こんにちは🌞日ごとに、春らしくなってまいりました😊
この時期になると、必ず治療院にお越しいただく患者さまも
いるほど、春先はさまざまな病症の方がお見えです。
特に多いのは、頭痛 めまい 関節痛(膝の痛み、腰痛などさまざま) 不眠
気分の落ち込み 胃腸不調など ですね。
一見関係性がわからないような疾患が多い印象を受けられるかもしれません。
しかし、これらは季節が春に進んでいくのに従って
自然界と同じように、人の気も上に上にのぼろうとしています。
この上にのぼろうとしているエネルギーを、のぼりすぎない
ように調整する力が、本来備わっており、うまく調整できていれば
頭痛やめまい 胃腸不調 気分の落ち込みや不眠などが起こらないのですが、
引き下げる力が少し弱くなっていると今のような症状が起こってきます。
このような症状のある方は、足がすっかり冷えている方で
運動不足気味な方に多いです🥲
関節痛や、こむら返りのような筋や腱に関する症状がでる方は
春に旺気する肝が少し季節についていけていないことが多いです。
春は五行論で考えると「肝」の季節にあたります。
「肝」は、血(大まかに血液全般と考えていただいても構いません)を
蔵す(蔵のなかにしまっておいて、必要な時に分配できるようにしているという意味があります)
のですが、急に暖かくなってすべての筋や腱に血を分配しきれないと
腰痛や膝痛、さまざまな関節痛を引き起こしやすくなるのです。
今日は、春に多く見られる症状を
大きくふたつのグループに分けてお話ししましたが、
このふたつだけでも治療は全く違っています。
ただ一見全然違う症状でも、同じグループ分けできる
原因の場合は、治療が似通ってくることは多いです😊
こんなに簡単に、綺麗にグループ分けができて、マニュアル化
できるのであればいいのですが
患者さまは、みなさまそれぞれみなさま違います。
脉診流経絡治療では、陰陽五行論に基づく東洋医学の視点で
患者さまの全身状態を拝見させていただいています。
病名からアプローチするのではなく、季節に応じて治療が変わっていくのも
東洋医学の魅力の一つです😊
この時期だけ不調😭😭😭😭という患者さま😊
脉診流経絡治療という選択肢も加えていただけると嬉しいですね😆
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