ブルームバーグ【コラム】日本に必要なのは行動、総選挙ではない－ペセック

ブルームバーグ【コラム】日本に必要なのは行動、総選挙ではない－ペセック
「２年を経て投資家は今、首相が改革プログラムに真剣に取り組むことを望んでいる。貿易障壁を引き下げ、労働市場の規制を緩和し、イノベーションを促進し、お役所仕事をゼロにする。女性の社会進出を助ける拘束力ある措置の法制化といった改革だ。」
これには全面的に賛成はしないが

失望が日常化した世界経済－Ｇ20宣言後に日本ＧＤＰショック
「金融政策は供給過剰の世界に対応することは出来ない。世界で適切な財政政策が実施されているところはない。」

この二つの素晴らしいコラムから見える事は、アベノミクスの第二の矢の矛先が間違っている事と第三の矢は全くない事。
第二の矛先は自然エネルギーであったり、それに合わせての第三の矢は発電送電分離であったり。

ＴＶとロイターが報道したGDP予報値の乖離があまりに大きい

ロイターがまとめたGDP予報値

ＴＶで報道するコメンテイターの予想値


何故こんなにも差があるのでしょうか？もうお分かりですよね？
ロイターの大和総研2.8、野村1.4、日興1.0。
経済ニュースはロイターかブルームバーグ、常識です！

金融政策は供給過剰の世界に対応することは出来ない。世界で適切な財政政策が実施されているところはない

ブルームバーグの素晴らしいコラム！
「金融政策は供給過剰の世界に対応することは出来ない。世界で適切な財政政策が実施されているところはない。」
全くです。

「米国みずほ証券のチーフエコノミスト、スティーブン・リチュート氏は、「人々は各国・地域の経済の力強さを読み間違えている」と指摘。「金融政策は過剰供給の世界に対応することはできない。適切な財政政策が必要だが、世界で適切な財政政策が実施されているところはない」と述べた。」