CPAC JAPANの立ち上げとトランプ秘話
【3月18日IFAセミナー】【JCUインサイト】
トランプ大統領スピーチ CPAC2023 ワシントンD.C.
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次期大統領選挙について何を語ったのか!?
例年通りCPAC会場は熱気に包まれていました。
会場にいるような臨場感が味わえる、必見の機会です!
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【質問】遺伝子改変メダカを未承認で飼育、
販売したとして5人が逮捕された事件がありました。
2018年には中国で遺伝子操作を行った受精卵による
赤ちゃんが生まれたこともありました。
遺伝子改変による影響については様々なリスクが言われており、
我々の生存にも関わる重大な問題であると感じています。
私は、人間にとっての病害虫も含め、
あらゆる生物が絶妙なバランスで成り立っているのが
生態系であると考えているため、
この技術を乱用してはならないと考えますが、
先生は遺伝子改変についてはどのようにお考えですか?
生態系が崩れて異変が起きる
遺伝子操作のリスク
0:00 ヒデキとモリヨのお悩み相談【第615回】
0:06 遺伝子操作と倫理的問題
長生きする人に共通する特徴は何か。医師の和田秀樹さんは
「少しぐらいコレステロール値が高くても、
小太りであっても気にしない方がいい。
ある研究では、健康で100歳以上長生きした人ほど
肉を食べていることがデータから証明されている」という.
※本稿は、和田秀樹『70代からの元気力』(三笠書房)
の一部を再編集したものです。
■データから証明「100歳以上長生きの人ほど肉を食べている」
「長寿の人は何を食べてきたのか」というテーマで、
研究をしている人がいます。 医学博士の柴田博先生です。
柴田先生は、その成果を『長寿の嘘』(ブックマン社)という本に
まとめています。私は、その本で解説文を書かせていただいたほど、
柴田先生の意見や指摘に共感しています。
柴田先生は、「百寿者(100歳以上の人)」の研究を続けてきたことでも知られています。日本はもちろん、世界中の健康で長生きした
「百寿者」の食生活を調べているので、裏付けがしっかりしているのです。
さらには、さまざまな数値データを検証して研究をまとめているので、いわば「健康長寿のノウハウ」が凝縮されている観さえあります。 仕事であれ、勉強であれ、スポーツであれ、
私たちは「できる人・成功している人」から学び、
「何をすれば成功するのか」というコツを知ろうとします。
「できる人・成功している人」のノウハウを抽出するというのは、
どの世界であれ有効な方法であると言えるでしょう。
「健康長寿」についても、まったく同様のことが言えます。
実際、百寿者に対して、「健康で100歳以上長生きした人は、
何をしていたのか」をダイレクトに探ったほうが、
はるかに現実的で有効な答えが見つかるはずです。
それが柴田先生の研究なのです。
柴田先生の研究をひと言に要約すれば、次のようになります。
「長生きする人は肉を食べてきた」。
意外に思う人もいるかもしれませんが、
柴田先生の「百寿者」のデータが、それを実証しているのです。
■百寿者・日野原重明先生の「長生き上手」のコツ
百寿者ほど、肉を食べている。
実際、少しぐらいコレステロール値が高くても、
あるいは小太りであっても、「肉を食べてきた人が
いちばん長生きする」。『長寿の嘘』で、柴田先生は、
そういうデータをいくつも挙げています。
人間はもともと「肉食動物」です。
肉に含まれる成分が、「肉食動物」である人間の
「健康長寿」に有効というのは、ある意味、うなずけます。
実際、いくつになっても元気な人ほど肉が好きだし、
ふだんの食生活にも肉料理を取り入れていることが多いものです。
たとえば、100歳を超えるまで、現役の医師として活躍し続けた
日野原重明先生(享年105歳)。 『生きかた上手』(ハルメク)
などの著作でも知られる日野原先生ですが、
週2回の肉料理を楽しんでいたことは有名な話です。
そもそも、わたしたち日本人も「肉食」の恩恵を受けているのです。
戦後数年までは世界でもトップレベルの短命国だったのに、
現在では、世界一の長命国になっています。これは、戦後、
「日本人の食生活が、肉を食べる食生活に変わった」
ということと大いに関係があるのです。
「肉食」が日本人の免疫力、抵抗力を高めてくれたのです。
■健康数値の異常は医学界が決めた「正常値」の枠を外れているだけ
いくつになっても、心も体も元気な人には、意外な共通点があります。
中高年の頃から肉をよく食べていて、太り気味の人が多いのです。
私は、長い間、高齢者の患者さんと向き合ってきた中で、
前々から、この事実に気がついていました。
肉をよく食べて、太り気味の人は、血圧や血糖値が高めでも、
エネルギッシュで若々しい人が多いのです。
この観察結果は、現在のいわゆる予防医学の見解とは、
まったく異なります。
ただ、日本という国は、世界でも例を見ないくらい、
中高年になって、健康診断の数値に「異常」が出ると、
すぐ「要再検査」「要精密検査」の通知が来ます。
その大半が、コレステロール値、血圧、そして血糖値、
