故人からのメッセージです
沖縄県からです
歳は57、男性 死因は病死
沖縄は狭いので、それに同じ苗字がいっぱいいるから、名前で掲載して下さい
貴巳彦といいます
喉頭癌を発症し、今に至ります
家族へ 別れの手紙を
親父へ
先に逝って、悪いな
年老いた親を残して、嫁さんに任せて逝くのが心残りではある
送り出すのは、子の勤めなのにな
見送らせてしまった
今まで世話になり育ててくれた恩は、これから先も忘れん
先立つ親不孝を許してくれ
妻へ
看病から家の事まで、ご苦労やった
病院の付添、祖父ちゃんの世話、子供たちの世話と大変だったな
いくらも寝ないで、俺たちの為に駆けずり回ってくれた
ほんとうにお疲れ様
これからも大変だろうが、出来るだけ体を労わりながら
皆の事を頼む
いつも気丈な妻だけに、自分のことより家族を優先してくれているが
たまには息抜きもして、自分のための時間を持つのがいい
そのために子供たちも協力してやってくれ
あまり照れくさいことが言えないが、
結婚できて、共に家庭を築け、よかったと思う
少しばかり一人にしてしまうのが早すぎたが
子供たちとの幸せを願う
子供たちへ
息子へ
これまでのようにはいかないことは分かっているだろう
出来るだけ、母さんの手伝いを頼む
祖父さんもきっと、頼りに思っている
父も息子が居てくれるのが、心強く想っている
後を頼む
娘へ
もっと父親の役目を果たしたかったが、それも叶わない
夢があった、結婚式で手を取り、安心できる相手に託し
娘によく似た孫娘を抱くこと
まだ中学生なのに何言ってる、と笑われるな
まだまだ先の事ではあるが、父が任せてもいいと想える相手を選んで
安心させてくれ
成長を見守っている
一番は、家族皆が仲良く健康で過ごせることが父の願いです。
☆初めてお読み下さった方へ
このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです
茶文字は私自身の言葉です