MINIの車検を受けたが

何度目かのユーザー車検。
普段は不具合があると修理するが、調子よければ車検に合わせて特に事前チェックはしないので検査中に必ず何か不具合が見つかり再度持ち込みというのが常ゆえに、昨日も午前中に書類作成→検査を済ませて午後は補修→検査の予定だったが1日で済まなかった。
左ライトの光軸が下向きという指摘で、これは近くの検査工場で調整してもらえるし、リア・ナンバープレートの照明が点灯しないのも自力で対処出来そうだったが排ガスのCO値が高くいというのは初めてだったのでマフラー交換？などと考えて目黒のGARAGE MORRISに電話すると「キャブの調整で済むので近くの検査工場でやってくれるよ」とのアドバイス。
さっそく工場で光軸調整してもらい、次に排ガス値のことを告げると「メインジェットとそれが収まる穴を上下させてギャップ調整しガソリンの濃さをコントロールするんだが、キャブの下部なのでエアクリーナーを外して下に手を突っ込まなくては」と工場のオッチャン。
ひとりで運営してる商売で、他の車の書類申請提出に出かける時刻を過ぎているしとても忙しそうだが、こちらの事情も判ってなんとかしようとエアクリーナーを外しキャブ下部へ手を突っ込んだものの調整箇所がわからない様子で、そのうちガソリンがフロアーへボタボタ漏れ始めた。危険なので慌てて始動中のエンジンを切ると漏れは治ったが、手前のフロートでガソリン量をコントロールする容器から漏れている様子なので二人で分解してみたがうまくいかない。
そのうち、同業者関係と思われる別のオッチャンが顔を出して「そこをドライバー叩いてみるといいよ」などと自分にアドバイスくれるがやはり一向に改善せず。
オッチャンたちの親しげなのんびりとした会話に癒されはするが、年末ゆえに車検場の検査は28日迄だし車の車検期限は29日なので年内にパスしなければマズイと若干焦り気味で、これはMINI専門ショップへ持って行くほうがいいだろうと最寄りのショップへ電話したものの定休日だったのでロードサービスの無料搬送距離内の目黒のGarage Morris へ。
さて翌日、ショップへ引き取りに行くとガソリン漏れは別の箇所のパイプが外れていたのが原因という報告で、パーツ交換にて一件落着し車検場へ再度持ち込み無事にパス。
急にガソリンのダダ漏れとなった理由はともかく、キャブ下部のパーツは交換時期ではあったようだ。




Garage Morris の秋山氏と。



John Lennon仕様のMINIだとか。
黒色だが、いろいろ混ぜてるらしい。
各部かなり凝っているがフロント・グリルもカッコいい。