社長のひとりごと

社長のひとりごとです。ただし、病気ではありません。

贖罪

2018-07-16 09:51:47 | 日記
キリスト教徒ではないが、敢えてキリスト教の宗教用語である
「贖罪」をつかわせて貰う。

私は公職で30年、市民、県民、国民の為に奉職した。
自慢である。
人のために尽くす。
自分の正確からしてベストの選択だったと感じる。

しかし、人の為に尽くすべき時に尽くしていなかったことがある。
ボランティアである。

東日本大震災の時も、今回の西日本豪雨災害の時もそうだ。
秋田県で発生した日本海中部地震の際は公務の真っ最中だったので
業務として携わった。
決してイヤイヤではなく、本当に心から尽くした。

テレビで全国からボランティアの方がスコップ一丁で汗を掻き掻き頑張っている
姿を見るたびに「体調を万全に」と心から願っている。

そう思ったら行ったら良いじゃないか!と自分の心に問いかけている。
大震災の時がそうだった。
行けなかった。

自分の會社を立ち上げ2年目。
経営が思わしくなく、金策に一日中考えていた時だった。
震災のひどさは十分理解していたが、それよりも自分だった。
持っていた小銭を全て募金箱に入れるのが精一杯だった。

何を言っても言い訳に聞こえる。

岡山や広島に東北からボランティアに行っている方がいるそうだ。
大震災の時の恩を少しでも返したいそうだ。
頭が下がる。
後悔よりも贖罪の方が自分には当てはまる。

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