「寝屋川 平和と市民自治の会」のブログ

平和に人間らしく生きるために「寝屋川 平和と市民自治の会」が取り組んだこと及び今後の予定を知らせます。

PAN5月号を発行しました。

2018-05-10 18:41:22 | PAN

5月号の1ページです。 改憲阻止・市民一人ひとりが尊重される社会へ 安倍政権の支持率が30%を切った(NNN世論調査4/13~15)。朝日・毎日新聞調査でもほぼ同様。小泉元首相も「安倍さんは、引き際、今国会が終わるころじゃないか」と愛想をつかす。  安倍政権の腐朽性は極まっている。森友・加計問題・自衛隊の日報隠し。麻生財務相は、セクハラが報じられた元同省事務次官に対して、「はめられた」とかばう。この国のトップは、ウソとねつ造で市民を愚弄するだけでなく、人権感覚のかけらもないことが明らかになった。  その背景には何があるのか? もちろん、安倍政権の「お友達」の私的利害のためであることは明らかである。しかし、事はそれに留まらない。森友学園は、子どもたちに教育勅語を暗唱させ、運動会で「安倍首相ガンバレ」と唱和させた。戦前の極端な国家主義教育の主柱となった教育勅語を、である。戦争する国をめざす安倍は、この学園の方針を絶賛した。  自衛隊の日報隠しが明らかになっている。戦地への自衛隊派兵(憲法違反)の実態が次々と暴露されることを恐れたから隠していたとしか考えられない。しかし、イラク・サマワの自衛隊宿営地にロケット弾が着弾した日(2014年10月)の日報は出ていない。イラクに派兵された自衛隊員の中で、判明しているだけでも約30人が自殺している。なぜ自殺に追い込まれたのか? 我々には知らされていない。  もっと恐ろしい事件は、日報隠しを追究する民進党小西参院議員に対して、自衛隊統合幕僚監部に勤務する3等空佐が「国民の敵」と恫喝した問題(4月16日)である。こんなことが許されるのか? 憲法9条改悪で、今の流れはどうなるか? 答えは明らかであろう。  3月25日の自民党大会で、安倍首相は「敢然とこの使命を果たし、新しい時代を創り上げていきましょう。」と改憲をあおったという。ならば、我々もこう応えよう。改憲阻止・市民一人ひとりが尊重される社会をめざして、新しい時代を皆さん一緒に創りあげていきましょう、と。そのために「安倍9条改憲阻止!」3000万署名に全力で取り組んでいます。この署名は、5月末が第3次集約日です。まとまった形での国会提出は、6月初旬が予定されています。 お手元の署名用紙に署名が集まっていましたらすぐに返送お願いします。


PAN4月号3ページ

2018-04-09 14:05:09 | PAN
ウソは真実に勝てない
…3/19国会包囲行動の報告

 3月19日、森友文書改ざん問題が暴露され、国会での真相究明に呼応して、連日展開されている国会前行動に寝屋川市民の会から2名で参加してきました。
衆参両院の議員会館前の歩道を埋め尽くす5000名の市民が「麻生ヤメロ」「佐川、安倍昭恵の証人喚問!」「安倍ヤメロ」「国民をなめるな!!」の声、怒りの声をぶつけました。
 18:30からの全体集会に先立って、全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)の独自集会を開催。山川共同代表や土屋足立区議、神奈川の仲間からの発言に続き、私も発言の機会をいただきました。「嘘は真実に勝てない!」「民主主義を破壊する安倍政権を倒そう!」と決意を表明しました。
 全体集会が始まるころには、歩道も、身動きができないくらいに集まった多くの市民が、旗を掲げ、プラカードを持ち集会を待ちました。
 集会は、立憲、共産、社民、沖縄の風(伊波洋一)各党のアピールに続き、豊中の木村真市議が発言。更に、市民連合、日本労働弁護団、安保法制を考える学者の会、練馬9条の会。国会包囲実行委、千人委員会等々と続き、さらに、月末にかけての連続した行動が提起されました。
 地元、寝屋川でも安倍退陣、改憲阻止へ署名、ファックスを広め、創意工夫した取り組みを考えていきたいと思いました。(ヒカル)

川柳コーナー
 嘘つきの名人 どっちだアベ?アソウ?
 9条も 官僚内部も 窮状に
 バツゲーム みたいな政治 止めさせよう
 子供たち 反面教師だよ アベ政権
  以上いずれも詠み人は〝怒り新党〟さんでした。

憲法の黄ばんだ紙見せる公共放送
アベ自民 守りたいのは米日安保
書き換えか 改竄か どちらにしても忖度だ
取り扱い細田に一任 辞職の前触れ
二〇一八年三月二三日  A   さん 

