故人からのメッセージです
石井と言います、長野県から来ました
諏訪大社の神様よりこちらを紹介されました
許嫁の彼女へ別れの手紙を
僕の病気の事を知っても、離れていくことなく
ずっと治療に付き合ってくれた君に感謝を伝えたい
挫けそうな時、投げやりな気持ちになっている時、苦しさから治療を諦めたくなっている時
さりげなく気分転換に誘い出してくれたり、元気になったら出掛ける場所のリストを作り
希望を持たせてくれた
難しい手術に立ち向かえたのも、君という存在が傍に居てくれたから
でなければ、とっくの昔に生を諦め、生きていても死んだように時間を潰していただけだったろう
最後の最後まで諦めない自分で居れてよかった
それもこれも君のお蔭だ
僕は精一杯生きれた、その強さを与えてくれたのは君だった
これから暫くは、君の心から僕の事が残り辛く感じてしまうだろうが
ある程度時間がたち、落ち着けたら
君自身の幸せを見つけるために、顔を上げて、前を見て生きて欲しい
楽しみを愉しいと感じ、遠慮なく笑い
いつかは、心を預けれる人との出逢いも
後悔していることがあるようだが、それは違う
僕の運命は変えようがなかった
君が思っている以上に、支えとなってくれたことは前にも書いたが
負担になり過ぎないように、気を遣っていてくれたことも知っている
何もかもがベストだったよ
それだけは安心して
これからの君の幸せを願い、最後の別れの手紙とする。
☆初めてお読み下さった方へ
このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです
茶文字は私自身の言葉です