闇の中で、顔に細かな雨が当たる。 冷たいものが何故温かく感じられるのだろう
瞼の中で目がゆっくりと水になって、仄暗い坑道を下っていく
いつか来たことのある洞穴。 朧に幹と樹冠が連なり、微かに風が吹いている
いつも頭を締め付けている輪がある。 後ろから蟀谷まで、時には額まで
目を閉じて居ると、後ろにごつごつした幹が当たって、菱形の葉枕が並んで居るのが判る
闇に拳を突き出して居ると、鼓動も彼方此方へ突き出して、全身が堅く覆われ、
身体が鱗木の一部になって、中空に飛び出している
地上数十メートル。 今、一体どの辺りに居るのだろうか。 地面は何処に在るだろうか
幽かに雨の響く階段で坐って居ると、昔其処に在った鱗木がそっと頭の後ろに触れる
締めつける輪がずっと上まで繋がっていて、水を曳き揚げて居るのが解る
空の高い処では、踏み荒らされていない記憶が風の中に洞穴をつくっている
そこではごつごつした皮に鎖され、毛の逆立つような冷たさが、遠くの足指のような
温かさの裡から伝い上って来る。 次第にそれは高く昇って、締め付ける輪から、
星のように花開いて滴り落ちる
コンピュータの陰になっている細い窓に手を突くと、針のように落ちる雨の跡が見える
いつの間にか睫に水滴がついて、視野の一部が鳥の目のように、不意に大きくなったりする
音を聴く為には、非常扉を解除して、裏返しのような階段を昇る
暫く出口の傍で佇んでいるとサーサーと響く音がする。 輪が廻っている音かもしれない
鱗木に止まって、小さな歯を煌かせている始祖鳥。 最初に飛べると思ったのはどの眸だろうか
半眼に鎖された大きな目は、濁っているように見えて、遠くの雨を映している
瞼の下で、風に冷たく睫がそよいでいる。 羽毛に覆われた薄い胸が、静かに上下している
鱗木は羊歯植物で、石炭紀に地上数十メートルに達する大森林をつくった
始祖鳥は、それより百年程後のジュラ紀に顕れた。 爬虫類に近く、地面を走ったり
転んだりしている裡に、鱗が羽毛になったともいわれている。 そうだろうか
テレビで、南米の波打つ短剣に似た角を頭に生やしたナナフシが、枯れ枝に擬態する前に
ゆったりと踊るのを見た。 腕を差し伸べ一頻り踊ると、畳んでそれきり動かない。 踊る訳
は知られていないというが、木の律動に合わせ節々を解しながら、仮居に溶け込む間合いを
計って居るのだろう。 そうでなければ二度と動けなくなる。 獲物が来ても。 焔や嵐が来ても
最後の鱗木は、石炭紀から百年程後迄残り、最初の始祖鳥は、ジュラ紀より百年程前には
未だ蜥蜴で、高い木の上で、葉枕に身体を擦り付けながら風に吹かれて居たかもしれない
葉枕と葉柄から成る、鱗木の鎖された目は、昔は葉だった
葉は天辺で樹冠をつくり、空へと高く差し伸ばされる。 もっと高く伸びる為に、葉が落ちて、
無くなると目になる。 空を夢見て、固く鎖された目に
硬い瞼に雨が伝っている。 下のほうの目が一つ、二つ開いた。 雨を見て、周りの鎖された
目を牽き連れ、上へ登っていった。 蜥蜴になって。 天辺に着くと風にそよいで居る葉が在った
目はそれを見て、葉だった頃を思い出す。 眠ったまま曳き摺られてきた目が夢の中で
鱗から柔らかな瞼に戻り、長く睫を伸ばして羽になった
肋骨が籠のように発達していなくて、胸骨も残っていないから、羽搏いて飛ぶことは出来ない
前肢の爪で高く攀じ登り、風に吹かれてやがて左右の翼を広げ、尾を伸ばして滑空した
墜ちていく雨と、伸びていく葉の間を
誰でも夢を解き放つ力がある。 雨となって滴り落ち、木となって限りなく伸びていった夢が、
半眼の爬虫類へと通じたように。 同じ夢、空と、大地の夢。 夢を肌から解き放つために、
