最近、身の回りで行事が多くなったというか、良いのも悪いのもイベントが増えた感じがします。
もともと不器用で、いっぺんにたくさんのことを掛け持ちは出来ないタチなんですが、今のところはナントカなっているようです。
しかし、やはり、一つ一つに充分な時間をかけることが難しくなってきたのも事実です。
それでも、“何とかなるさ”と言う、根拠のない自信があるのは、単にニブイだけか…それとも確信があるものか…自分でもわかりません。
人間というのは不思議なもので、時間やお金や才能ががたくさんあるから充実した時間の使い方が出来る、とは限らない様です。
逆に、ない人のほうが、大切にしているような気がします。
例えば、こないだの毎日レスリングの練習をしてる人の場合も、他の人のように、友達と遊ぶ時間が無いからイジメられるとか仲間外れにされるとか、机に向う時間が少ないから宿題をやっていかないとか勉強が出来ないとか、睡眠時間が少ないから学校に遅刻するとか、そんなようなことは絶対にありません。
少ない時間を、より、有効に使っているのだと思います。
私は子供の頃から音楽が好きで、ピアノを習わせてもらいましたが、母が厳しく、毎日練習をするように口うるさく言われたのに反発したというか…義務に感じ、嫌いになったので辞めてしまいました。と言うか、辞めさせられたというか……。
でも、その後、ピアノの蓋を開けるのを禁じられ、やはり寂しくなり、ピアノを磨くふりをして蓋を開けたものです。
でも、もう一度習わせてもらう気はなく、自分の好きな時にだけ弾けたらなぁ、と勝手なことを考えてました。
中学に入り、吹奏楽部に所属し、フルートのパートを受け持つことになったときは、ピアノとは違う魅力を感じました。
定期演奏会やコンクールの時期には、毎日遅くまで練習が行なわれ、何度も同じところでつまずき何度も譜面を確かめ、ゆっくり吹いて、だんだん速く吹いて…それでも完璧に吹くことはなかなか大変で、唇がヒリヒリし、タラコ唇(←知ってる?チョ~さん)になりました。
そんなある日、自宅に譜面を持ち帰り練習して、指と呼吸のリズムを合わせるのに苦労しているとき、ふと、ピアノが目に入ったのです。
“あーあ、ピアノならなぁー。簡単なのになぁー。だって、吹かなくてもいいもん。指使いだけ練習すればいいんだもん。”
そう思い、家には母が留守だったので、“禁断のピアノ”の蓋を開けたのです……。ギギー……。
んで、同じパートを違う楽器で弾いてみたら予想が外れて逆に難しかった、って話です。
演ってる内に、“なんだ、やっぱフルートのほうが鍵盤が少なくてラクじゃん”って思ってもう一度フルートでチャレンジしたら、どこが出来なかったのか忘れて、いつもつまずいている場所を通り過ぎちゃって、いつの間にか吹けるようになってたって言うお話でした。
気分転換になったのかな?
たくさんのことを同じ時期に掛け持ちするのは、本人がやりたくてやってるなら良いことだと思います。
ただし、子供の場合、一つのことに注意が行かず注意力散漫になると言うので、あまり、勧めないほうが良いのかも知れません。
様子をよく観察しながら、大丈夫そうなら、本人がやる気があるなら無理に辞めさせる必要もないかと思います。
最近は、私も、ちょっと立ち止まって見たほうがいい時期じゃないかと考えています。
あまり、集中しすぎると周りが見えなくなり、と言うか、見ようとしなくなり、視野が狭くなるので。
ちょっと視点を変えて、今日は“石けん作り”をしようかぁー、とメチャの無防備なお腹を見ながら思いました。お腹グリグリしちゃうぞ~
今日作るのは、2~4ヵ月後に使用可能になるものなので、夏~秋むきの石けんを作らなきゃダメですね
とりあえず、基本に戻って“オリーブオイル石けん”の、さっぱりバージョンとしっとりバージョンを作ります。
工程をアップしますので、お楽しみに♪