たぶんはじまりはみんな、とにかくコドモがいろいろなものを叩く、というところから始まるんじゃないかと思う。
だが保護柵なしでは食事の椅子にも座れないような段階で、ドラムセットの丸椅子にかけさせるわけにもいかないので、たぶん、一年ぐらい、ヒビキの場合はそうしてあたりのものを叩いていたのだと思う。コドモが菜箸で食事のテーブルを叩くだけでも東京のマンションでは結構うるさくて、やはり苦情が来ることになるのだった。
このくらい、つまり1歳から2歳ぐらいのドラムキッズのいるご家庭の方には、ぜひビデオを撮っておくことをお勧めする。
コトバはまだかなりしゃべれていないのに、ドラムにははっきり文法というかセリフがあったりして、そのギャップがおもしろい。また親のほうは、コドモがドラムなんかを叩くのでびっくりしてとても客観的には演奏が聴けていないので、そういうときはやはり録音であり、またコドモということがわかるのでビデオだとなおよいのである。
ヒビキが楽器店やイベントで試奏するようになったのは2歳ぐらいからだと思うが、その頃はまだ、親がコドモを抱いて椅子に乗せて、という感じである。いくつかビデオが残っていて、見るとヒビキはドラムをまずひとつずつトントンとスティックで軽く叩いて音色を聴いている。さんざんそうやって試したあとで、いくつかのドラムを組み合わせて演奏している。電子ドラムの場合はこれとは逆に、さっとドラムソロに入る。(コドモ用のドラムセットは、あまり音がよくなかったりする。したがって叩く場所によってとんでもない音が出たりするのも一因であろう)
そういうわけで、ドラムキッズだからといって、最初からフルセットのドラムキットと叩かなければならないのではない。クラシックイタチ的には、練習といえばスネアであり、だからスネアを買ってやればいいのではないかと思ったのだが、スネアなら音が小さくて騒音にならないというわけではないし、スネアだけというのはまた別の世界へ行ってしまいもするので、夫に却下されたのだ。
ドラムキッズはそのようにして、むくむくと始まるのである。
だが保護柵なしでは食事の椅子にも座れないような段階で、ドラムセットの丸椅子にかけさせるわけにもいかないので、たぶん、一年ぐらい、ヒビキの場合はそうしてあたりのものを叩いていたのだと思う。コドモが菜箸で食事のテーブルを叩くだけでも東京のマンションでは結構うるさくて、やはり苦情が来ることになるのだった。
このくらい、つまり1歳から2歳ぐらいのドラムキッズのいるご家庭の方には、ぜひビデオを撮っておくことをお勧めする。
コトバはまだかなりしゃべれていないのに、ドラムにははっきり文法というかセリフがあったりして、そのギャップがおもしろい。また親のほうは、コドモがドラムなんかを叩くのでびっくりしてとても客観的には演奏が聴けていないので、そういうときはやはり録音であり、またコドモということがわかるのでビデオだとなおよいのである。
ヒビキが楽器店やイベントで試奏するようになったのは2歳ぐらいからだと思うが、その頃はまだ、親がコドモを抱いて椅子に乗せて、という感じである。いくつかビデオが残っていて、見るとヒビキはドラムをまずひとつずつトントンとスティックで軽く叩いて音色を聴いている。さんざんそうやって試したあとで、いくつかのドラムを組み合わせて演奏している。電子ドラムの場合はこれとは逆に、さっとドラムソロに入る。(コドモ用のドラムセットは、あまり音がよくなかったりする。したがって叩く場所によってとんでもない音が出たりするのも一因であろう)
そういうわけで、ドラムキッズだからといって、最初からフルセットのドラムキットと叩かなければならないのではない。クラシックイタチ的には、練習といえばスネアであり、だからスネアを買ってやればいいのではないかと思ったのだが、スネアなら音が小さくて騒音にならないというわけではないし、スネアだけというのはまた別の世界へ行ってしまいもするので、夫に却下されたのだ。
ドラムキッズはそのようにして、むくむくと始まるのである。