「寝屋川 平和と市民自治の会」のブログ

平和に人間らしく生きるために「寝屋川 平和と市民自治の会」が取り組んだこと及び今後の予定を知らせます。

「PAN」2021年12月号3ページの後半

2021-12-22 18:08:55 | 寝屋川 平和と市民自治の会の会報

(写真左)舞台で発言される具志堅隆松さん

(写真右)好評だった白玉ぜんざいの店

10月31日団結まつり(大阪扇町公園)に

白玉ぜんざいの模擬店を出店

 当日は、朝方に雨が降りましたが、まつり開催中は晴天でした。大勢の参加者があり、当会は「白玉ぜんざい」(1杯200円)を作り、販売しました。大綱引きやクイズ大会、舞台での寸劇でのアピールなど交流を深めました。

 メインゲストの具志堅隆松さんは、当日の朝、沖縄から来られました。「沖縄島・南部の戦没者が眠る土砂を、辺野古の埋め立てに使用することは人道上許されない」と沖縄県庁前、靖国神社前などでハンストして訴えられています。

 まつりの場でも、7月沖縄県議会決議(遺骨混じりの土砂を埋め立てに使わないこと、遺骨収集を政府の責任で行うこと)をつけて、全国の自治体に意見書採択の要請文を送り、全国の自治体から決議をあげようと取り組んでいるとの報告がありました。

「この決議は基地に賛成、反対には関係なく人道上の問題です。反対して失うものを考えてください。戦没者の遺骨を海に捨てて心の安らぎが得られるでしょうか。沖縄はいじめられてきました。見えないように。でも声をあげて抗ってきた。今声をあげられない戦没者にいじめが向けられているのではないでしょうか。」と聞く人の心に響くように語られていたのが強く印象に残ります。


「PAN」2021年12月号3ページ

2021-12-22 18:04:44 | 寝屋川 平和と市民自治の会の会報

話題の韓国ドラマ「イカゲーム」

今、話題の韓国ドラマ「イカゲーム」(全9話)はネットフリックスで配信されています。

 様々な理由で借金を抱えた456人が賞金456億ウォン(約43億円)を手に入れるために、死と隣り合わせのゲームに挑んで行く物語です。

 誰でも知っている子どもの遊び(「だるまさんが転んだ」や「綱引き」)で生死をかけたサバイバルゲームをするのですが、一人ひとりの生身の人間を丁寧に描いていて、「命」を大切なものとして描いています。

 2021年9月17日に全世界に公開されて、すでに90カ国以上で視聴ランキング一位となり、一億四千二百万世帯が視聴しています。英語圏以外のドラマで、ここまでヒットするのは珍しいことです。

 一方、先日ABCテレビ「大下容子ワイド!スクランブル」で「イカゲーム」を取り上げていましたが、韓国の格差社会のみに注目し、韓国の一般庶民はこんなにも悲惨な人生を送っていると、延々と放送していました。

 日本の総選挙の少し前だったので日本は韓国に比べてまだ貧富の差はないと言いたかったのでしょうか?

 しかし、こんなことをしていると、日本のエンターテインメントはますます世界から取り残されていくでしょう。

2021年11月8日 井 哲子