響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

ジョン・レノンとセントラル・パークのりすたち。

2008-09-25 | コレクション
ニューヨーク、セントラル・パーク
↑ニューヨーク、セントラル・パーク内のストロベリーフィールズにあるイマジンの碑。2000年4月撮影 photo by keiji

東京の中心は空洞だとか言ったのは確かロラン・バルトだったと思うのだけれど、そういうことをきちんと裏を取らずに書くと、あとでひどい恥をかかないともかぎらない。

まあいいか。というのも私が言いたいのは空洞かどうかではなくて、都市のまんなかに緑地帯があるということ。東京には皇居が、ニューヨークにはセントラル・パークが。もちろん違いもある。たとえば皇居はまるく、セントラル・パークは四角い、というように。

その四角いセントラル・パークの西を縦に走っているのが、デューク・エリントンの演奏で有名な「Take The A Train」である。wikiによれば、当時(1940s)Aトレインはブルックリンとハーレムという2大黒人居住地区を、特急の軌道で結ぶ電車であったという。現在は何本もあるニューヨークの鉄道の中でも長いもののひとつなのだそうだ。

そのAトレインをまたいで向かいのブロックのひとつに、1980年ジョン・レノンが撃たれたダコタハウスがある。観光客はセントラル・パーク内のストロベリー・フィールズというエリアにある「imagine」という碑を経て、ダコタハウス前を行ったり来たりして、そういう人々に対して静かに、しかし堅牢な警戒を払っているガードマンと、時にひと言ふた言交わして、やはり静かにそこを立ち去っていく。イマジンの碑を訪れる人も、ガードマンが立っているのも、それが毎日のことだ。


↑ニューヨーク、セントラル・パークにて。2000年4月撮影 photo by keiji リスはかわいらしいけれども、案外大きい。

[ニューヨーク2000年滞在記、WTCツインタワーがあった頃。]
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