山口県の姉から送ってもらったお野菜の中に毎年、この時期になるといつも、こんな不思議な野菜が入ってます。名前がずっと、わからなかったんですが、今日、やっと調べてわかりました。名前は『ロマネスコ』といって、イタリア・ローマ近郊で開発され、1990年代よりヨーロッパで流通し始めたようです。フラクタル図形をした多数の突起が特徴とのこと。以前、大人の生徒さんに水彩を教えていた時に、モチーフとして描いてもらったけど、細かくて嫌だってよく嫌われた野菜でした(笑)。でも、何度見ても美しく、自然界の神秘を感じますね。
※ フラクタル(fractal)とは、フランスの数学者マンデルブロ (Mandelbrot) が導入した幾何学の概念で、図形の部分と全体が自己相似形になっているものなどをいいます。
海岸線や雲、山、樹木の枝分かれなどに見られる複雑な図形を数学的に理論化しました。