千代の日記

鬱病を抱えたお師匠さんの奮闘記 (千代の会のHPはhttp://www.chiyonokai.com//)

三味線屋さんで学ぶこと

2012年07月08日 | アート・文化

富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/

師匠業をはじめて3年、三味線屋さんに行く機会がめっちゃ増えている。

A

  各お稽古場に置く三味線(安いの)から、こまごまとした小物。

お弟子さんに買って来てって頼まれたもの。

多いときは1週間に3回くらい顔を出す。

Photo_2

ちなみに、こういう三味線屋さんは、いないから。。。(笑)

みんな普通のおじさんだから。

自分の師匠から演奏についての指導はもとより、三味線の扱いについてもまなぶのだけれど、三味線屋さんから学んだ事も多い。

修理に持っていく度に、三味線の「さわりの原理」から色んな構造、皮の種類 etc.たくさん教えてもらったなぁ・・・

彼らは、「楽器店の店員」さんとは、訳が違う、彼らが「技術者」なのよね。。

私なんて、新米師匠だから、ほんと助かった事も多かったわぁ・・・

「あ、そうなの!?」「へーーー」「ほーーー」

「どうしてどうして?」「教えて教えて」

三味線って、原始的な楽器だけど、意外と物理学的に作られているのよね。。。

そうやって、三味線屋さんと、仲良く信頼関係を築いておくことも大切よねぇ~

ま、何の楽器もそうだけど、演奏者と技術者が、二身一体なのね。

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