柳屋三亀松という人の名前をご存知の方は若い方では、めったにいないんじゃないかしら?
私だって、まったく聞いたことがなかったんだけど、新内の世界に入ってから名前を聞くようになったの。5,6年前かな?本屋で吉川潮さん著「浮かれ三亀松」という一代記を書いた本を買ったのは。
三亀松とは、戦中戦後の一世を風靡した「都々逸&新内」を色っぽくて、風刺が利いてちょっと毒のある漫談を織り交ぜておもしろおかしく聞かせた人、とでも言おうかなぁ?
まだ、世の中の人が、新内の一部を聴くと、「ああ、あの話の一部ね」ってわかってくれる良き時代の事。
本の冒頭部分から「粋と言うのは他人(ひと)様に対する気遣い、気働きだ。てめぇだけ粋がっている野郎ほど野暮天はいねえ」と来た。
他人(ひと)様って他人に様をつけてるってあんまり最近聞かないね。。。「世間様に顔向けできねぇ」とか「お天道様に合わす顔がねぇ」とか、そういう道徳観が、統一した宗教のない日本人を律して来たのではないかしら?
ところで、三亀松はその生き様も「粋」が歩いている様な人だったらしい。お師匠さんから三亀松の舞台のテープをお借りした。芸の参考にと言う事で。ん~~ん・・・三亀松ワールドはこれは男の芸だねぇ。。。。おんなの私にどこか取り入れるって。。。具体的には難しい。芸風は好きだし、心意気も好きだけどね。笑いのネタ的には、かなり時代がずれているから今笑えるかというと難しいけど、流れとか雰囲気は面白いと思う。
私は、もともと三味線弾きで、新内語りだし(だしって、あくまで目標ね。 )そんなに漫談風にはしなくてもいいのだけれど、お客さんを飽きさせないために、ちょっぴり、笑いとお色気を加味したいとおもっているのよねぇ
(*^^*)ふふっ
でも、実際、自分でしゃべってると、上沼恵美子風になってくるって自分で思うの。「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」見てるからかしら??(笑)
まだまだ研究は始まったばかり。
♪明けの鐘、ゴンと鳴る頃仲直りしたら、すねた時間が惜しくなる
「どうだい? いい唱だろう?」
どれも興味深いお話で、更新が楽しみです。
プレッシャーにならない程度に(笑)応援しています。
やっぱりコメントもらうっていいね☆(笑)頑張って更新していきたいと思います。(^^)
私は駆け出しですから、お安いです(笑)
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