もし、ズーラシアンブラスにオカピがいなければ、
親バカ母が「世界三大珍獣」を知ることもなかったかもしれない。
世界三大珍獣とは、WWFのマークでもおなじみのジャイアントパンダ、
オカピ、そしてコビトカバなのだそうだ。
ジャイアントパンダはネコ目クマ科
コビトカバはウシ目カバ科
そしてオカピは、ウシ目キリン科
というものに属しておる、とwikiには書いてある。
日本でこのすべてがいるのは、上野動物園だけである。
ズーラシアにいるのは、このうちオカピだけだ。
ところがオカピは、パンダが中国で200頭以上も飼育されているのに対して、
世界でも22の動物園で、計40頭余りが飼われているに過ぎない。
しかも、ズーラシアには、オカピのコドモさえいるのだそう。
これらの事情から、オカピとは、つまり
これがいなければズーラシアではないほどの、
大事な稀少動物だということが、親バカ母にもわかってきたのである。
ズーラシアンブラスは、たぶん、結成当初からこの難題に遭遇していた。
すなわち、鼻梁の高いオカピの風貌は、金管を吹くのが不可能なのである。
「最初、指揮者は飾りだと思っていたけど
絶対に必要だということがわかりました」オカピ語録(PIPERS 2007/4より)
森林ロバと呼ばれ、20世紀までその姿をヨーロッパ人に見せることのなかった神秘の動物=オカピ。ババールよろしく街へ出た彼が、飾りどころか「絶対に必要」な指揮についたとき、
セイヤーがマスクに当たろうが、
メガネがかけられなくて譜面が読めなかろうが、
手袋のせいでホルンの音域が狭まろうが、
ズーラシアンブラスは始まったのである。に違いない。
よって、まとめ。
ズーラシアンブラスのひみつFile001:
「オカピの形状では金管は吹けない」

サイン会のオカピ
※この記事は親バカ母のもーそー力によるフィクションです。悪しからずお楽しみください。
親バカ母が「世界三大珍獣」を知ることもなかったかもしれない。
世界三大珍獣とは、WWFのマークでもおなじみのジャイアントパンダ、
オカピ、そしてコビトカバなのだそうだ。
ジャイアントパンダはネコ目クマ科
コビトカバはウシ目カバ科
そしてオカピは、ウシ目キリン科
というものに属しておる、とwikiには書いてある。
日本でこのすべてがいるのは、上野動物園だけである。
ズーラシアにいるのは、このうちオカピだけだ。
ところがオカピは、パンダが中国で200頭以上も飼育されているのに対して、
世界でも22の動物園で、計40頭余りが飼われているに過ぎない。
しかも、ズーラシアには、オカピのコドモさえいるのだそう。
これらの事情から、オカピとは、つまり
これがいなければズーラシアではないほどの、
大事な稀少動物だということが、親バカ母にもわかってきたのである。
ズーラシアンブラスは、たぶん、結成当初からこの難題に遭遇していた。
すなわち、鼻梁の高いオカピの風貌は、金管を吹くのが不可能なのである。
「最初、指揮者は飾りだと思っていたけど
絶対に必要だということがわかりました」オカピ語録(PIPERS 2007/4より)
森林ロバと呼ばれ、20世紀までその姿をヨーロッパ人に見せることのなかった神秘の動物=オカピ。ババールよろしく街へ出た彼が、飾りどころか「絶対に必要」な指揮についたとき、
セイヤーがマスクに当たろうが、
メガネがかけられなくて譜面が読めなかろうが、
手袋のせいでホルンの音域が狭まろうが、
ズーラシアンブラスは始まったのである。に違いない。
よって、まとめ。
ズーラシアンブラスのひみつFile001:
「オカピの形状では金管は吹けない」

サイン会のオカピ
※この記事は親バカ母のもーそー力によるフィクションです。悪しからずお楽しみください。