大きな地震がありました。
6月18日(月)京阪電車香里園駅前(寝屋川市北部)で早朝7時~宣伝行動に取り組んでいました。8時ごろ下から突き上げるような揺れがありました。写真は私が見た京阪香里園駅の被害状況です。
左の写真 改札口の電光掲示板はパネルが落ちて蛍光灯が丸見えでした。
左から2枚目の写真 改札口を出て南に行き1階に下りる階段の踊り場です。通路のタイルが盛り上がっています。
左から3枚目の写真 北西出口のエスカレーターの手前部分、通路のタイルが盛り上がっています。
幸にして、人がけがをしたとかは聞きませんでした。
ここからはPAN6月号の2ページです。
日韓連帯ツアーを終えて 大同としひろ
日韓連帯ツアーに参加
5月の連休期間に、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)が主催する“日韓連帯ツアー”に参加した。訪れたのは、釜山市と周辺の町と言う事になるけれど、その経済的発展の凄まじさは統計数字では窺えない、目を見張るものがあった。GDPで韓国が世界第11位だと言うのを実感させる光景だった。
巨大な資本が突出している韓国経済は様々な矛盾を露呈させ、それを今回の訪問で目にする事となった。
国境超えた共感
密陽(ミリャン)の超高圧電線―756キロ・ボルトの高圧電流は実際に健康被害を生み出している―は、土地の有力者の農地を回避して、貧しい農民に負担を押し付けている。慶州市の東方にある月城(ウォルソン)の原発施設では、今も「安全神話」が語られて、放射能問題への取り組みが全く為されていない。のどかな農村だった筈の星州(ソンジュ)では、サード(高々度迎撃ミサイル)の配備問題で村人の生活を脅かし、村の人々は単に韓国だけの事じゃなく、東アジアの平和が危ぶまれると捉えて軍備増強に反対している。その姿に、国境を越えた共感を覚えると共に両国の市民が連帯する大切さを痛感した。沖縄の辺野古新基地建設に対して、韓国の人々も問題の本質を深く理解して下さっている。韓国の原発問題にしても同様で、フクシマから学ぶところが大きいと仰っていた。
韓国と日本は、「近くて遠い」関係などではなく、歴史的・文化的に見てもそうなのだけれども、“近くて濃密な関係”の時代に入っている。お互いに隣人として助け合う仲間として、平和で親密な関係をもっと進めなければならない、と思う。愚かな支配者が行った蛮行を決して許さず、それをきちんと清算した上で“共助の関係”を発展させなければ、と強く願う訪韓だった。
市民による民間外交で
≪寝屋川 平和と市民自治の会≫は、政策提言として現状で掲げていないけれど、韓国を含む国際連帯を“市民による民間外交”で進めましょう、と主張して良いのでは、と思います。外交は政府の専管事項などではなく、それもまた市民が引き受けて然るべき愉しい事業なのですから。