hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

Athens (その5)

2010-05-20 06:03:34 | Reise
アテネ4日目(実質3日目)

新しいホテルは快適で、かつちょっと疲れがたまっていたので、家族は午前中ホテルで休憩モード
しかし私は元気だったので、せっかくだからとメガロ・ムシキ(アテネ・コンサートホール)へ。
音楽祭等のイベントはあらかじめ調べていたのですが、このホールの演奏会は調べておらず、
観光がてら行ってみて良いのがあったらいいなぁ、くらいの気持ちいで行きました。


↑ メガロ・ムシキ

すると、、、

その日の夜に
ドレスデン・シュターツカペレ
が演奏、しかも指揮者が
ジョルジュ・プレートル

これは聴かない手は無い、とチケット購入を決めました

その場でカッセのお姉さんといろいろ話したのですが、結局夕方に買った方が安いことになり(18時以降だと、子供&親一人が各10Euroになる)、チケットは夕方に買いました。
アテネは、クラシック音楽に対してはそんなに盛んではなく、このホールも普段は地元の団体などが演奏しているのですが、月に一回、世界的な団体を呼ぶようで、それにまさにドンピシャ、ラッキ~

夜の演奏会を楽しみにしながら、家族と合流して、午後一に、
「国立考古学博物館」へ
最寄りのビクトリア駅で降りたところ、何かの集会で道には赤い旗を持った人たちで溢れています。
脇道に入ったのですが、目的地の考古学博物館にはどうやってもその団体を横切るしかなく、、、
意を決して横切りました。
(夜のニュースにもこの集会が報道されていましたが、どうも平和な集会だったようです。
しかしご時世的に、これだけの人が集まっての集会はちょっと怖かったです

そして無事に、博物館到着



↑ 国立考古学博物館
外観は意外にもシンプルな造りです。

クレタを除く、ギリシャ各地の遺跡からの出土品が集められています。
昨年、クレタには行ったので、合わせてギリシャの全ての遺跡品を観られたことになりますね

まずは何と言っても、


↑ アガメムノンのマスク
ドイツ人考古学者のシュリーマンが、アガメムノンの物だと主張したもの。
教科書等にも載っていますね。確かにちょっと気品のある顔。
これらのマスクは所謂デスマスクなのですが他にもいっぱいあり、中には目を開いているものもありました

そして更に、


↑ フルートを吹く人物像(左)と、竪琴を弾く人物像(右)
竪琴の方はまだわかるとして、フルートの方は????

他にもゼウスの像、ポセイドンの像、アフロディテとパンの像、などなど、有名な像がこれでもかというくらいに陳列されています。すごいっ

ちなみに、ポセイドンの像の前で、同じポーズを取って写真を撮ろうとしていたら、係員に止められました。
どうもポーズを取っての撮影はNGのようで、ちゃんと普通に直立していればOKとのこと。
どうしてなんでしょうね?


その後、オモニア広場周辺まで歩き、昼食。


↑ オモニア広場
上述の集会がこちらに移動してまた集会をやっていました

昼食の内容はグルメ編ですが、と~ても美味しかったです


お昼を食べて元気になったところで、次は、
リカヴィトスの丘へ

この丘は標高273mで、アテネで一番高い丘。
ケーブルカーで山頂付近まで行けるのですが、そもそもこのケーブルカー乗り場までも相当に歩いて登ります。
かなり、ぜーぜーでした


↑ ケーブルカーの通るトンネル。
このケーブルカー、常に地下を走るので、外は全く見えず



↑ 山頂の白い教会。
この山頂には、他に鐘楼、レストランなどもあります。



↑ リガヴィトスの丘から観た、アクロポリス
ズームでここまで寄れますが、大気による霞みは仕方ないですね



↑ スポーツアリーナ
街並みは全体的に白いとはいえ、前日のエーゲ海の島や、プラハのような統一感はちょっと無いです

十二分に景色を堪能して、またケーブルカーで下山。
アイスなどで一服し、メガロ・ムシキでお安いチケットを買い、ホテルに戻って一休み

この夜、ドレスデン・シュターツカペレの演奏会に行きました。
演奏会の模様は別途アップします。


続く、、、






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2 コメント

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Unknown (みみ)
2010-05-20 18:10:41
フルートを吹く人物像(左)と、竪琴を弾く人物像(右)

のフルートの写真は、うん、それはフルートじゃないよ
ねって感じですね{汗}
昔は、リコーダーのように木に穴をあけただけの横笛
のようだったという話ですが・・・{ねずみ}
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Unknown (Hiro)
2010-05-21 05:08:10
みみさん:
そう、笑えますね、これは{笑}
とはいえ、釈迦に説法で恐縮なのですが、Floeteというと今でこそ横笛ですが、18世紀半ばまでは縦笛だったそうです{メモ}
縦笛を二本吹いていると言われればそう見えないこともない{なんで}



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