天国からの手紙

愛よ届け

時は流れても、大切な家族への手紙

2018年12月04日 01時57分57秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                        

 

私は高速道路で事故死しました

突然の崩壊、埋められての圧迫死

まさにパニック状態で、しばらくは自分の死を受け入れがたく、狼狽えるばかりでした

何もかもが理不尽に思え、戻れない時間が恨めしく、又悲しくもありました

長い時が、止まっていた私の時が、ようやく動き、家族の元へと帰れました

 

旅立ちにあたり大事な家族にお別れを

 

 

 

あれから何年も時は過ぎたんだね、久しぶりに家族に会いに行けた

皆歳を重ねて、今では落ち着き、当たり前の日常を過ごしていたので

安心しました

 

お父さん(主人)

あの頃は働き盛りで、お互いが忙しく、落ち着いてゆっくりする間もない日々でしたね

そんな時に急に私が居なくなってしまい、まあ大変でしたでしょう

寂しく想う間さえなかったのでは

事後処理も簡単ではなかったはず

子供たちのことも

思い出させて申し訳ないけど、感謝を伝えたくて、ありがとうね

お父さんがしっかりして居てくれたから、子供たちだって乗り越えられたと思うの

今は亡き私の親のことも、支えてくれてありがとう

どうか穏やかな余生を、これからも過ごして下さい。

 

子供たちへ

皆、立派な親になったのね

お母さんはあなた達二人が、どう成長してきたのかを、近くで見守ることが出来なかったけど

今の様子から成長過程が垣間見えてきて、愉しく見ています

これからも、些細なことにも一生懸命になっていれば、どんな困難がこようとも

あなた達は、この先も家族を守り、慈しんで生きていけます

 

可愛い孫達が賑やかにはしゃいで、仏間に来てくれるのも嬉しく見ています

お嫁さん達、これからも息子たちを宜しくお願いします

そして、お父さんを大切に思ってくれたら、とても有り難いです

宜しくお願いします。

 

最後に、家族が皆、仲良く健康であることを願っています。

 

                                          母より

 

                                           

 

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です