前記事の続きです。
「レーザービーム」に続いて、いよいよ『微かなカオリ』。
歌謡曲っぽい曲。
「好き~だよ~♪」の歌詞がある。
くらいのわずかな予備知識しかない状態で初めて聞くPerfumeの新曲。
マランツのSA-15Sにヘッドフォンをつないで聴いたのですが、、、
曲が始まってから、、、
終わってからもしばらく、、、
涙が止まりませんでした。
なんでそんなに泣けたのか?
いまだによくわからないのだけど、思いつくままに分析してみると。。
リアルタイムで好きなアーティストの新曲に出会えた感動はもちろんのこと、
曲が予想以上に素晴らしかった。
同時に意外性もあった。
オルゴールで始まるイントロが意外だったし、
どこか懐かしさを感じさせる雰囲気がなんてったってイチバン意外だった。
たしかに、今までアコースティックな楽器のサンプリングを使った曲はいくつもあった。
たとえば、『Seventh Heaven』、『23:30』、『願い(Album-mix)』あたり。
しかし、これらの曲で懐かしさはまったく感じなかったし、意外性もそれほど感じなかった。
アコースティックな音があっても、あくまでもそこにあるのは新しいというか今風のPerfumeワールド。
今回の『微かなカオリ』はこれらの曲とは似ているかもしれないけれど、
全く違うベクトルにあるように思えました。
懐かしさ・ノスタルジーを感じさせる曲は今までなかったから。
もし、Perfume以外の女性アーティストがこの手の曲を歌ったとしたら、
驚きや意外性を感じることはないでしょう。
でも、Perfumeがこの曲をやると、驚きとなり意外性となってしまう。
このへんがPerfumeの面白さであり、
他のアーティストとはまったく異なる独特な存在であることが浮き彫りになってくる。
そう考えるとワクワクしてきます。
中田ヤスタカの作曲家としての引き出しの多さに圧倒されました。
「新機軸」、「懐かしさ」、「新しい可能性」といった言葉がすぐに思い浮かびました。
これから彼女たちはどこへ行ってしまうのだろう?
大きな期待と同時に恐ろしさと寂しさをほんの少し感じました。
胸をキュンとさせる甘酸っぱい歌詞が胸に響いてくる。
淡い恋愛もいいよね。
アルバム『トライアングル』で顕著だったオートチューンによるヴォーカルの加工は控えめ。
今回はどんなテクノロジーが使わているのかよくわからないけれど、
ものすごく立体感のある歌声。
まるで彼女たちが目の前で歌っているかのような臨場感。
ユニゾン時でも特にあ~ちゃんの声がもっとも大きく聞こえているような気がしました。
あ~ちゃんといえば、
類稀な歌唱力と声量をもっているにもかかわらず、
Perfumeではその実力の5%くらいしか使っていない。
テクノという縛りのため無表情に歌わなければならず仕方ないのだけど。
声が加工されているために、
歌が下手だから加工で誤魔化しているという
外野からの見当ハズレな陰口に悔しい思いをしているファンは多いはず。
『微かなカオリ』をきっかけに彼女の実力通りの歌声が発揮できる曲がもっと増えてくれるといいのにな。
振付を抑えめにして、歌で勝負できる曲。
でも、そうなると本来のテクノ路線から離れていってしまう。
ジレンマだな~~。
解決策に西脇綾香としてぜひソロ作品を出して欲しいのだけど。
もし、実現したらぜったい買うけんね。
ちなみに5月22日に出演したHBCラジオ 「ベストテンほっかいどう」で、
「メジャーデビューからこれまでにイチバン好きな曲は何ですか」
というリスナーからの質問に、あ~ちゃんが、
『微かなカオリ』を挙げていたのがとても嬉しかったであります。
レコーディングのときから好きだったそうです。
歌っている人の愛情が伝わってきたから、こんなに泣けたんだと今では解釈しとります。
眼を閉じてこの曲を聴いていると、
子供の頃、どこか地方の森林で見た夏の夕方の景色が浮かんできました。
夕焼けちょっと手前の黄色く染まった森の風景。
湿気を含んだ夏の自然のカオリ。
川の流れの音とか虫の歌声が聞こえてきて、
そこに白い衣装の3人がいる。
そうそう、初めてこの曲を聴いた時点では、例のPVをまだ見ていなかったのです。
実際にPVを見て、自分の勝手な妄想とそれほどイメージがかけ離れていなかったので、
びっくりしたけど、どこか安心しました。
そういえば、CDが発売になる前に、
『ROCKIN'ON JAPAN』、『音楽と人』、『TV Bros』、『WHAT's IN?』
などの雑誌にPerfumeのインタビューが掲載されました。
CDを聴いたあとにもう一度読んでみると、聴く前にはわからなかった新たな発見があります。
ぜひオススメしたいと思います。
[PV] Perfume「微かなカオリ」2011.5.18 発売!
