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大企業社員のT君、「太平のわらびを食べたい。アクを抜いて、食べるだけにしてからくれ」と殿様要望。
親友のためなら仕様がない。
昨日山へワラビ採りに行って来ました。
私は秋田市の郊外、太平という農村地帯で育ちましたが、農家でも無く。山林や畑地も無い鉄道屋の息子として
育ちました。
性格だと思いますが、山歩き(主に山菜採り)は余りしたくはありません。
一番の原因は「蛇」です。
どうしてもダメです。
現物は当然、テレビで放映していてもダメです。
2番目には「山菜の名前がを覚えられない」
ワラビやタケノコ(秋田でいう根曲がり竹)は判りますが、
「シドケ」「ホンナ」「ウド」などはおひたしで出されると大好物なのに、いざ、山中で発見しても素通り状態です。
発見と書きましたが、眼中に入っていても判らずじまい。
「これだよ、これを採って来い」と現物を見せられ、それと同じ山菜を採ることは出来ますが、
それ以外は私の目には全て「山の草」
興味が無いんだね、多分。
私の地元、太平でワラビが取れる話しは聞いたことが無かった(私が知らないだけか)ので
昨日午前9時頃から岩見山内という所へ行きました。
3年前ぐらいに連れて行ってもらったことのある山へ行きました。
そこに、椎茸の原木作りのため木を切り倒している方たちがおり、
その中の一人が、
「蛇はたいしたこと無い。熊だ。熊は今頃はこの奥(2つも3つも山の向こう側のこと)のタケノコの生えている所にいる。
それが無くなれば近くに来るけどな」
手で持てるだけのワラビを採り、早々に退散してきました。
山の神様、いただきます。
次は海の神様、お願いします!。