あるいはメタボ健診の数値です。ただ「異常」とは言っても、
私に言わせれば、医学界が決めた
「正常値の枠内に収まらない数値」ということに過ぎません。
「要再検査」「要精密検査」の通知が来ると、
その反応は2つのタイプに別れるようです。
1つは「まずいな。まずは食生活を変えて脂っこい食事は控えよう。
場合によっては薬を飲んで数値を改善する必要もある」
と深刻に受け止めるタイプ。
もう1つは、それとは逆に、「そうは言っても、
こんなに調子いいし元気なんだから、
気にしなくていいや」とのんびり構えるタイプです。
私は医者ですが、明らかに後者のタイプです。
健康数値が悪いのに、医者がなぜ、
のんびりと構えていられるのでしょうか。
本稿で紹介するように、60代、70代の人生には、
健康数値より大事なものがたくさんあることを知っているからです。
これまでは、どちらのタイプの人が、結果として
健康で長生きできるかというデータはありませんでした。
そこにデータを提供してくれたのが、
前項で紹介した柴田先生だったのです。
柴田先生の研究結果は、まさに青天の霹靂でした。
どの健康数値でも、基準値より高い人たちのほうが、
健康で長生きしていることがわかったのです。
これは少なくとも、肉を食べることが、健康長寿の妨げになるどころか、
むしろ、心と体の健康を支えてくれるということを証明したわけです。
この事実は、先ほどの私自身の実感とも一致するので、
大いに共感したことを覚えています。
■老化の分かれ道は「若く見られたい」と思えるか
70代の男女を比較すると、
男性は女性以上に保守的になるように思います。
ちょっと意外に思う人もいるかもしれません。
と言うのも、70代の男性と言えば、団塊の世代だからです。
団塊の世代と言えば、学生運動あり、ヒッピー文化ありと、
まさに日本人の価値観が激動する中で青春時代を過ごしてきた世代です。
考えようによっては、70代の男性は、
いま生きている日本人男性の中では、
もっとも革新的な世代であったはずです。
そのもっとも革新的だった世代の男性が、
70代になると保守的になる。
実際、70代になって、「70歳を過ぎて、ギラギラしているのは
みっともない」といった「歳相応の考え方」をするのは、
女性よりむしろ男性のほうが多いように思います。
女性はどうかといえば、80歳だろうが、90歳だろうが、
若く見られることを素直に喜ぶものです。
逆に、男性はあまり見た目を気にしなくなります。
それが老化につながっていくのです。
実際、70代の夫婦は、ほとんどの場合、
女性のほうが活動的で元気です。
男性は定年を迎えてしまうと人づき合いも減るし、
外出の機会も減ってきます。
もちろん、最近は、元気な70代がどんどん増えています。
男性でも地域やボランティアの活動に積極的に参加したり、
会社勤めの頃には遠ざかっていた趣味や
遊びに夢中になったりする人もいます。
ただ、全体としては、そういう男性はまだ少数派のように思います。
高齢者医療の現場にいると、実際、元気のない70代男性をよく目にするのです。
■「男性ホルモンの減少」という大問題の解決法
70代の男性は、同世代の女性より、枯れてくる人が多い――。
70代のこの男女差は、性ホルモンの量で説明できます。
年齢とともに、男性は男性ホルモンが、
女性は女性ホルモンが減ってきます。
性ホルモンとは、簡単に言えば、
男女それぞれの「らしさ」を作るホルモン。
ですから、年齢とともに、男性は「たくましさ」が、
女性は「ふくよかさ」が、明らかに
外見から失われていくことになります。
ただ、これは「見た目の問題」だけではありません。
「心の問題」でもあるのです。
男性ホルモンが減ってくると、男性はどうしても
「意欲」や「バイタリティ」が衰えてくるのです。
これが枯れてくる70代男性が多い理由です。
それに対し、70代の女性がなぜ活発で行動的になるのかと言えば、
女性ホルモンが減る代わりに、男性ホルモンが増えてくるからです。
それまでは押さえ込まれていた「意欲」や
「バイタリティ」が勢いづいてきます。
実際には、もっと複雑な生理的メカニズムが働いているのですが、
わかりやすく説明すればそういうことになります。
ただ、70代の男性は、この現状のままで満足なのでしょうか。
人生100年時代、寿命が延びて、仕事をリタイアしても
長い人生が残っています。それなのに、自分からわざわざ
「枯れてくる70代人生」を目指す必要はないでしょう。
その解決策の1つが、ズバリ「肉を食べること」なのです。
「たくましさ」や「意欲」「バイタリティ」を
よみがえらせるだけでなく、70代にもなれば、
誰もが穏やかで心の広い男性になりたいと思うはず。
そのためにはまず、幸福感に満たされていなければいけません。
そして、その幸福感をもたらしてくれるのも、肉なのです。
和田 秀樹(わだ・ひでき) 精神科医 1960年、大阪市生まれ。
精神科医。東京大学医学部卒。ルネクリニック東京院院長、
一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師。
2022年3月発売の『80歳の壁』が
2022年トーハン・日販年間総合ベストセラー1位に。
メルマガ 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」