Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

想い出のかたち

2012-08-26 | 青いアトリエ美術教室


夏のアトリエも終了しました。手芸用の粘土で小学2年生が作ったリース。
この娘の心の中は今、こんなんなんだろうなあ~とうっとり見てしまう作品。彼女が大好きなもので散りばめられたリース。世界が愛で溢れますように。。
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個展のお知らせ☆

2012-08-24 | 告知

『the sea of that day~あの日の海~』

稲垣 弘子展~Hiroko Inagaki Exhibition~
       

2012年9月9日(日)~9月15日(土)
open 12:00~19:00 (会期中無休)
(最終日は~18:00まで)


会場:ギャラリー403
住所:東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F
TEL 03-3535-5733

※作家はほぼ毎日在廊

80年前に建てられてアパートがギャラリーになった不思議な建物です。
タイムスリップしたみたいに遊びにいらして下さいね。

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贈り物

2012-08-23 | 宮城県の旅


どうなんでしょう。。この暑さ。残暑お見舞い申し上げます。
関東がこんなに暑くて辛いのに、被災地の方はちゃんとエアコンとかあるんでしょうか?
基本、室内で作業している自分でも倒れそうなのに、原発でまだ作業している人、被災した方々はどうしているのだろう?と昨日、届いた贈り物の猫ちゃんを眺めながら思うのです。
この手作りのお人形は今年3月末に行った仙台市の被災したペットを保護しているDOG WOODさんにボランティアに行き、そこで知り合った地元ボランティアさんのKさんが残暑お見舞いに送ってくれたもの。
Kさん手作り猫さんと、美術館に行かれた時のお土産だそうです。ああ、そんな時まで覚えてくれてるんだ。。と驚いてしまいました。
この方はご自分は直接被災されなかったんですが、震災の時、直接被害に合われた方におにぎりや食事を振る舞ったり、被災した動物のお世話を献身的にされていたり、すごいパワーのある愛情深い方でした。
ちょっとだけボランティアに行った私にまで、こんなことして頂けるなんて、なんだか申し訳ない気持ちでした。
そう、もうだんだん、震災の話は報道されなくなってきていますね。世の中は、あの悲しみを忘れたいみたいにオリンピック一色。。でも、まだ、被災した方々の闘いは終わってないんだと思いました。
個展の準備や、ちょっと、家族のことなどいろいろあって、自分のことでいっぱい、いっぱいだった自分に反省。。また、お便り書こう。。
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向き合うこと

2012-08-20 | 京橋アトリエ
今日も暑い1日でしたね!私も熱い授業を学童『となりのいえ』でしてきました。いや、暑苦しいぐらいだったでしょうか(笑)。
みんな、絵を描くのに今の小学生はほとんど経験値が少ないので、教えられる事は、すべて教えていこう。。!という意気込みでした。そして、山口県から送られたお野菜を少しずつ布の上に並べていくと、みんな、不思議そうに近寄って来てくれました。『何するの~?』『な~に、これ~?』とみんなが聞いて来ます。
観賞用のかぼちゃもみんな、これだけの種類は見た事がないらしく、目をぱちくりしていました。他にも山口県の農家でできた、大きなピーマン、ししとう、タマネギなど、茎付きのトマトなど、姉がいろいろ色身を工夫してくれて送ってくれていたので、先生を含め、皆、楽しそうな夏野菜の彩りに描きたくなってくれたみたいです。
『上手に描く事が大事なんではなく、目の前の対象にどう向き合うかが大事だよ』というと、みんな本当に聞いているようで、感心しました。



みんな、シーンとなって描き始めます。



だれも描きたくないという子はいなくて安心しました。


本当、一生懸命に描いてますよ。

透明感のある彩色。


で、完成~。



割り箸ペンと墨汁で仕上げをする子、鉛筆の線をわざと残す子、余白を残す子などいろいろですが、みんな、自分の絵の完成形を知ってるみたいでした。
最後まで描くのを止めない子が一人いて、みんながお昼になっても片付ける私の傍で描き続けてる男の子がいました。その子は、急にポロポロ泣き出して、理由を聞くと、『白いかぼちゃの色が出せない。。』と悔しくて泣いているようでした。
『よっぽど絵が好きなんだね。なんか、いいな~、そんな綺麗な涙はお姉さんは、昔どこかに置いてきてしまったよ。』と訳のわからないことをその子に言ったりして、ちょっと、子供達の純粋さに、心が洗われたりもしました。
学童『となりのいえ』はハンディのある子もいるんですが、そうした子にも少し接せられて、これから何が出来るかわかったのは、大きな収穫でした。
表現する自由はみんなに平等にあって、みんなきっかけがないだけなんだな。。と思うしろくま先生。夏の想い出の1枚になるといいなあ。

