Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

屋根裏部屋?

2010-07-10 | 
ご無沙汰しておりま(笑)。帰国してからも、ほとんど、たまった家事や後かたずけに走り回っていました。。1日爆睡しましたが、あとはピンピンしています。
フランスとイギリスの旅の記録の写真は1000枚以上になってしまって、結局、自分での現像は諦めました。。山口の姉にプリントやデーター整理を頼んでいるため、今、私の手元にある旅の写真は、フランスに着いて初めに泊まったホテルの画像だけです。もう少しの間、詳しい様子のアップをお待ち下さい。


フランスは空港に着いてすぐ、ホテルまでの送迎をネットで、タクシーより格安のものを日本で予約して行きました。
なのでお迎えがあったわけです。黒人の方が”HIRAKO"と私の名前と1字スペルが違う名前を掲げて、お迎えをしてくれました。
本当の名前は”HIROKO"なので多分、私だろうなあ。。と思い、話しかけると、やはり私のお迎えに来てくれた方でした。
カタコトの英語で、世間話などをしながら、オペラ座近くのパリのホテルに着きました。しかし、降ろされたホテルが妙に立派で、なんだか私が日本で予約したプチホテルと違う気がしています。。まあ、笑顔で荷物を降ろしてもらって、運転手の方と別れると、やっぱり違うホテルで降ろされています。どうしよう。。とウロウロしてると、すぐに私を心配して、女の方がフランス語で”どうしたの?”の話かけてきてくれて、降ろされた数件先の私の予約したホテルに案内してくれました。
迎えにきてくれた業者の方は多分、住所を見て、彼が送迎した多くの人が泊まる、近くの大きなホテルと間違えたようでした。
でも、私が想像していたより、迎えにきてくれた方も、道を教えてくれた方も、皆さん、とても親切で少しだけ、一人旅の不安が軽減しました。
そして、予約した、本当に小さなドアだけのホテルに着いて、自分の案内された小さな部屋は、シャワーもトイレもない写真のような天井に明かりとりのあるだけの小さな部屋でした。。

左は夕方の天窓、右は朝になると、こんな感じに光が入ります。


椅子に乗ってロープを引っ張ると、重い窓は”キー”と音をたてて開きます。紐の先はいくつか団子結びになっていて、その団子結びを天窓入り口の金具に挟んで固定するわけです。
”まじかよ~雨降ったらどうすんだよーー”と不安になりながら、蒸し暑い部屋で壊れかけた”キ~”と音をたて回る扇風機を不安に眺めながら、フランス生活が始まります。

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