Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

被災地へ

2012-03-30 | 宮城県の旅


宮城県 仙台市に来ています。かなりハードなスケジュールで、寝る時間も削る感じだったので、ブログも更新できませんでした。楽しみに見ていた方、すみませんでした。また帰りましら、ゆっくり御報告します。写真は臨時開園した、被害の大きかった海岸沿いの公園の遊具。もう、日頃は子供たちに遊ばれることもなく、なんだか寂しそうに見えました。
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展示のつづき

2012-03-23 | おさんぽ


個展の準備をバタバタしていて、近所の梅の花が咲いたのも気付きませんでした。テレビのニュースでは見頃だと、確か言っていましたね。テレビの画像を見ただけで、擬似体験したようになって、本当に咲いているのを見て、実際は見てなかったことに気付きます。
去年の震災も、本当に映像しか見てないのに、恐怖に震える一年でした。でも、実際は自分の目で何も見ていないんです。
一年したら、被災地に行こうと思っていた私を、個展最終日の3.11の展示の終える間際に、ある人が被災地行きを誘ってくれました。本当に沢山、不思議な出会いをくれた展示でしたが、もしかしたら、まだ終わってないのかもしれない、始まったばかりなのかもしれないと思う今日この頃です。ブログにも旅の様子は随時アップできたらと思います。
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一休み☆

2012-03-20 | アートについて



展示を終えたら、家の中でたまった家事や片付けが待ってました。仕事や制作は少し置いておいて、身体を休めながら、いろいろ片付けてます。そして、もうすぐ被災地にも行くので、その準備もしなければなりません。これも急に決まった話なんですが、やはりイメージしていたことは実現するらしく、忙しくなりそうです。たくさんの笑顔に逢えるように、ちゃんと体調管理しないとな…。

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静かな日常

2012-03-17 | 青いアトリエ美術教室


青いアトリエも少しお休みしていましたが、また、再開しました。
展示で頂いた薔薇があまりに綺麗なので、子供達にパステルで描いてもらいました。もう、青いアトリエには春がやって来ましたよ☆
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いつもとの違い

2012-03-16 | アートについて


展覧会の搬出やその他、事務的な事、作品の発送など、全てだいたいが終了しました。怒濤のような数ヶ月は終わりました。
いつもは展示が終わるとだいたい倒れるのですが、今回は妙な充実感が残り、元気です。また、すぐに次の制作に入りたいです。ギャラリーのオーナーさん、また寒い中、来てくださった皆さま、本当に有難うございました。この場を借りて、御礼申し上げます(^人^)
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ありがとうのかたち

2012-03-11 | アートについて


今日で「楽園」の展示は無事終了しました☆
最後までいらした方には、窓辺に飾った青い鳥のオーナメントを好きなものを選んで、持って帰って頂きました。たくさんの方の来場、ありがとうございます。自分も沢山の迷いの中、次の一歩を歩き出せそうです。
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わすれない

2012-03-10 | アートについて

Hiroko Inagaki「君がいた日々」

明日で絵画展示“楽園”の展示が終了します。そして、明日は東日本大震災から1年です。
被災された方、大切な誰かを失った方々が多くいらっしゃると思います。
私は少しでも、自分の展示を見て下さった方々が笑顔になってくれる展示にしたいと思いました。そして、そんな笑顔はきっと水が作る波紋のように、傷みをもった人々に届くと信じていました。
そして、直接被災していなくても、被災した方を想い、沢山の涙が流されていたことを、この展示で知りました。私も今回、展示された絵画のほとんどを、涙しながら、何か心の叫びを絞り出すように描いたのを覚えています。そして、知らぬ間にどんどん完成していった絵が多かったのが、今までの作品の制作過程と違います。何か必然的に描かされたようなイメージです。
震災で沢山のものが失われましたが、その中で大切な想い出は、いつも自分の心の中にあって、決して失うことはないのです。そんな皆さん、それぞれの心の中にある幸せの記憶のかけらを拾い集めたような絵を、自分は描きたかったんだと、この展示を通して気付きました。この楽園図が沢山の方々に届きますように。。。

大橋トリオ 『わすれない』




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雨の街

2012-03-09 | アートについて


雨の銀座の街を、ギャラリーの窓辺から眺める。
今日は少し寒くて雨模様。でも、ひと雨ごとに春に歩みを進めているのがわかります。銀座の今日の景色と、展示している絵が不思議と重なる1日でした。
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出会いの記録

2012-03-08 | アートについて


今回の個展ではワークショップはしないつもりでしたが、気付くと時間がある時、お客様をいろいろ描いてしまっていました。いろいろ個性豊かなお客様に、お話しながら知らぬ間に筆を走らせてしまいます。
1番右上の絵は青いアトリエの卒業生。旅行会社に就職が決まって、わざわざ展示まで足を運んでくれました。なんだか立派に飛び立つ鳥を見るような気分で、彼女の素敵な人生の門出になるよう、祈りながら描きました。いろいろな人との出会いが今の自分を支えていると、改めて気付く展示です。
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みんなの笑顔

2012-03-06 | アートについて


展示3日目の今日は暖かく、小春日和でした。ギャラリーもエアコンをつけずにずっと窓を開けていられました。今日も沢山の方が来て下さり、感謝の気持ちで本当いっぱいです。写真はギャラリーに偶然来られた写真を撮る英国の方や、大阪から来て、たまたまギャラリーを見に来た方、みんなが絵をみながら知らない者同士が打ち解けて、わいわいお話しています。展示って、やっぱり楽しいのがいいなぁ…と再確認した今日一日。明日はどんな笑顔に出会えるかな☆
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