詩も上の川柳コーナーの〝怒り新党〟さんの川柳も読者の方たちの投稿です。上のAさんの川柳は寝屋川駅前での署名時にいただきました







PAN4月号2ページ

2018-04-09 13:41:59 | PAN
3/25トーク・カフェ
「アベ改憲と森友文書改ざん事件について」の報告

3月25日、自民党大会が開催され、改憲案をつくろうとしている時に、トーク・カフェを開催しました。今回は講師を依頼せず、「市議会で改憲反対議員が過半数を得ることが草の根の市民運動を進めるうえで重要」との基調報告の後、各自の思いを語ってもらい交流しました。差し入れされたお菓子とみかんを食べながら、有意義な時間を持つことができました。
90歳の被爆者の方から、「核廃絶ヒバクシャ国際署名の数が増えている。署名が国連の行動をおしあげている」との発言を受けて、「国連で積み上げられている署名を思い出してヒバクシャ署名を集めている。また、昨日参加した集会で『国を守るとはどういうことか』の問いかけがあった。戦前は天皇を守ることであった。今は、国民主権、平和主義、人権の国を守ること。これを破壊しているのが安倍である。」「こつこつと署名を集めることが大きな力になる。私たちのよって立つ基盤に国民主権がある。」「一人で署名を集めている。」と発言が続きました。
「憲法は9条だけではない。前文から大事。天皇は憲法に書かれている国事行為を超えて行動している。」「日本人は利益だけを優先。しかもその罪が軽すぎる。戦争中も一番野蛮だった。」全く同感です。
「安倍の支持率が急落。ならず者の政府。地道に署名を集めるだけではダメ」との発言の後、署名の持つ意義についての発言が続きました。徳島県吉野川河口堰を守る市民運動で勝ったのは署名の力、昨年この場で協力していただいた高槻産廃工場阻止は署名の力で阻止できたなどの報告がありました。
3000万署名運動は市民と対話をして改憲反対へ世論を変える意義があり、是非とも成功させなければなりません。国民主権が憲法でうたわれていますが、それを絵に描いた餅にとどめるのでなく、生かしていくためには、地域で市民が権力に対して声をあげていく地に足がついた市民運動がなければならないと思います。署名を集め、韓国のように大集会、デモができるように市民が変わっていく必要があります。
「署名を集めるだけでは」との発言を受け、事務局では森友問題の逃げ切りを許さないためにも今行動すべきだとの思いから、緊急ですが、4月10日(火)次のような市民アクションを呼びかけます。


4/10森友公文書改ざん真相究明!憲法改悪阻止!安倍内閣の総辞職を求める市民アクション
寝屋川市駅で宣伝行動                 14時~14時30分
寝屋川市駅から市役所までウォーク           14時30分~15時
      歩道を歩きながらプラカード、横断幕で宣伝
市議会に森友問題真相究明を求める要請行動       15時~15時30分
自民党北川議員事務所要請行動             15時30分~16時
香里園駅前宣伝行動                  17時~17時30分
 手製のプラカードを作って、持ち寄ってください。

次回のトーク・カフェのテーマ
「原子力発電に依存しない社会とは?」
4月29日(日)14時~16時30分
産業振興センター
第4セミナー室(4階)
資料代300円
講師 小山 潔さん
(放射能健康診断100万人署名運動
全国実行委員会事務局長)

今後の予定
 毎週水曜日18時~20時
    ミーティング 事務所にて

4・14(土)14時~アベ倒せ国会大行動へ代表を派遣します。
    12時国会正門前(向かって左)に集合

街頭署名行動
毎週土曜日10時~寝屋川市駅東側イズミヤ前で取り組んでいます。日程が変更の時がありますので、参加される方は事前にご連絡お願いします。
4月7日(土)4月14日(土)4月21日(土)はいずれも10時~12時に署名行動を行います。





PAN3月号4ページ

2018-03-11 12:24:55 | PAN
読書案内

私物化される国家    
中野晃一著(角川新書 820円+税)

安倍政権は、トランプ・プーチン・習近平などと同様の傾向を持っている。国家の私物化である。その具体例に事欠かない。
本書は、国家の私物化がされるようになったのはなぜか、これが意味するのは何か、この動向への抵抗をどうすべきか、という観点について日本の政治を焦点に論考したものである。
 この分析の視点に著者は立憲主義を置いている。立憲主義が普遍性を有しているにもかかわらず、現行の政治状況では国家を貶める思想だと決めつけられている。著者はその風潮にあらがう知識人の一人である。
 産経新聞が「日本を貶める日本人をあぶりだせ」との見出しの記事を載せた。その中で著者が対象者とされている。さらに、海外メディアのインタビューに著者が応じたところ、外務省職員が面会に来て脅しをかけている。言論の現場ではこうした圧力が陰に陽にかけられており、これに屈しないことも闘いだ。
本書は、現在の日本の政治状況を総合的にとらえており、問題の在り処を教えてくれる。
(『本だな393号2018年3月』から引用させていただきました。)


今後の予定など

安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名
5月末までに3000万筆を集めよう!

