中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

フェアリーステークス 回顧

2021-01-11 16:38:00 | 回顧
12.4 - 11.6 - 11.8 - 11.0 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 11.8=1:34.4
35.8-22.9-35.7

【馬場】Cコース。土日を経過して少し時計のかかる馬場。内外の差なし。

【展開】中締まりの平均ラップ。5番クールキャットが動いた事で中間締まって早めに動いた組には苦しい競馬。差しが生きる流れ。

ファインルージュが圧勝。初距離も折り合いに不安のないタイプ。道中は後方馬群で折り合いに専念。出入りの激しい競馬で絶好の展開。テンハッピーローズが動いた3角で進出開始して前を射程圏内に入れる。直線は大外から切れる脚で後続を突き放した。丸みのあるトモで折り合いに不安がなく距離が延びても良さそう。底力のある脚力。

ホウオウイクセルは不利な大外枠発走から終始中団の外を通らされる競馬。クールキャットが動いた3角からはハミを噛んで力む。ロスの多い競馬だったが、前崩れの流れもあり力強い末脚で伸びてきた。

ベッラノーヴァはプラス6キロ増はプラスだった。1番枠発走から行き脚つかず後方からの追走。3角では最後方まで下がる。直線で大外へ持ち出すと鞍上が促しても手前を替えない。それでも、ピッチの効いた回転の速いフットワークでグーンと加速。広いコースでより末脚が生きそう。

テンハッピーローズはやはり右回りだと外に張って右手綱を引きながらでコーナーで減速してしまう。一番人気もあり前崩れの流れを正攻法で動く苦しい展開。エンジンの掛かりの遅いタイプで広いコースで見直し。左回りで。

ネクストストーリーは好発から一旦はハナを奪うかの勢い。その後は好位のインで経済コースを上手く立ち回った。攻め馬から気配が際立っていた。

シャドウファックスは好発から2番手ももう少し控えてもよかった。行きたがるのをなだめながらで力んでいたし、カラパタールに外から被されてプレッシャーを受ける苦しい競馬。更にクールキャットがハナを奪う事で中締まりの余計に苦しい形。右回りの一瞬の脚を使う形で見直し。

クールキャットは発馬で行き脚がつかず後方から。すぐに外めにポジションを移す。ハミをグッと噛んで力む。我慢できず3角で動いてハナを奪うも直線で失速した。現状はトビが大きくうまく走りを制御できていない。


シンザン記念 回顧

2021-01-11 08:09:00 | 回顧
12.5 - 10.9 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.6 - 12.0=1:33.3
34.7-23.4-35.2

【馬場】Aコース。内の馬場が硬くて内先行有利。

【展開】逃げ馬不在でピクシーナイトが好発からハナ。2ハロン目からマイペースの平均ラップの逃げ。内先行有利の馬場も味方し前有利の展開。

ピクシーナイトは坂路で好時計連発。デキは良かった。課題の発馬を決めて2ハロン目からハナ。平均ラップの逃げを刻み直線で二の脚で後続を突き放した。内有利の馬場も味方した。大きなストライドでスタミナと長く脚を使える。控えてもスパッと切れるタイプではない。

ルークズネストは久々もコース4本で攻め強化。動きも大トビで豪快だった。五分の発馬で後方から中団から。前半はかなり行きたがる。3,4角で外めへ持ち出すと脚があるのでスムーズに大外へ。直線坂下でスッと右手前に替えると力強く伸びてきた。大トビで長い直線で長く脚を使える。まだトモが緩くて発馬が安定せず折り合いも課題。

バスラットレオンは発馬は良くなかったが、押して2番手。外からも被されてプレッシャーもきつかったが、直線も粘った。GIから中2週の反動もあったか。スパッとは切れないが、前で粘れる脚がある。

ククナは15番枠発走。すぐの2角で外へ振られるロスも大きく向こう正面でようやく中団馬群の中へ。しかし、初めて経験するマイルの平均ラップで道中は手綱が動いて忙しい。その分、脚が溜まらずに直線は伸び切れなかった。

セラフィナイトは道中は後方のイン。向こう正面で外めに進路を取る。道中で手綱が動いていたのは初めて経験するマイルの平均ペースに戸惑ったか。直線は大外へ持ち出すロスの大きい競馬ながら目立つ伸びを見せた。内先行有利の馬場を考えれば負けて強し。

マリアエレーナも道中は後方から。4角最後方で直線も大外。鋭い脚で伸びるも直線半ばで前が詰まってブレーキを踏む大きな不利。それでも最後まで近く強く伸びた。惜しい内容。

ロードマックスは元々掛かる気性。それをタメて最後の脚に繋げるタイプも外枠発走で2角で外は振られる形でガツンと掛かった。最悪の形。

ダディーズビビットも課題の折り合いを克服できずガツンと掛かってしまった。

レゾンドゥスリールは素質馬。2戦目で調教でも併走遅れでデキ落ちしていたか。

カスティーリャはハミを噛んで力みっぱなし。前走と同じ形になった。