響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

ズーラシアンブラスのひみつ [オカピ編]

2007-08-29 | ブラスと笛
もし、ズーラシアンブラスにオカピがいなければ、
親バカ母が「世界三大珍獣」を知ることもなかったかもしれない。

世界三大珍獣とは、WWFのマークでもおなじみのジャイアントパンダ、
オカピ、そしてコビトカバなのだそうだ。
 ジャイアントパンダはネコ目クマ科
 コビトカバはウシ目カバ科
 そしてオカピは、ウシ目キリン科
というものに属しておる、とwikiには書いてある。
日本でこのすべてがいるのは、上野動物園だけである。

ズーラシアにいるのは、このうちオカピだけだ。
ところがオカピは、パンダが中国で200頭以上も飼育されているのに対して、
世界でも22の動物園で、計40頭余りが飼われているに過ぎない。
しかも、ズーラシアには、オカピのコドモさえいるのだそう。

これらの事情から、オカピとは、つまり
これがいなければズーラシアではないほどの、
大事な稀少動物だということが、親バカ母にもわかってきたのである。

ズーラシアンブラスは、たぶん、結成当初からこの難題に遭遇していた。
すなわち、鼻梁の高いオカピの風貌は、金管を吹くのが不可能なのである。

「最初、指揮者は飾りだと思っていたけど
絶対に必要だということがわかりました」オカピ語録(PIPERS 2007/4より)

森林ロバと呼ばれ、20世紀までその姿をヨーロッパ人に見せることのなかった神秘の動物=オカピ。ババールよろしく街へ出た彼が、飾りどころか「絶対に必要」な指揮についたとき、

セイヤーがマスクに当たろうが、
メガネがかけられなくて譜面が読めなかろうが、
手袋のせいでホルンの音域が狭まろうが、

ズーラシアンブラスは始まったのである。に違いない。

よって、まとめ。
ズーラシアンブラスのひみつFile001:
「オカピの形状では金管は吹けない」


サイン会のオカピ

※この記事は親バカ母のもーそー力によるフィクションです。悪しからずお楽しみください。