Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

干支の絵☆

2009-01-31 | アートについて
最近、パソコンで作品ファイル作りをしています。そんなことも、とうとうできるよになったんだなって。。って考え深いんですが。そうすると、嫌でも、過去の作品と向かい合うんですよね。実は私はそれが一番興味がないことだったんですが、そうせざるおえません。絵をパソコンに取り込んでいると、展示にも出したことがない作品も沢山出てきます。
いちいち、『あ、これは何年か前に年賀状用に描いたやつだ。。』とか、『あ、これ、野菜が綺麗で食べる前に描いたんだ。。』といちいちその背景を思い出すから、絵は不思議です。
この絵はイノシシの干支の時に、年賀状用に描いて、えらく悩んだ絵です。ねずみやうさぎ、犬、牛ぐらいまでは、ノリノリで描けるんです。でもこの年は”イノシシかああ。。。イノシシはちょっと、私のキャラではないんだよなあ。。”とこの時は困っていました☆なので、主人公のイノシシはホントに『ウォーリーを探せ』のウォリーみたいに、小さく小さく描かれています。
明日は日曜日。素敵に晴れて、こんな素敵な情景が見えるといいなあ。。(日本じゃ無理だって。笑?)

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思考する象☆

2009-01-30 | アートについて
今日は久しぶりの雨の一日ですね☆低気圧がやってくると、体力的にも、気持ち的にも、ぐったり気味の私は、少し部屋で静かに過ごしています。
私みたいに、自分でなんでも判断しないといけない職業の人間は、時間が少しでもあると、何かしてしまう。
知らぬ間に、時間に追われている状況を自分で作り出してしまうんです。去年はそれで、何度か倒れそうになったりして、お医者さんにもいろいろ注意されたなあ。。。今年はonとoffのスイッチをちゃんと切り替えて、倒れないようにしようというのが目標です。なんかレベル低いですね。。(笑)。
こんな雨の日は、この絵の象みたいに、心安らかに本とか読んで、楽しい未来を思考していたいなあ。
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野菜の気持ち☆

2009-01-28 | 青いアトリエ美術教室
青いアトリエの子はいろいろな子がいるんですが、この六年生のななちゃんは、いつも、実際にあるものを見て描くのが大好き☆周りの子がいくら、粘土や彫刻、羊毛と、描くことから離れようとも、彼女は決して観ることから、逃げようとしません。まだ小学生ですが、透明水彩を買うことをすすめ、いつも、透明感のある静物画を描いてくれます。
今回は姉が山口県から、いつも送ってくれている自家製の野菜の中から、キャベツや大根を選びました。不思議なことに、子供たちは、スーパーで買った野菜は、何故か描かないんですが、姉が送ってくれる野菜は抵抗なく描いてくれます。なんだか、大人が感じとれない物の気配を知らぬ間に、子供たちは感じとっているのかもしれませんね。出来上がりはなんとも、大根の透明感のある白さや、キャベツのボリュームも上手に表現出来ていて、描かれた野菜も心なしか、嬉しそうですね♪
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会議?

2009-01-26 | アートについて
今日はデザイナーさんと今後の活動の打ち合わせ。でも、だんだん、仕事の話が違う方向にいって、ミラクルワールド炸裂です(笑)☆こんな感じが、展示で形にできたら、最高なのになぁ…♪
ちなみに、この写真は、そのデザイナーさんに、携帯カメラの撮り方を伝授してもらって、試しに撮ってもらったもの。
「こうして下から、なめるように撮るんだよっ!」って熱く語りながら写真を撮る彼女の姿を゛まるで、おじさんカメラマンが女の子撮ってるみたいだなぁ…でも、相手はりんご酢ソーダなんだよなぁ…。″とほほ笑ましく思うのです。う~ん、やっぱり上手いな☆
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同じ景色

2009-01-25 | アートについて
いつも見ている景色のはずなのに、いつも同じように見えないのは何故だろう。
自分の部屋から眺める景色は、今日は逆光のせいか、細かく細工された切り絵を見ているみたい。対象が常に変化しているのかもしれないけど、私の感受性も、常に変化し続けているんだろうな…。
"生きることとは変化すること"って、誰かの本で読んだ言葉が、頭を過ぎります。
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アザラシ?

