Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

母子像☆

2010-08-04 | 
ルーブル美術館 番外編☆

フランスの旅の記録。これはルーブル美術館の地下で、ほとんど人がいない階での作品たちです。まずツアー客はぜんぜんいなく、私はいた時も人が1人いたか、いないかくらいでした。
聖母子像が特に美しかったので、ご紹介します。




この彫刻作品を見て、おお。。と思いました。なんだか見たことない彫刻。
陶芸?みたいな彫刻みたいな。。でも美しく、なめるように見てしまいました(笑)。
日本で調べると、ルネッサンスのマヨリカ陶芸の中心地フィレンツェが生み出した、特異な彫刻ジャンルの、彩釉テラコッタという独特の技法で作られた作品らしいです。右の作品の子供は”僕ってかっこいい?♪”って言ってるみたいに見えました。



他にも、いろんな素材で作られた聖母子像。本当に観ているだけで、神聖な気持ちになりました。




なかなか、地下にある展示室はメジャーな作家がいない分、観る機会や紹介される機会が少ないと思い、あえて載せました。。

ルーブルって本当に広ーい!
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ルーブル美術館☆

2010-08-01 | 
今日はこの6月に行ったフランスの旅の続き、2日目のルーブル美術館の様子をお送りします。とにかく大きい美術館なので、様子だけ少しは伝われば嬉しいです。
 
※上の絵は『ジャック・ルイ・ダヴィット皇帝ナポレオン1世の聖別式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠 』

BGMはこちらがおすすめ→http://www.youtube.com/watch?v=3tBJGQ6NYUo


とにかく宮殿の美術館なので、外観もすごいですが、中もすごいです。
全てまわるのに2、3日はかかるみたいですよ。私は1日使って見て廻りました。
ガラス張りのピラミッドの中から入り、エスカレーターで降りて館内に入って行きます。
でも、テロを警戒してか、ここでも手荷物検査を全ての荷物をしてから入ります。
外では、銃を持った兵士が行き来して、日本では見れない風景ですね。


人も沢山いるんですが、中が広いので、あまり窮屈な感じがしないのが不思議です。
人との比較でその大きさがわかると思います。


これだけの数の美術品があるので、いつもどこかで修復が行われているみたいです。
すごい国だな~と感心。。


とにかく中も広いんですよ。作品も大きい。。天井を見ても芸術作品が。。


(左)サンドロ・ボッティチェリ『聖母子と少年聖ヨハネ』
(右)レオナルド・ダ・ヴィンチ『岩窟の聖母』
※モナ・リザもあったんですが、すごい人だかりができていて、撮影できませんでした。。


(左)ラファエロ『聖母子と幼児聖ヨハネ』
(右)コレッジオ『眠るアンティオペ』

ほとんどが自然の光の明るさで観ることができるんです。何故なら、すべて建物が天窓があり、そこからの光で、十分全ての室内が照らされていました。私も照明を探したんですが、見つかりませんでした。。。す、すごすぎる。。
ガラスもモナ・リザ以外はほとんど入ってなく、とても美しい質感を観賞できました。。

全部を紹介出来ませんでしたが、こんな感じです。。(笑)
もっと知りたい人はフランスへGO!

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フランス日記☆

2010-07-28 | 
本当に暑い日々が続きましたね。。
私の部屋のエアコンが壊れ、正直、この数日のびていました。。
少し息を吹き返したので(笑)、先月行ったフランス珍道中の様子をお伝えしていきます。

※上の写真はドバイ経由で行って、乗り換えの時の様子。


はじめの1日はフランス、パリに1週間いました。
屋根裏部屋のような小さなホテルの部屋に着いた1日目。
部屋はあまり良くないですが、立地が歩いて10分でオペラ座、ルーブル美術館に行ける所でした。これはホテルの外観。
ホテルに荷物を置いて、フラフラ位置関係を調べに散歩。。
近くの公園もなんとも贅沢な噴水が。。


暫く、地図を頼りに歩いていたら、市場のある大きな広場に出ました。どうも、駅辺はここらへんなんだけど。。とキョロキョロしても、あまり駅らしいところがありません。
どうもビジネス街みたいです。。沢山のビジネスマンが、ぼんやりとしている私とは対照的に忙しなく行き来しています。