幹に寄り掛かる。 半眼で遠くを見つめていると、ふと頭を締め付けて居た輪が
冷たい雫を滴らせながら離れていき、星の渦となって耀くのを見る
地上数十メートルの窓から、夜更けに鱗木の夢を辿る。 空から還れなくなった飛行士たちも
居た。 輪を喰い込ませたままの頭蓋骨は、深い霧に包まれて、静かに記憶の枝の分れ目に
凭れている。 眸は流れ去ってしまった。 ガラスに細かな滴が伝っている
下まで行き着けるだろうか。 何処かで自分を見失わず
始祖鳥は世界で十体見つかっている。 最初の一つは、羽一枚の跡だけ。 よく知られた
大天使のような二体は完全で羽も揃っている。 目はとても大きい。 石になって地上近くに
留まった。 頭を締め付けて居た輪はもう無い。 夢を運んで、空へ還った
空の高みで鱗木の堅い腕が、大気の波の上にぽっかりと拳を突き出す。 ずっと下のほうでは
雨が降っている。 硬く鎖された葉枕が一つ、二つ目を開く。 星々を見返しても破れない、
透き通った柔らかな、大きな瞳を持って居る。 ゆっくりと息を吐くような視線の先に、
壊れた衛星が漂っている。 もう、皆眠ってしまった。 まどろんで居た輪が、鼓動のように
耀きを弱めていく
廃坑のような、深い川床を歩いていた。 雨が止んで、地上を弓なりに横切っている空に
星が一つ、二つ浮かんだような気がしたが、暗過ぎて判らない。 額に廻る明りは
弱くなって、時々しか辺りを照らさない。 一面にごつごつした壁のような幹がある
高過ぎるのか低過ぎるのかも、もう判らなくなった
古くなった空気の中で、まどろんで居る飛行士の顔に灰色の髯がぽやぽやと伸びて、
奇妙な陰が、弾力のない肌を這い進んでいく。 涙が流れずに跡だけが刻まれる
何かが開く音がした。 照らし出されたのは、羽の生えた木。 振り返って大きな目で見つめ、
踊るような仕草で羽と尾を広げ、飛んだ。 鱗と爪の付いた指が薄明るい夜空に差し延ばされ、
仄光る輪がずっと付いていった
高い処へ攀じ登っていき、一息ついて眠ってしまう前に、薄く羽のそよぐ両腕を広げ、空を蹴って
滑る。 鎖された堅い瞼の上を、指を喰い込ませてずっと攀じ登って来た。 震えを抑えていると、
最後の鱗木と最初の始祖鳥の間に、風の洞穴が開かれていく。 木々の記憶の中を、
雲梯を辿るように、何処までも。 夢は羽搏かずに、そっと息を潜めて滑空する
瞼の中で目がゆっくりと水になって、仄暗い坑道を下っていく
いつか来たことのある洞穴。 朧に幹と樹冠が連なり、微かに風が吹いている
いつも頭を締め付けている輪がある。 後ろから蟀谷まで、時には額まで
目を閉じて居ると、後ろにごつごつした幹が当たって、菱形の葉枕が並んで居るのが判る
闇に拳を突き出して居ると、鼓動も彼方此方へ突き出して、全身が堅く覆われ、
身体が鱗木の一部になって、中空に飛び出している
地上数十メートル。 今、一体どの辺りに居るのだろうか。 地面は何処に在るだろうか
幽かに雨の響く階段で坐って居ると、昔其処に在った鱗木がそっと頭の後ろに触れる
締めつける輪がずっと上まで繋がっていて、水を曳き揚げて居るのが解る
空の高い処では、踏み荒らされていない記憶が風の中に洞穴をつくっている
そこではごつごつした皮に鎖され、毛の逆立つような冷たさが、遠くの足指のような
温かさの裡から伝い上って来る。 次第にそれは高く昇って、締め付ける輪から、
星のように花開いて滴り落ちる
コンピュータの陰になっている細い窓に手を突くと、針のように落ちる雨の跡が見える
いつの間にか睫に水滴がついて、視野の一部が鳥の目のように、不意に大きくなったりする
音を聴く為には、非常扉を解除して、裏返しのような階段を昇る
