天国からの手紙

愛よ届け

兵庫県にお住いの息子さんへ お母様からの手紙

2018年12月19日 10時23分10秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                              

 

西川と言います

生まれは宮崎県、嫁いでからは兵庫県に住んでおりました

主人に先立たれ、それでも息子と二人つつましやかに暮らしておりました

私は十分に長生きもしたし、思い残すこともそうはないのだけれど

一人身の息子がどうするのかが気がかりで

息子に手紙を残して逝きます

 

母はいつもあなたのことを想い、幸せを願い、健康を願っています

仕事ずくめの日々の中でも、趣味の仲間を作ったり

仕事以外の付き合いも大切にして下さい

そうすれば、定年後も寂しくはないと思うから

誰かいい人とご縁があるなら、それにこしたことはないけれど

そうでなくても幸せになる方法はあるから、心配しなくてもいいよ

 

母さんを最後まで看取ってくれてありがとうね

施設に入れたからといって、看取っていないわけじゃないのよ

最後まで責任を負ってくれた、面会にも来てくれた

出来ることしてくれたんだから

親孝行な息子と自負していいのだからね

あなたと暮らせて母は幸せでした

小言も云ったけど、それもまた幸せな思い出

やんちゃな少年時代も、困らせられた事さえ良い思い出です

 

これからのあなたの幸せを願い

お別れの言葉とするね。

 

 

                                            

 

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

       

茶文字は私自身の言葉です