七五三でしたね

今日は七五三。昔は神社に境内などで、晴れ着に身を包んだ子どもを見かけましたが、

最近は、平日だとなかなか見かけられなくなりました。

七五三は、子供が無事に育ったことを祝うとともに、さらなる成長を願う行事です。

3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、7歳の女の子が社寺に参詣します。

かつては七五三ではなく、3歳は「髪おきの式」、5歳が「袴着の式」、

7歳は「帯解きの式」とそれぞれに名前のついた儀式でした。

3歳、5歳、7歳を祝うのは、奇数を吉とする陰陽五行思想に基づいています。

実は、漢方鍼治療も陰陽五行論に基づいているのです。

患者さまの診断は五行で、治療は陰陽調整を基本としています。

陰陽五行思想に基づく治療と聞くと、一体どんなことを？

と思われるかもしれませんが、実は日本人に馴染みの深いものなのですね。

今日も小児はりの治療に、七五三までまだまだ先の乳児さんがお越しになりました。

すべてのお子様の健やかなご成長をお祈りいたします！