暫く出口の傍で佇んでいるとサーサーと響く音がする。 輪が廻っている音かもしれない
鱗木に止まって、小さな歯を煌かせている始祖鳥。 最初に飛べると思ったのはどの眸だろうか
半眼に鎖された大きな目は、濁っているように見えて、遠くの雨を映している
瞼の下で、風に冷たく睫がそよいでいる。 羽毛に覆われた薄い胸が、静かに上下している
鱗木は羊歯植物で、石炭紀に地上数十メートルに達する大森林をつくった
始祖鳥は、それより百年程後のジュラ紀に顕れた。 爬虫類に近く、地面を走ったり
転んだりしている裡に、鱗が羽毛になったともいわれている。 そうだろうか
テレビで、南米の波打つ短剣に似た角を頭に生やしたナナフシが、枯れ枝に擬態する前に
ゆったりと踊るのを見た。 腕を差し伸べ一頻り踊ると、畳んでそれきり動かない。 踊る訳
は知られていないというが、木の律動に合わせ節々を解しながら、仮居に溶け込む間合いを
計って居るのだろう。 そうでなければ二度と動けなくなる。 獲物が来ても。 焔や嵐が来ても
最後の鱗木は、石炭紀から百年程後迄残り、最初の始祖鳥は、ジュラ紀より百年程前には
未だ蜥蜴で、高い木の上で、葉枕に身体を擦り付けながら風に吹かれて居たかもしれない
葉枕と葉柄から成る、鱗木の鎖された目は、昔は葉だった
葉は天辺で樹冠をつくり、空へと高く差し伸ばされる。 もっと高く伸びる為に、葉が落ちて、
無くなると目になる。 空を夢見て、固く鎖された目に
硬い瞼に雨が伝っている。 下のほうの目が一つ、二つ開いた。 雨を見て、周りの鎖された
目を牽き連れ、上へ登っていった。 蜥蜴になって。 天辺に着くと風にそよいで居る葉が在った
目はそれを見て、葉だった頃を思い出す。 眠ったまま曳き摺られてきた目が夢の中で
鱗から柔らかな瞼に戻り、長く睫を伸ばして羽になった
肋骨が籠のように発達していなくて、胸骨も残っていないから、羽搏いて飛ぶことは出来ない
前肢の爪で高く攀じ登り、風に吹かれてやがて左右の翼を広げ、尾を伸ばして滑空した
墜ちていく雨と、伸びていく葉の間を
誰でも夢を解き放つ力がある。 雨となって滴り落ち、木となって限りなく伸びていった夢が、
半眼の爬虫類へと通じたように。 同じ夢、空と、大地の夢。 夢を肌から解き放つために、
幹に寄り掛かる。 半眼で遠くを見つめていると、ふと頭を締め付けて居た輪が
冷たい雫を滴らせながら離れていき、星の渦となって耀くのを見る
地上数十メートルの窓から、夜更けに鱗木の夢を辿る。 空から還れなくなった飛行士たちも
居た。 輪を喰い込ませたままの頭蓋骨は、深い霧に包まれて、静かに記憶の枝の分れ目に
凭れている。 眸は流れ去ってしまった。 ガラスに細かな滴が伝っている
下まで行き着けるだろうか。 何処かで自分を見失わず
始祖鳥は世界で十体見つかっている。 最初の一つは、羽一枚の跡だけ。 よく知られた
大天使のような二体は完全で羽も揃っている。 目はとても大きい。 石になって地上近くに
留まった。 頭を締め付けて居た輪はもう無い。 夢を運んで、空へ還った
空の高みで鱗木の堅い腕が、大気の波の上にぽっかりと拳を突き出す。 ずっと下のほうでは
雨が降っている。 硬く鎖された葉枕が一つ、二つ目を開く。 星々を見返しても破れない、
透き通った柔らかな、大きな瞳を持って居る。 ゆっくりと息を吐くような視線の先に、
壊れた衛星が漂っている。 もう、皆眠ってしまった。 まどろんで居た輪が、鼓動のように
耀きを弱めていく
廃坑のような、深い川床を歩いていた。 雨が止んで、地上を弓なりに横切っている空に
星が一つ、二つ浮かんだような気がしたが、暗過ぎて判らない。 額に廻る明りは
弱くなって、時々しか辺りを照らさない。 一面にごつごつした壁のような幹がある
