のお話はテーラーメイド医療のお話でした。簡単にいうと個人の体質を遺伝子レベルで解析して個人差を考慮した治療を行う医療のことだそうですが、これまでは同じ症状だと体重や年齢によって量が変わっても基本的には同じように薬が出されていました。
取り立てて珍しいことだとは思われないかもしれません。
ですが、東洋医学ではこのようなことは全くないのですね
当院も含めて、東洋医学ではまず患者様の体質をみせていただきます。それからどのような病症が出ているかをみせていただくのです。
つまり東洋医学は初めからテーラーメイド医療なのですね。
人の身体は例え親子でも一緒ではありません。
患者さまにあった患者さまだけの治療になります。肩凝りにこのツボというわけにはいかないのですね
少し難しい話になりましたが、西洋医学がこれから目指していく方向に東洋医学は古来からあるということです。
お互いの良さを活かして、患者さまが状態に合わせて一番良い方法で役立てていただける時代が早く訪れることを願ってやみません。