複雑系と偶然

https://note.com/hiroki_nara/n/n4273d417f741

F1 ベルギーGP 決勝 フェリペ・マッサ(フェラーリ)優勝

2008-09-08 22:43:32 | F1
 スタートを決めたキミ・ライコネン(フェラーリ)が
ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)を
パスして首位に立つ。ピットストップでもハミルトンの
前に戻り完璧なレースをし続ける。
 順位を一つ落とし3位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、
順位を二つ上げた4位フェルナンド・アロンソ(ルノー)。

 終盤 雨が降り出す。ライコネンがハミルトンについに
抜かれる。ハミルトンが首位、ライコネンが2位、そして
雨に足元を掬われライコネンがコースアウト、リタイアに
終わる。ディフェンディング・チャンピオンのプレッシャー
なのかベルギーGPで勝たねば成らなかったが条件がマイナス
作用してしまった。マッサが2位に繰り上がる。ニック
・ハイドフェルド(BMWザウバー)ウェットタイヤの
ギャンブルが当たり3位、アロンソがタフなレースを
走りきり4位入賞となる。

 サプライズはこれで終わらない。ハミルトンがライコネンと
バトルをした時シケインをショートカットしたのだが
これがアドバンテージがあったとして25秒加算され3位に
降格され優勝はマッサ、2位ハイドフェルドと成った。
8位ティモ・グロック(トヨタ)黄旗区間追い越しで
25秒加算で9位に降格となった。

1位 フェリペ・マッサ(フェラーリ)慎重なレースを
   心がけた。前で起きる事を予測して漁夫の利を
   静かに待った。グリップ感が良く無かった。
   だから無理は出来なかった。
2位 ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)判断を
   間違えたと思ったけど当たりだった。ヒーローに
   成るかの瀬戸際だった。
3位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
   エキサイティングなレースだったライコネンと
   アクシデント寸前のバトルだった。
4位 フェルナンド・アロンソ(ルノー)アクシデントの多い
   レースを健闘した結果。3番目に強いチームに
   成れる事を証明出来たね。
5位 セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)
   最終ラップは衝撃だった。ハイドフェルド、アロンソ
   ウェットタイヤを履いた彼らは「ヒューッ」と
   遣って来て抜いて行った。
6位 ロバート・クビサ(BMWザウバー)無線トラブルで
   天気の情報を貰えなかった。ピットストップで
   トラブルに見舞われ順位を2つほど落とした。
7位 セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)もっと
   上に行けた筈、残念でならない。悔しいけど
   チームには良い結果だと思う。
8位 マーク・ウェバー(レッドブル)ヘイキ・コバライネン
   (マクラーレン・メルセデス)にぶつけられ戦略も
   台無しになってしまった。
14位中嶋一貴(ウィリアムズ)1ストップ作戦だったの
   だけれど、レース中いくつか順位を上げたんだ。
   雨が降ってきてウェットタイヤに換えたけど順位を
   上げるには遅すぎた。

ベルギーGP決勝:ハミルトンがスパ初制覇!ライコネンは残り2周でリタイア(GPUpdate.net) - goo ニュース
>ベルギーGPの最終的な結果は、1位ハミルトン、2位マッサ、3位ハイドフェルド、4位アロンソ、5位ヴェッテル、6位クビサ、7位ボーデ、8位グロック、9位ウェーバー、10位コヴァライネン、11位クルサード、12位ロズベルグ、13位スーティル、14位中嶋、15位バトン、16位トゥルーリ、17位フィジケラ、18位ライコネンとなった。バリチェロとピケはリタイヤ。

これでハミルトンは80ポイントでチャンピオンシップトップを守り、マッサが72ポイントでそれに続いて2位。ライコネンは今回ノーポイントに終わったため57ポイントで、大きく引き離されている。

コンストラクターズチャンピオンシップは、フェラーリが129ポイントでトップを守ったが、マクラーレンが123ポイントと6ポイント差に迫っている。


アルファポリス ドリームブッククラブ 詩・写真にて 繰り返されるモノ