高過ぎるのか低過ぎるのかも、もう判らなくなった
古くなった空気の中で、まどろんで居る飛行士の顔に灰色の髯がぽやぽやと伸びて、
奇妙な陰が、弾力のない肌を這い進んでいく。 涙が流れずに跡だけが刻まれる
何かが開く音がした。 照らし出されたのは、羽の生えた木。 振り返って大きな目で見つめ、
踊るような仕草で羽と尾を広げ、飛んだ。 鱗と爪の付いた指が薄明るい夜空に差し延ばされ、
仄光る輪がずっと付いていった
高い処へ攀じ登っていき、一息ついて眠ってしまう前に、薄く羽のそよぐ両腕を広げ、空を蹴って
滑る。 鎖された堅い瞼の上を、指を喰い込ませてずっと攀じ登って来た。 震えを抑えていると、
最後の鱗木と最初の始祖鳥の間に、風の洞穴が開かれていく。 木々の記憶の中を、
雲梯を辿るように、何処までも。 夢は羽搏かずに、そっと息を潜めて滑空する
悪に堕ちることによって
本来の機能が変化するって面白いです。
それはそうと
確かに「五徳」って良い響きですよね。
何が徳なのか分かりませんが(笑)
他に「十徳」ってのもありましたね。
離縁された女性の話は哀切ですね。
昔から、男は横暴なんですよね。
今でも、そうですからね。
まぁ、ちゃらんぽらんな女もいますがね。
大体、浮気を肯定するやつが4割もいるっていうんですから話になりません(笑)
裏切られた人間の悲しみを想像出来ないんでしょうね。
後、能に関しては
最近、NHKの「100分de名著」でやってた所です。
芭蕉も大概良かったですが
世阿弥もとんでもなく良かったです。
やっぱり、日本人に合いますね。
hazarさんがNHKご覧になれないのが残念です。
また、能に鉄輪 (かなわ) というのがあって、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E5%A7%AB#.E9.89.84.E8.BC.AA
夫が若い女のもとへ通うようになって離縁された女性が鬼になって恨みを晴らしたいと御百度を踏むと、五徳 (レンジの上にある鍋を載せる黒い鉄の足のついた台、いい名ですよね …)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%BE%B3
を逆さにして、その足 (その頃は三本) に蝋燭を灯したものを被れというお告げがあり、その通りにすると鬼になってしまう … 持っていた … (何だったか … ) を、ばたん、と取落とし、自らを恐れうろたえ、独居の部屋から立ち去る … その後、夫と若い妻が眠る処へ枝のようなものを持って現れ、その枕元で、このように捨てられ …、と呟き、手を顔の前に持っていって俯く … シオリという仕草で、その深い悲しみと苦しみに打ち拉がれた様子が滲み出て、宝生能で観た時、涙がこみ上げたものです … 実は、その枕元には、陰陽師がそれぞれから切った髪をつけた紙人形が置かれて居て、鬼となった女性はそれに向かい端坐し震える声で恨みを述べ、その髪を掴んで泣きながら枝で力無く鞭打つのですが、本人たちは隠れていて、陰陽師が激しく退散の経を唱えると、はっと立ち上がってうろたえ、我が身と夫らを呪い苦しみながら闇の中、何処かへ紛れていく …
酷いじゃないか … と観終わった後、思ったのですが、このシテのかたの解釈がそうだったからで、そう演じていないものも多々あるようなのに気づき … このシテのかたものがまた観たいと思っていたのですが … 御名が想い出せず …、今調べてみたのですが、東川 光夫 様 だったか …
http://www.hosho.or.jp/schedule_year
あの天使の輪って締め付けることもあったんでしょうか。
