西村ヒロのハーモニカ・ダイアリー

ハーモニカ、音楽のことなどを綴ります
https://herosharp.wixsite.com/harmonica

毎日の仕事

2014-07-01 10:26:30 | Weblog
スケッチが毎日の日課になっている。
病院内を見渡すと見慣れない機器や雰囲気があったりする。それに古い建物ゆえの味もあるので描くのにいい機会だ。

地下の売店前の通路だが薄暗さが気に入った。


点滴を吊るす道具だが廊下の端の空きスペースに林立しているとなんだかロボットが群れているようだ。


寝たきり状態の時にレントゲン撮りますと言われて「んっ」と思ったら、こんな移動式の器械が。
アーム先を撮影箇所の1.5mくらい上にあげて撮る。


見舞いに来た人たち。




実習で付いてくれている看護専門学校の三年生が描いてたイラスト。
素晴らしい!

入院の日常

2014-07-01 07:08:18 | Weblog
チューブ類、点滴もすべて外して数日経った。
薬は痛み止め、それによるダメージを抑える胃薬、抗生剤を毎食後に飲むだけ。食事も術後一日置いてお粥だったが以降は普通食。つまり術後3日目からは薬を飲むだけでシャワーも浴びれるし通常の生活で毎日歩きまわってスケッチしたり本を読んだりしているんだがやはり単調だ。そこでiPodなどの携帯プレイヤーは必需品で寝るとき以外は常時イヤーホンが両耳に入っているわけだが特にありがたいと感じたのは手術後丸一日、痛みに加え点滴、チューブ類とで身動き出来ずに寝たきり状態の時だった。傷の痛みに加え腰迄痛くなるし拘束されている不安感(まあ、そういう趣味のかたには喜ばしいことだろうが)の中で数時間して耐え難くなってきたときに持参したiPodとポータブルの小さなスピーカーで枕元に音楽を流してもらったんだが呼吸器(痰の絡みを和らげるための薬剤)のシュー、ボゴボゴと拷問のごとく大きな音で発狂しそうなノイズの隙間から低音なんぞ聴こえないチープな音が唯一の救いとして癒してくれた。
これは現在使用中で痰の絡みを緩和する「超音波ネブライザー」と呼ばれるマシーンで1日3回10分間ほど喉を治療する。要は薬の入った噴霧器(加湿器というべきか)から出てホースを加えて息をするだけだ。
確かに普通にクシャミや咳をすると肋骨内部が痛いので軽くコホッとするだけで済むのはありがたい。


病室に飾っている、いただいた花たち。気分が明るくなってワンダフル。


こういうの飾るとMy roomなかんじでくつろげる。


見舞いに来てくれた河中豪紀くんと。
うーん、「作務衣を着た陶芸家と弟子」といったところか。