「レーザービーム」に続いて、いよいよ『微かなカオリ』。
歌謡曲っぽい曲。
「好き~だよ~♪」の歌詞がある。
くらいのわずかな予備知識しかない状態で初めて聞くPerfumeの新曲。
マランツのSA-15Sにヘッドフォンをつないで聴いたのですが、、、
曲が始まってから、、、
終わってからもしばらく、、、
涙が止まりませんでした。
なんでそんなに泣けたのか?
いまだによくわからないのだけど、思いつくままに分析してみると。。
リアルタイムで好きなアーティストの新曲に出会えた感動はもちろんのこと、
曲が予想以上に素晴らしかった。
同時に意外性もあった。
オルゴールで始まるイントロが意外だったし、
どこか懐かしさを感じさせる雰囲気がなんてったってイチバン意外だった。
たしかに、今までアコースティックな楽器のサンプリングを使った曲はいくつもあった。
たとえば、『Seventh Heaven』、『23:30』、『願い(Album-mix)』あたり。
しかし、これらの曲で懐かしさはまったく感じなかったし、意外性もそれほど感じなかった。
アコースティックな音があっても、あくまでもそこにあるのは新しいというか今風のPerfumeワールド。
今回の『微かなカオリ』はこれらの曲とは似ているかもしれないけれど、
全く違うベクトルにあるように思えました。
懐かしさ・ノスタルジーを感じさせる曲は今までなかったから。
もし、Perfume以外の女性アーティストがこの手の曲を歌ったとしたら、
驚きや意外性を感じることはないでしょう。
でも、Perfumeがこの曲をやると、驚きとなり意外性となってしまう。
このへんがPerfumeの面白さであり、
他のアーティストとはまったく異なる独特な存在であることが浮き彫りになってくる。
そう考えるとワクワクしてきます。
中田ヤスタカの作曲家としての引き出しの多さに圧倒されました。
「新機軸」、「懐かしさ」、「新しい可能性」といった言葉がすぐに思い浮かびました。
これから彼女たちはどこへ行ってしまうのだろう?
大きな期待と同時に恐ろしさと寂しさをほんの少し感じました。
胸をキュンとさせる甘酸っぱい歌詞が胸に響いてくる。
淡い恋愛もいいよね。
アルバム『トライアングル』で顕著だったオートチューンによるヴォーカルの加工は控えめ。
今回はどんなテクノロジーが使わているのかよくわからないけれど、
ものすごく立体感のある歌声。
まるで彼女たちが目の前で歌っているかのような臨場感。
ユニゾン時でも特にあ~ちゃんの声がもっとも大きく聞こえているような気がしました。
あ~ちゃんといえば、
類稀な歌唱力と声量をもっているにもかかわらず、
Perfumeではその実力の5%くらいしか使っていない。
テクノという縛りのため無表情に歌わなければならず仕方ないのだけど。
声が加工されているために、
歌が下手だから加工で誤魔化しているという
外野からの見当ハズレな陰口に悔しい思いをしているファンは多いはず。
『微かなカオリ』をきっかけに彼女の実力通りの歌声が発揮できる曲がもっと増えてくれるといいのにな。
振付を抑えめにして、歌で勝負できる曲。
でも、そうなると本来のテクノ路線から離れていってしまう。
ジレンマだな~~。
解決策に西脇綾香としてぜひソロ作品を出して欲しいのだけど。
もし、実現したらぜったい買うけんね。
ちなみに5月22日に出演したHBCラジオ 「ベストテンほっかいどう」で、
「メジャーデビューからこれまでにイチバン好きな曲は何ですか」
というリスナーからの質問に、あ~ちゃんが、
『微かなカオリ』を挙げていたのがとても嬉しかったであります。
レコーディングのときから好きだったそうです。
歌っている人の愛情が伝わってきたから、こんなに泣けたんだと今では解釈しとります。
眼を閉じてこの曲を聴いていると、
子供の頃、どこか地方の森林で見た夏の夕方の景色が浮かんできました。
夕焼けちょっと手前の黄色く染まった森の風景。
湿気を含んだ夏の自然のカオリ。
川の流れの音とか虫の歌声が聞こえてきて、
そこに白い衣装の3人がいる。
そうそう、初めてこの曲を聴いた時点では、例のPVをまだ見ていなかったのです。
実際にPVを見て、自分の勝手な妄想とそれほどイメージがかけ離れていなかったので、
びっくりしたけど、どこか安心しました。
そういえば、CDが発売になる前に、
『ROCKIN'ON JAPAN』、『音楽と人』、『TV Bros』、『WHAT's IN?』
などの雑誌にPerfumeのインタビューが掲載されました。
CDを聴いたあとにもう一度読んでみると、聴く前にはわからなかった新たな発見があります。
ぜひオススメしたいと思います。
[PV] Perfume「微かなカオリ」2011.5.18 発売!
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