Jigsaw - Sky High [HQ]
ザ・ファンクスの入場テーマ曲『スピニング・トーホールド』を取り上げたからには、こちらも触れないわけにはいかない。千の顔を持つ男:ミル・マスカラスのテーマ曲『スカイ・ハイ』であります。弟のドス・カラス入場時もこの曲が使われていた。当時、この曲のシングル盤を買った。しかし、当時わしが買ったレコードにはミル・マスカラスの写真が使われており、肝心のバンドの写真はなかった。おかげで、ずうっと長い間、Jigsawとはどんなお顔の人たちなのか?まったく知らなかった。初めてお顔を拝見したのは、YOUTUBEで見られるようになったごく最近のことである。プロレス以外でもクルマのCMに使われたり、日本でも大ヒット(オリコンウイークリーで最高2位!)した曲なのにもかかわらず、個人的にはとても謎が多かった曲といえる。元々は1975年に香港・豪州合作映画『The Man From Hong Kong』のテーマ曲として作られたとのこと。全米ビルボードシングルチャート3位を記録する大ヒット。英国シングルチャートで9位。Jigsawはイングランド出身のバンド。ドラマーの方が歌っているとわかったのもYOUTUBEのおかげ。。
というわけで、当時の音楽に関しては、全日本プロレスの日本テレビの方が、新日本プロレスのテレビ朝日よりも圧倒的にセンスが上であった。後日取り上げるかもしれないけれど、悪役レスラーのテーマ曲として使われていたピンク・フロイドの『吹けよ風、呼べよ嵐』はインパクト絶大だったし、番組のエンディングで時期シリーズに来日する外国人レスラーを紹介するときに使われたコモドアーズの『マシンガン』は当時の高揚感が蘇ってくる。良質な音楽とともに古き良き昭和プロレスに熱狂していたときの原風景が思い出される。
ちなみにB面には日本テレビのスポーツ番組テーマ曲『スポーツ行進曲』が収録されていた。巨人戦ナイター中継などでおなじみの曲。ジャイアント馬場選手の入場テーマとしても使われておりましたね。
NTVスポーツ番組テーマ曲『スポーツ行進曲』
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます