今回のテーマは、不妊患者の心理 についてです。
母性神話・・・「女性にはもともと、母性が備わっている」とか、 「子どもを産めば、自動的に母性がわいてきて、自然に子どもの世話をしたくなる」とか、言われ方をしてきました。
僕は女性が可愛いし、そう思って子を育てている姿は男より子をかばうと思っています。しかし、現実にはそうばかりではなく、育児放棄に代表されるような状況に追い込まれ、一種の病気的な症状としてイライラが募ったあげくの行動が起こってしまうことも多いのが現実でしょう。
結婚して初めて一人前という社会通念
社会通念通り、結婚後は二人で 家庭を作り、男性は 家族を養い、女性は 家庭を守る 考え方をしてきました。
僕も 結婚した時点から、心改めて 仕事・地区行事・親戚・親 のことにも 目を向けた 家庭を作ってきました。 一人前になったと言うより、責任を持った行動をしないといけないんだと言う自覚が 成人式を 二十歳で祝った時よりも 格段に自覚しました。
これは、晩婚化と言う風潮ですが、その一人前と言うか 人として 責任持った行動をしなくてもまだ良いんだ、給料もそこそこもらっているし、仕事も自由に選べるし、親だって金がないと言えば 家賃払わずに 住まわせてくれるし、洗濯だってしてくれるし、不自由はない、結婚で 縛られたくない、このままの方が 良いと考える方、金はある、給料をもらって、アパートに1人で暮らし、束縛されるのは嫌だ、結婚なんてしないでも良いと考える方もおられるのではないですか。
結婚をされてない40代の方を前にして、結婚しないことを、結婚してないことを話題にして話そうとは僕は思いません。 なぜなら、個人の自由でしょと言われ、それ以上話してもその方を結婚したという考え方に変えるなんてことできるわけがないからです。
しかし、僕は結婚と言う とても素晴らしい出会いが持て、家庭が作れました。 僕にも今では会話を持てない妻がいます。 考え方が合わず、話したくても全てに背を向けられていますが、家庭がありますし、父も居ます。 親の介護も一苦労です。何とか身の回りのことはヘルパーさん・デェイサービスの介護を受け、会話の無い二人の生活は黙々と続いています。ありがとう何て望んでも実現しません。88歳の父の気持ちは分かりませんが、おいしいと言いながら毎食食事は残さず食べています。
通念何てうわべだけの暮らしではありません。 どっぷりと腰落ち着かせた 生活を今送っています。 半人前ではできません。 世間に認められた世界で暮らしています。
結婚すれば子供を産んで当たり前という社会通念
結婚後に会う挨拶みたいな言葉、「子供はできたね?」当たり前ではありません。授からないのです。何とか妊娠したいと願って、セックスをしても 授かりません。
そんなカップルも多くいらっしゃいます。 仕事、家事、旦那への気遣い、ご両親への気遣いなど、これまでの独身時代の生活以上に気を使いますし、休む時間・場所も限られてしまいます。
子供ができるのが当たり前ではないのです。 どう二人で頑張ろうとできないものは出来ないのです。 どうしたら良いんだろう。 不妊治療を受診する垣根もすごく高く、勇気が必要で、受診できていません。
周りが 今度は気を使い、妊娠について 何も触れないようになりました。話題が 薄れ、時間が過ぎて行きました。
たまに見かける子供の手を握りながら歩く姿、楽しそうな声を聞くと いたたまらず、落ち込んでしまいます。
アイデンティティの喪失・自尊感情の低下
次の内、不妊カップルが陥ることが多い 心理状態は どれか?
- 衝撃
- 否認 アイデンティティの 喪失 とは、
- 復讐 自分を見失う、芯に持っていた自分を失う状態
- 孤独
- 悲観
- 喪失感
- 劣等感
- 不安
今回はここまでにします、次回は 不妊患者の身体的苦痛・経済的負担 についてです。
女性ホルモンが乱れると起りやすいのが、月経不順 や 無月経 です。月経不順や無月経が続くときは、ホルモン分泌の調子が悪くなっている可能性が高いというわけです。
また、ホルモンがスムーズに分泌されないと、自律神経のバランスが乱れて、カラダ中に影響が出ることがあります。
たとえば、卵巣の働きが落ちてきて女性ホルモンの分泌量が減ると、視床下部は昼も夜もフル回転してホルモンを分泌させようとします。
そうなるとカラダはパニック状態になり、自律神経まで乱れてきて、頭痛 や めまい、のぼせ や 冷え、イライラ などの トラブルも。
これは間脳にある視床下部が、自律神経の中枢もかねているからです。
脳が ストレス を感じると、ホルモン分泌が乱れてカラダの調子も悪くなります。
反対に、好きな音楽 を聞くなど 心地よい刺激 を受けていると、ホルモン状態 が整って、カラダも元気になります。
これは医学的にもちゃんと証明されていること。
規則正しく、ストレスをためない生活を心がけることが、ホルモンを ベストな 状態に保っていくのに大切なことなのです。
同じような役目が 鍼灸に よってもたらせます。 あなたの身体を整えて健康に。
気の変化、変動を鍼灸により、複雑な状況の中、カップルで 自然に妊娠されるまで、鍼灸を使っての 心、精神的、身体的に 気血の巡りを良くするお手伝いをさせていただき、穏やかな状態で 妊娠され、出産までお手伝いしたいと考えています。
治療院の場所は、コメリ有田店さんの西隣りですので来院時の目印になります。
来院される前に、0955-42-2655 へ
予約の電話 をお願いします。
2016年 6月から 日本不妊カウンセリング学会 カウンセラー養成講座を 受け始めました。
最新の正しい情報をお伝えする為、年間 2回計画されている 養成講座を経て、受験・面接を受け、不妊カウンセラーの認定取得を目指し始めています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます