自分の神聖さに気付けば、あとは簡単だ--バッチ博士。そう、自分の素晴らしさに気付くこと。
人生とは、一つは彫刻のようなものかもしれない。自分の中から、志高く、手間暇かけて彫り出していく。木片から菩薩像を彫り出していくように。
出来ない、分からない、結果が出ない、は大いなる福音。そこに素直になるとき、何の防護もなく、自分をさらけ出してる。抵抗あるだろう、気持ち悪いだろう、でもその抵抗を生かしてあげて。そのとき、作り上げ続け、繰り返してきたものの外に出れる。最善が押し寄せてくる。
「ここじゃない」「これじゃない」と思う癖。永遠に「ここ」も「これ」が分らない。今してることは、今いるここは、何かを得たり、辿り着くためじゃない。今してることは、今してることのために。今いる場所も、今いる場所のために。それが「かつて」も「これから」も貫いてる。
未来を夢を見る、過去から学ぶ。航路を描き、燃料も準備する。ただ、舵を取るのは、今この瞬間の臨場感。