Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

HPについて。。

2016-02-26 | アートについて


この1ヶ月ほど私、稲垣弘子のHP
      ↓
http://www.hiroko-world.com

が見れない状態になっていました。いつもみて頂いていた方にはご迷惑おかけしました。
やっと見れるようになりました。
(更新は出来ていなくてすみません。。。。)
また少しずつリニューアルしていく予定です。お楽しみに☆

※この作品は『きらきら光る』(2015年制作)10cm×14cm クレヨン、アクリル絵の具
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達成感

2016-02-14 | ピッピ保育園☆
こんにちは、ここ最近は、寒かったり暖かかったりで、体調管理、本当に難しいですね。。今月のピッピ保育園の授業も、インフルエンザが流行しているらしく、お休みが多かったです。。先生たちもさすがに予防としてマスクをされていました。。。(ちなみに私はしないで乗り切りました。もし私がブログの更新が滞ったら、インフルになったな。。って思ってください。)
さて、今回の授業はアクリル絵の具を使って、絵を描こう。。!です。今回は保育園を卒業する子も何人かいるので、モチーフも色々用意して、観察して描いてもらいました。アクリル絵の具は乾いたら何度も重ねて描けるよって描いて見せたりして、絵の具の説明もしてスタートです。

なんか、最近、本当に絵を描くのが好きな子が多くなってくれて、描く姿勢も様になってますよね。。
真剣そのものです。


綺麗に水彩のように描く子もいれば、モチーフを描いて、塗りつぶしてしまう子もいました。
でもそれで、いいと思っています。なんとなく、そんな絵にも闘った痕跡が残っていて、私は好きです。


最後は絵に似合う色のマット紙を選んで、貼ってあげて、紐をつけて完成です。



見学に来て下さったお母様にもお話したんですが、やはり、お母さんはお子さんが大事ですから、色々制作過程で口を出してしまうんですね。でも、私は決してそれは、いけないことと思わないんです。親御さんの本能ですから。でも、やはり、絵を描くとはとても能動的な行為なんです。誰かが言ってやるのではなく、自分で見て感じて描くという行為を全て自分で引き受けて、初めて達成感のようなものが生まれます。子供たちを見守ることがいかに大変なのかがわかりますね。。どんな絵にも子供なりの意味があったりします。私は子供達が、何か美術を通して、自分なりの発見や達成感があれば、それでいいと思っています。
いい笑顔で今年度、最後の美術を子供達が終えてくれて、安心しました。


初めて、ピッピ保育園のお昼をご一緒させてもらいました。生活クラブの材料を使っているからか、とても身体に優しい味がしました。美味しかった~。でも、みんな、小さいのにすごく食べるの速くて驚きました。。

また、新しい子供達との思い出が出来ました。今日のしろくま先生の授業はこれでおしまい。またね☆
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ルーツ

2016-02-08 | アートについて
先日、にいはる美術の沢田先生にお誘いを受けて、にいはる美術20周年の和久洋三さんのワークショップに参加させていただきました。実は沢田先生にお誘いを受けるまで、和久さんの存在は知りませんでした。和久さんは子供の木の玩具の有名なデザイナーさんで沢田先生が美大を出て、弟子入りされたのが和久先生でした。沢田先生とも、本当に不思議な縁で知り合って10年以上経ちますが、沢田先生の子供達への思いが、和久先生のような方の出逢いからなんだとやっと知ることができました。
和久先生の積み木はとてもシンプルで、でもとても計算された積み木で、作る側を選ばない、誰でもが自分の世界を作り上げることが出来る積み木でした。


まず、和久さんや大人の人を囲んで円柱を作り上げていきます。小さな積み木なんですが、全然崩れないんです。。

それを中にいた大人の人が崩していって、トンネルを作ったり。

最後はトンネルの穴を大きくして、全て崩してしまいます。綺麗な音で崩れますよ。

今度は、自分の好きなものを作ります。それをみんな繋げていきます。

可愛らしい子供のお城ができました。
今回のテーマは”つながる形、つながるこころ”なんだか、わかった気がしました。

講義も聞かせて頂いて、先生はいろいろな子の気持ちを受け止めて、ここまでいらした方なんだなあ。。と思いました。

最後の記念撮影、本当に楽しい時間でした。

この写真は先生のお家でこの日、ご馳走になったもの。
お腹の中もホッコリしました。自分はこれからどこまでできるかなあ。。と考えさせられた1日でした。
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