2009-01-24 | ラスカル
北海道根室市の根室港岸壁で先日、北極圏から来たらしいワモンアザラシの子どもが保護され、釧路市動物園に引き渡されたというYahoo!ニュースをパソコンで読んでいて、横を見ると、うちにもアザラシが書類の上に漂着しているのを発見した☆
たまに、アトリエに来る生徒の前を横切るうちのラスカルは、ほとんどみんなに発見される度に「あれ、ラスカル?なんだか前より大きくなってるみたい…。」と言われる。私はその度「気のせいだよ…。」とその場は流すんですが、内心は゛やっぱり、そうかぁ…″と遠くを見るのです。
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描き初め☆

2009-01-23 | ピッピ保育園☆
昨日はピッピ保育園の美術の時間でした☆
やはり、風邪やインフルエンザが流行っているせいか、子供達の中には、おでこにあてる冷えピタシートをつけて、泣きながら保母さんに抱かれている子がいます。風邪なのかなあ。。と心配しながら、今日の授業に入ります。今日の授業は今年始めての授業なので、書き初めならぬ、描き初めです(笑)☆
普通の紙ではつまらないので、私が制作に日頃使っている、日本画の画材の麻紙を使って、墨汁と絵の具で、ちょっと日本画っぽい絵の制作をします。皆さんも一度は使ったことのある、割り箸ペンや筆で始めに墨汁で、好きなものを描いていきます。
小さな日本画の絵は、似合う色のマット紙に貼ってあげたら、完成です。



その墨絵が乾く間は、大きい別の用紙に、みんなで好きに描いてていいよ。。。と大きい紙に誘導。まるで気持ちは、子やぎ達を放牧するペーターです。みんなガンガン描いていきます☆



一時間半の授業で、みんな沢山描きました☆みんな、岡本太郎に負けないくらいガンガン、カッコ良くロックな感じに描いてくれて、最後の挨拶で、”みんなのってるかーい!”と子供達に問いかけそうになる自分の衝動を抑えるのに必死でした。。。(笑)。ひろくま先生の授業は、今日はこれでおしまい。

子供達の絵にも、何故か私はそれぞれの葛藤を感じます。
みんな、そのままでいいからね、そのままで♪

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準備☆

2009-01-22 | 青いアトリエ美術教室
今日はピッピ保育園、美術の日です。夜中に授業の準備をしてます…(笑)☆日本画の紙を切ったり、割り箸ペンを作ったり、いったい何が出来るのかなぁ?
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シマリス☆

2009-01-21 | 青いアトリエ美術教室
今日の青いアトリエは、とうとう風邪でお休みの子が出てきました☆世の中も、インフルエンザが流行ってきて、なんだか心配ですね。そんな、なんだか明るいニュースの少ない、このご時世に、アトリエではかわいいものが、どんどん量産されています☆
三年生の男の子が作った作品。毛糸のポンポンで作ったシマリスです。
こんなのも、4月のギャラリーカフェの展示会場にぶら下げたら、なんだか偶然ぶつかってシマリスと目が合ったら、幸せになりそうですね♪とても気に入ったので、撮影と称して、本人に返さないで、私の手元に保留としました。なんだか、だんだん私も独裁者のようになってきました…☆
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グッズ☆

2009-01-20 | アートについて
もうすぐアメリカでは、オバマ新大統領の就任式ですね。歴史的瞬間です☆先日、大人の生徒さんから、オバマグッズのチョコレートを頂きました。娘さんがアメリカ在住とのこと。なんだか、見ているだけで、楽しくなります。アメリカはこういうところで、楽しんじゃうから、いいなぁ(笑)☆
私もしろくまグッズを作ろうかなぁ。くまがニッコリ笑ったパッケージのチョコレート。開けるとくまの形のチョコがゴロゴロ出てくる。誰も買わないだろうなぁ…。
なんだか、このチョコを持つと゛Yes、 We Can!″と言いたくなります。ちょっとした洗脳です。
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