維管束が円周状に通っていることも興味深いです。
「ツリー・オヴ・ライフ」は下世話に言ってしまえば
正しく「厨二病」なんです。
私も人のこと言えないんですが
やはり、大々的に発表するのなら
もう少しは受け手の身になって欲しかったです。
ホーキング博士の本は二冊ほど読みました。
そらもう、見事に分かりませんでした(笑)
まぁ、物理の基礎もまだ身に付いてませんので仕方無いっちゃ仕方無いんですが
MITのウォルター・ルーイン教授の講義はどえらい分かり易かったので
やっぱり、語り口ってのはあると思います。
とりあえず、「ブラック・ホール」云々は
難し過ぎますので基礎を勉強したいですが
「事象の地平面」という言葉が
ミーハーに好きでしたので
無くなるのは淋しいです(笑)
後、一流の哲学者の言葉は
さすがに物事の本質を気持ち良く
ズバッと言い当ててますが
数が少ないので、そればっかりの引用になってしまうんですよね(笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%AD%E7%AE%A1%E6%9D%9F
こめかみは顳顬を使おうと思っていたのですが、Wiki を見て、此方に替えました …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%82%81%E3%81%8B%E3%81%BF
漢字の 「蟀谷」 は中国語をそのまま導入 … 「蟀」 はコオロギのことだが、この字が使われる理由は不詳 … とありますが、蟋蟀の顔を正面から見ると、こめかみの辺りが窪んでいませんでしたか … ? と、探していたら、そうでないのばかり … 虫の顔をたくさん見て気持ち悪くなってきた …
マリック 監督 の 「ツリー・オヴ・ライフ」 は、もしかしたら好きなタイプなのかもしれませんが、観ていません … 宗教自体はどれも同じように興味が尽きないのですが、強く宗教的なのは居心地が悪いというか …
独りよがりでは何方にも負けないのですが、心に喚起されるイメージというのは、言葉を用いる場合、適切にかつ劇的に表現されれば、その意味する処の、それぞれの人の体験に沿った、それぞれに異なる原風景というか、美しい大切なイメージが喚起できることがありますよね … そういうものが書きたいなぁ、と … 大それた …
そういえば、ホーキング博士がブラックホールがないことが解った、とおっしゃられているそうですが … ビッグ・バンとかもない、という説もあるようですし …
http://wired.jp/2014/01/27/black-holes/
何というか、この問題はずっと気になっていて、光の粒子と波動の在り方とも共通するのですが … 物というか存在というか、空間というか時間というか、何でも内と外のようなものがあって或る存在が生じていて、その内と外は背中合わせの異なる次元のようなもので …
… とかいうより、前の処で引用してくださった哲学者のかたがたのおっしゃりようは、正に物理学の公式というか真理を詩的に表した俳句のようで、 alterd 様 にぴったりの素晴らしいものですね … いつも長たらしく書いている裡にどうでもよくなる自分のが厭になりますが … 仕方なく …
能天気な孫悟空を思い出しますが
この詩は、どちらかというと
テレンス・マリックの「ツリー・オブ・ライフ」の雰囲気ですね。
独りよがりでつまらない映画だと思いましたが
恐竜が出て来るシーンだけは良かったように思えて来ました。
後、いつものように、いくつか知らない漢字がありました。
蟀谷や葉枕ですが
植物学をほんの少しだけ齧ったことがありましたので葉枕は嬉しかったです。