こんにちは。今日も残暑が厳しかったですね。
週末に台風が来ているようですね。東海地方には日曜のお昼頃から月曜の午前にかけて台風の影響が出るようですね。
影響が少ないといいのですが!
よくあるお問い合わせの中に「骨折したのですが、鍼って効きますか?」というものがあります。
答えは「折れた骨をくっつけることはできませんが、早く回復していただくことはできます。」とお答えしています。
完全に折れてしまった骨は、整形外科等できちんとした処置を受け、ずれのないように固定していただく必要がございます。一旦折れてしまっても、人間の体には修復能力がありますので(自然治癒力とも言いますね)、骨が徐々に再生して元のようにくっつけば一旦骨折の治療は終了ということになっています。その後に、落ちてしまった筋肉を元どおりにする運動を開始するのが定番です。
東洋医学では、骨は「腎」が司っていると言われています。治療では骨折によってこの「腎」の働きが少し元気がないようでしたら「腎」の働きを助けることや、もともとの患者さまの体質によっては「腎」ではないところで治療を行う方が良い場合は、そちらを優先的に治療します。
治療によって、生命力の強化がはかれれば、骨再生も盛んとなりより早い快復を期待することができます。現に、骨折後に治療にお越しいただく方は多くはありませんがいらっしゃいます。患者さまの感想は、痛みが早く良くなったということが一番ですが、治りが早くなったということなのですね。
骨折後の整復や処置は治療院ではいたしかねますが、その後の治療はおまかせくださいね。
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