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社長のひとりごと

社長のひとりごとです。ただし、病気ではありません。

最近見た本は?

2011-05-21 12:23:08 | 日記
私の目の前に一冊の写真集がある。
この写真集を紹介したい。

「巨大津波が襲った」
河北新報社出版 1,000円

仙台で被災した親友から頂戴した。

見開き1~2ページには
大津波が仙台平野をまさに襲いかかろうとしている。
それから続くページは皆さんがテレビや新聞で何度となく見た光景。

デジカメやビデオ、携帯カメラの普及で国民総員が「カメラマン」であり、
観たくもない光景であるが、後世に残しておかなければならない写真映像である。

20ページから「惨状」に変わる。
雪が降り続く中、消防や自衛隊員が毛布を掛けた担架を運んでいる。
次のページで、死体が写っていないか、写真を良く見る自分が醜い。

53ページ。
小学生とおぼしき女の子が一人倒れた電柱に座っている。
良かった、と思う気持ちから、一人?家族は?と思う気持ちに変わる時間はたいして掛からなかった。
2ヶ月以上経った今日の新聞にもまだ死者の名前が掲載されている。

80ページからは「救助」。
警察、消防、自衛隊、そしてアメリカ軍や各国の救助隊。
最高の人材です。
感謝です。

ボランティアの皆さん、自分たちの健康にも留意してください。

105ページ。
雪が降り続く中、支援物資を受け取るため鍋を持って並ぶとは、
この女性は3月10日には思わなかったでしょう。

普通のなんでもない生活が一番。

過去の経験

2011-05-13 17:15:48 | 日記
親友が30年ぶりに秋田に凱旋しました。
あえて「凱旋」としたのは、某大企業の副支店長として栄転してきたからです。

彼は高卒。
今ではその企業は高卒は採用せず大卒ばかりで、私の娘も就活しましたが
箸にも棒にもかからないほどの人気大企業です。
その中でコツコツ頑張り、副支店長さまです。
心から祝福しています。

団塊世代の大量退職により就職状況も変わるのかな、と思案していましたが
変わらず狭き門となっているようです。
娘は「又落ちた」と毎日パソコンに向かっています。

私は商業高校でしたが、銀行は面接だけで都市銀行はOK、日本銀行でさえ毎年一人は採用してくれる
時代でした。金融関係はよほど成績がダメでなければ100%就職できた時代でした。

私は当初公務員志望でしたので各公務員試験を受験しましたが、ことごとく落ちて11月。
有名な企業は何も残っていなかった状態の中で担任から「これに行け」と話され、
ろくろく中身も確認しないで面接に行き、そのまま合格。
それが旅行会社でした。
たばこや酒、麻雀など社会勉強を教えていただきました。
感謝。
良い思い出として残っています。

その時に身につけた「教養」がその次の仕事に役立ちました。