天国からの手紙

愛よ届け

名古屋の男性より 子供たちへの手紙

2019年01月25日 13時08分29秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                          

 

近藤といいます

居住区は名古屋市です

家は家族仲が良かったというのではないけれど、わだかまりを残したままで

去りたくはなかったので、別れの手紙にしたためます

 

第一に、娘へ

 

不機嫌な顔しか見せてこなかった、いつも言葉足らずでぶっきらぼうな言葉を掛けてきた

それ以外の表現がよく分からなかった

父親は威厳を保つもの、そう思ってきた

言葉にするのは照れくさいが、すまなかったと思っている

意地や見栄を大切にしたばかりに、つっぱねてしまった

良かれと思って言ってくれているのは、十分わかってはいたんだが

世話をかけているのも気まずい

一人で出来ない歯がゆさ

父親としてのプライドも保てない

そんな自分に腹を立てていただけで、娘に怒っていた訳ではない

今更だが、分かってくれると有り難い

頑固おやじで、手を焼かせた

それでも、最後まで世話してくれて感謝している。

 

 

第二に、疎遠になっている息子へ

 

最後まで分かり合うことが出来なかった

どうしてなんだろうな、お互いの言い分がかみ合わない

長男だからこそ、厳しく躾けた

時には行き過ぎていたと反省している

もう少し話を聞けばよかった、もっとこうしていれば、ああしていればと思うことが沢山ある

顔が見れなくなってから、振り返り反省はするが素直に言うはずもなく

ただ一言、顔が見たいんだと伝えればよかった

良い父親ではなかった

すまない

俺のような父親にはなるな

後悔しない人生を歩んで行ってくれ。

 

 

                                                

 

 

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です