今日のしろくま先生の授業はこれで終わり!またね~☆
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ふらふらしながら。

2012-08-19 | 京橋アトリエ


明日の学童でやるワークショップの準備をしています。
自分の制作とワークショップの同時進行なんで、かなり体力消耗気味です。モチーフの準備にわざわざ山口県から送ってもらったカボチャ達。運ぶだけで、かなりの重量なんで、フラ~っとしながら、あちこち運んでます。学童の子供達はなかなか日頃は教えられないので、大事な時間です。しろくま先生、その前に倒れませんように…(笑)。
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スケッチ

2012-08-15 | アートについて


毎日、体力が続く限り制作してます。もうお盆休みも終える頃ですね。楽しかった思い出を胸に、また日常が始まります。
この絵は山口県でわずかに咲いていた遅咲きの紫陽花をスケッチしたもの。絵は感動した印象が形に残せるからいいな。皆さんもどんな風景を心に刻みましたか?
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思い出の場所

2012-08-10 | アートについて


もう、お盆の帰省ラッシュが始まりかけてますね。皆さん、思い出いっぱいの故郷に帰る素敵な時間ですね。私はあまり故郷とか、おばあちゃんちとか、昔から縁がないので、いつもこんな時期は自宅にいました。そう、そして、大人になった今もアトリエで9月の個展に向けて制作中。なぜか海を描いています。皆様も思い出の風景画を心に焼き付けてきて下さいね。
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エネルギー

2012-08-09 | 青いアトリエ美術教室


夏の青いアトリエは、日頃と少し違います。日頃通えない子もみれたりして、嬉しい出会いが沢山あります。これは先日都内から来てくれた中学生の水彩画。美大時代の同級生の娘さんが水彩画を習いにアトリエに来てくれました。モチーフは桃やプラムやプルーン。久しぶりにちゃんとした水彩を教えたら自分も描きたくなりました。不思議なエネルギーを子供達から毎回もらっています☆
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商品券☆

2012-08-05 | 絵、イラストのお仕事
山口県で教室も全て終えて、空いた時間を使って、半年以上前に、商品券に使うイラストの原画を描かせて頂いた、某スーパーに行きました。何度もやり直して、やっと出来上がった絵で、こうして印刷物の大きな仕事はしたことがなかったので、ちょっと不思議な気分でした。


スーパーに行くと、大きなポスターになっていて、驚きました。


絵本とか、お菓子のパッケージとか、包装紙とかいつかやってみたいなあ。。と夢が膨らみます(笑)。
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山口県の想い出☆

2012-08-05 | 京橋アトリエ
暑いですね。。やっと山口県から帰ってきました。
野島以外の山口県の様子を少しご紹介します。。


まずは、山口県での出張教室。毎年やっていると、みんな、どんどん大人になって、上手になっているのがわかります。すごいなあ。。


姉のところは農家なので、いろいろなお野菜も作られているんですが、今回はかっこいいスイカのハウスを子供達に見せてもらいました。。なんか綺麗ですよね。。この中に住みたくなりました(笑)。


教室の合間に大きなすいかを差し入れて下さり、みんなでいただくことに。。うーん、夏っぽい!


絵の撮影は忙しくて出来ませんでしたが、こんなかわいいランプをみんなで作っちゃいました☆光がゆっくり七色に変化します。なんか、涼しげでいいですね。


滞在中、描いた85歳のお婆ちゃん。かわいいし、お元気でした。


92歳のおじいちゃんも描きました。戦争の中を生き残った方はやはり、どこか違う次元に生きているようでした。とにかく元気です。。


また、姉の家で咲いていたダリア。パステルで描きました。横浜では買うのが当たり前でしたが、ここでは食べ物も、花も全てを育てていました。なんかすごいなあ。

皆さんのご協力のもと、楽しい山口県の旅でした。本当に有り難うございました☆
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