時計を何度も確認ながら走っていました。
これが悪かったのかもしれません。
不安の表れですね。
さて、内黒の下りをしっかり走り、第2関門三段峡エイドに到着。
ここまで5時間33分。
これならいけるかもしれないなぁ・・・と思い直しました。
ここには、昨年同様何も用意していませんでした。着替える余裕はないと思っていましたから。
エイドでは、水分と、フルーツだけをいただき、早々に出発。
この辺りから、足の痛みも不思議と消え、走れるようになってきました。復活か?
ウルトラにはよくあることです。
ここから、国道を走ります。
序盤は順調でしたが、徐々に暑さに・・・。
役場の近くで、毎年応援してくださる元上司の方にお会いしました。
昨年は、立ち止まってしばらく話をしました
今年は、いっぱいいっぱいで、止まると走れなくなる感じでしたから、歩きながらお礼をしました。
すると、それを察してくださったのか、飴と保冷剤をいただきました。
保冷剤を首筋に当てながら走り続けました。
本当に感謝です。
ここから龍頭峡までは、毎年苦しみます。
ですが、昨年までは、苦しみながらもなんとか走れました。
今年は・・・・。
歩いていると、後方から同じ100㌔の女性ランナーが追い越して行きました。
私が、
「時間厳しいですかね。」
と尋ねると、
「まだまだ大丈夫ですよ。十分速いですよ。」
と追い越されていきました。
私が訪ねたのは、ゴールまでの時間だったのですが、
彼女は関門時間のことを答えてくださったのだと思います。
そこで、少し元気をいただき、また走り始めました。
第3チェックポイント龍頭峡62㎞に到着したのは7時間8分でした。
確かにまだ時間的には余裕がありました。
帰りは下りなので、なんとか走り始めました。