響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

丸の内キッズフェスタのともともは大人気!

2007-08-16 | ライブハウスへ行こう!
8/14の丸の内は東京フォーラムにて、山口ともさんのステージがあるというのでヒビキと一緒にGO!


きっかり満席というようなナイスな混み具合で、客席前方に詰めかけた子供たちはみーんなともとものファン。ともともが出てくると一緒にマーチングしちゃう勢いの盛り上がりようなのだが、またともともが、はい、席について、と言うと、みんなぴたっと言うことをきくのがマジカルであった。

ヒビキはまだ小1なくせに、お祭り騒ぎにはのらず、例によって黙ってステージを聴いている。翌日振り返るとオープニングの
ごみ ごみ ごみごみしてる
ごみ ごみ ごみ ごみ(クレシェンド)
というビデオクリップから、独奏、合奏、マーチングとほとんどの曲を覚えているので毎度ながら親バカ達、驚くことしきり。

ステージは会場にビデオが流れたあと、ともともがブリキのいでたちでマーチング、そのまま舞台へ上がって、廃品ドラムセットと宇宙効果音の楽器で演奏、そのあと楽器づくりワークショップ参加者たち約30人の子供たちが舞台へあがって合奏、会場のみんなにもペットボトルのシェイカーが配られて、がらくた音楽会合奏、そのまま会場内でマーチング、と盛りだくさんだったのだが、なんといっても前半の独奏がすばらしい。仙波師匠ならばカウベルという役割の銀色の楽器(何かの缶?)、自転車のベルはいかにもともさんという感じ、それから風呂桶を叩くところでは親バカ父、おもわず「うまい……」と、ため息の漏れるうまさ。廃品でさまざまな音色を奏でるともとものおもしろさは客席に集まったみんなが了解済みという感じですが、そのひとつひとつの音色、そしてリズムが端正なのが、なんといっても聴きどころ。コドモをだしにして大人が楽しいコンサートといいましょうか。

というわけで、散会後ヒビキに訊ねると「おもしろかった」とのこと。
マーチングでともともの後ろに連なっていた子供たちは
「あれはともともの“息子”なんじゃない?」
と言う。親バカ母、まさか、そんなわけないよ、あんなにたくさん……と言うと
「だって“女王蜂はいっぱいコドモを産む”んでしょ?」
とヒビキ。
ちょっと待ってよ、山口ともさんがなんで女王蜂なの? と親バカ母は思ったが、ヒビキもきっと、なぜ子供たちがあんなに親しみを持っているのか、と思い、したがってきっと親子なのではないか、というように考えたのに違いない。
そうなのだよ、とにかくともさん、子供たちとそのお母様たちにあっとーてきに大人気でした!