●場所:京阪電車寝屋川市駅東側イズミヤ前(雨天は、フレスト前に移動します)
●日時: 3月10日(土)10時~12時  3月17日(土)10時~13時
     3月24日(土)10時~12時

水曜ミーティング 気楽に参加してください。
  水曜ミーティングでは会運営の論議だけでなく以下のようなミニ学習会をします。
  学習会のテーマ  3/14(水) 福島原発事故から7年
           3/21(水) 自民党改憲案①緊急事態条項
           3/28(水) 自民党改憲案②教育の無償化
                維新の改憲案
毎週水曜日18時~20時  場所:「寝屋川 平和と市民自治の会」事務所
●日程を変更する場合があります。事前に連絡お願いします。


さようなら原発関西アクション(主催 同実行委員会)
3月11日(日)13時30分~本集会(エルおおさか)15時50分~デモ(西梅田まで)
「平和を希求する日韓の市民による共同声明1000人賛同運動」にご協力を!
共同声明は「平和を愛する市民は、戦争路線を進む為政者を超えて手をつなぐことを宣言する」と述べています。南北首脳会談開催を支持し、反戦、反核の東アジア平和構築のために賛同を
お願いします。

PAN3月号3ページ

2018-03-11 12:11:10 | PAN


2/25「守ろう9条!進めよう市民自治!上映会&講演会」の報告 

安倍政権が9条改憲をおこない、日本を戦争する国に変えようと策動しています。
私たちは、安倍政権による9条改憲に反対して、平和と民主主義を守り、市民自治を発展させる手がかりをつかむために、寝屋川市民会館で2月25日、「守ろう9条!進めよう市民自治!上映会&講演会」を開催し、『いのちの海 辺野古大浦湾』というドキュメンタリー映画を鑑賞し、中川哲也さんから『安倍政権で市民自治はどうなる?』というテーマで講演をしていただきました。
  『いのちの海 辺野古大浦湾』は生物多様性が国内で最も豊かな場所の一つである大浦湾を戦争につながる基地の建設のために埋め立てることは取り返しがつかなくなると訴え、静かに大浦湾を守るにはどうすればよいのかを一人ひとりに問い掛ける映画でした。安倍政権が地方自治を破壊し、戦争する国づくりに邁進している典型が、沖縄ですが、私たちは、沖縄でのあきらめない粘り強い闘いに学び、平和と民主主義を守る立場から沖縄県民の闘いに熱い連帯を表明するものです。
中川さんは、講演で「9条をはじめとした改憲は国政だけの問題ではなく、自治体としての権限を奪う等地方自治の役割を一変させる問題でもあります。我々の生活の場に憲法を引き寄せて、市民の取り組みとして、憲法の条文に照らして、市政をチェックし、憲法を活かした政策をすすめることが重要」と論旨明解に、格調高く訴えられました。
交流では、休憩時間に書いた一言メッセージが披露されました。戦争への道を歩んでいるが「平和への道」を歩む必要がある、沖縄に「命どう宝」と言う言葉があるが「日本国憲法も宝」、「世界の宝、9条を守ろう!」などの発言がありました。子どもの虐待などの問題ではケースワーカーなどが素早く対応するなど市の姿勢が大切。「暴言を吐く市長、詐欺で捕まる市議など選挙で選ばないように賢い市民になるために勉強する必要がある。講師には品格があった。」など発言が続きました。戦争できる国は自治体の解体なしには実現しない。それを許さないためにさらに市民自治を発展させなければと痛感しました。

3月例会のご案内

アベ改憲は本当にヤバイよ!
●日時:3月25日(日)午後2時~4時
 各自持参のお菓子を小分けするので早めにご来場を!
●場所:産業振興センター第4セミナー室(寝屋川市駅の西側にある建物)
●内容:
3月例会の案内です。表題の事柄をテーマにする話し合いを行います。皆様の自由な意見交換の場です。新聞報道によると、今月の25日に安倍政権は自民党大会で改憲発議の全容を決定します。
 だけど、私たちはそれを黙って見過ごすわけにゆかず、同日25日の午後に会合を持つ計画を立てました。改憲させないために私たちは何ができるのか、何をしなければならないのかを皆で話し合う会合です。
 「アベ政権の改憲はアカン!」と考えておられる皆様が、一堂に会する場として設定した上記の会合にご参加お願いします。
●会場費 200円:会場使用料として1600円使っています。参加された方に200円ご負担をお願いしています。