その中の小さい市場で、夕飯のサンドイッチを買い、ついでに『ここはどこですか?』とお店の人に地図を見せて、英語で聞いてみました。すると、市場のお姉さんが少し地図を見て、悩んでいます。
そして『ここって、どこかわかる?』とその地図をもって、他の人に聞きに行ってくれました。そんな会話が何人かの間で繰り返し、何故か3、4人の市場のお姉ちゃん、お兄ちゃんが私の地図を見て悩み始めました。。
”やばい、私、変なこと聞いてるのかなあ。。”とさすがに動揺し始めました。
どうも、私は方向を間違えて歩いていて、指をさされた地図の場所は、地図にから少しはずれた場所でした。。(笑)

でも、みんなとても親身に教えてくれて、感動しながらも、は~。。と少々へこみながら、サンドイッチを持ってホテルに帰りました。


そして2日目はいざ、美術館へ。。
でも、その前にお茶をしよう。。とルーブル美術館近くのカフェで、一休み。
待望のパリのカフェで、エスプレッソを飲みながら、スケッチなんかしてみました。。(笑)。右が描いた建物。

つづく☆


今回のフランス、イギリスの旅の様子はカテゴリー”しろくま旅にでる!”で見れます。
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屋根裏部屋?

2010-07-10 | 
ご無沙汰しておりま(笑)。帰国してからも、ほとんど、たまった家事や後かたずけに走り回っていました。。1日爆睡しましたが、あとはピンピンしています。
フランスとイギリスの旅の記録の写真は1000枚以上になってしまって、結局、自分での現像は諦めました。。山口の姉にプリントやデーター整理を頼んでいるため、今、私の手元にある旅の写真は、フランスに着いて初めに泊まったホテルの画像だけです。もう少しの間、詳しい様子のアップをお待ち下さい。


フランスは空港に着いてすぐ、ホテルまでの送迎をネットで、タクシーより格安のものを日本で予約して行きました。
なのでお迎えがあったわけです。黒人の方が”HIRAKO"と私の名前と1字スペルが違う名前を掲げて、お迎えをしてくれました。
本当の名前は”HIROKO"なので多分、私だろうなあ。。と思い、話しかけると、やはり私のお迎えに来てくれた方でした。
カタコトの英語で、世間話などをしながら、オペラ座近くのパリのホテルに着きました。しかし、降ろされたホテルが妙に立派で、なんだか私が日本で予約したプチホテルと違う気がしています。。まあ、笑顔で荷物を降ろしてもらって、運転手の方と別れると、やっぱり違うホテルで降ろされています。どうしよう。。とウロウロしてると、すぐに私を心配して、女の方がフランス語で”どうしたの?”の話かけてきてくれて、降ろされた数件先の私の予約したホテルに案内してくれました。
迎えにきてくれた業者の方は多分、住所を見て、彼が送迎した多くの人が泊まる、近くの大きなホテルと間違えたようでした。
でも、私が想像していたより、迎えにきてくれた方も、道を教えてくれた方も、皆さん、とても親切で少しだけ、一人旅の不安が軽減しました。
そして、予約した、本当に小さなドアだけのホテルに着いて、自分の案内された小さな部屋は、シャワーもトイレもない写真のような天井に明かりとりのあるだけの小さな部屋でした。。

左は夕方の天窓、右は朝になると、こんな感じに光が入ります。


椅子に乗ってロープを引っ張ると、重い窓は”キー”と音をたてて開きます。紐の先はいくつか団子結びになっていて、その団子結びを天窓入り口の金具に挟んで固定するわけです。
”まじかよ~雨降ったらどうすんだよーー”と不安になりながら、蒸し暑い部屋で壊れかけた”キ~”と音をたて回る扇風機を不安に眺めながら、フランス生活が始まります。
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生還☆

2010-07-05 | 
初めての海外一人旅は無事?終えることが出来ました。フランスを転々とした後、イギリスのロンドンに渡り、何日か滞在して、またドバイ経由で帰って来ました。
最後の最後に帰りの飛行機に乗り遅れるという最大のピンチに、ロンドンで陥りましたが、エミレーツ航空の皆様のご尽力もあり、ギリギリ次の便に乗せてもらいました。いろんな国の方が、どんな国にいても、こんなカタカナ英語を少ししか話せない、ぼんやりとした日本人に、心配そうにいろいろ親切にしてもらい、人間の温かみをひしひしと感じた旅でした。自分は日本で、人に対して本当に優しく出来てるのかな?と考えてしまいました。旅の詳しい報告はまた、次回☆
心配していただいていた皆さま、ただいま~♪
写真は高速バスから成田空港を撮った様子。
コメント (6)
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