中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

きさらぎ賞(G III)回顧

2022-02-06 16:02:08 | 回顧
12.7 - 11.3 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 11.9 - 12.1 - 11.9 - 11.8 - 12.2=
36.2-60.6-59.9-35.9

マテンロウレオはこの中間も絶好の動き。3戦目でナーバスな面もあった。まずまずの発馬から無理せず控える形。3戦目で行く気になっていた分、道中は引っ張り切りの手応えでギリギリだった。鞍上も焦らずじっくり後方で折り合いに専念。3角も引っ張り切りの抜群の手応えで4角で馬なりのまま2着馬の直後まで追い上げる。直線でスッと右手前に替えるも、右ステッキを入れられて内へモタれる。その分、立て直してロスはあったが、再び右手前に替えて一完歩ずつ力強く伸びて競り合いを制した。馬込みを気にせず持久力のある末脚が武器。

ダンテスビューはこの中間はコースで意欲的に追われて動きも良かった。好発から中団のイン追走。2角から向こう正面まで行きたがるが、許容範囲内。直線でジリジリの伸びたが、勝ち馬の決め手が上だった。スパッとは切れないタイプ。時計が掛かり35秒台がベスト。

メイショウゲキリンは綺麗な平均ラップの逃げ。大外枠から好発を切って少し気合いを付けた程度で楽にハナを切れた。2000㍍の時計の掛かる持久力戦が合っている。

アスクワイルドモアはフワッとした発馬。^前半は行けないタイプ。後方で折り合いに専念。3,4角でズブさを見せながら少頭数で4角から直線入口もスムーズに加速できて馬込みも捌けた。多頭数なら馬込みで加速するのが難しい。距離はもっと合った方が良い。ステイヤー。

ストロングウィルは絶好の動きを見せてデキは良かった。好発を決めて大きなトビでスッと先行策。1,2角で行きたがる面を見せたが、それよりも前日の雪で重たい馬場が応えた。大トビだけにパンパン馬場でやりたい。

東京新聞杯(G III)回顧

2022-02-06 16:00:43 | 回顧
12.2 - 11.1 - 11.4 - 11.7 - 11.6 - 11.2 - 11.4 - 11.7=1:32.3
34.7-23.3-34.2

イルーシヴパンサーはコース4本追い。絶好の動きだった。11番枠から好発を決めるもスッと控える。道中は離れた後方2番手追走。

ファインルージュはプラス16キロ増。爪に不安があり厳寒期で絞り切れなかった。好発を決めて道中は中団馬群から。前半は行きたがるのを抑えながら。外からも被されてプレッシャーはきつかった。3,4角は少し手綱は動いた。直線は狙った進路をドナウに取られて坂を上った所でその外へ。ステッキに応えて狭い所を割ってきたが、勝ち馬の決め手が上だった。叩いて前進。

カラテは発馬後に他馬と接触して行き脚がつかず後方から。道中も手綱を押し通しで決して手応えは良くなかった。流れが落ち着いた3,4角で脚をタメる。直線は大外へ。2着馬と激しい追い比べ。頭は高いが、一完歩ずつジリジリと伸びた。長い直線が合う。爪に不安があり中間の攻め過程は要チェック。

カレンシュトラウスは行き脚つかず後方から。直線で大外からいい脚を使って伸びたが、ゴール前は脚が上がってしまった。使える脚は短いか。

ドナアトラエンテは好発を決めるもスッと控えて中団外。引っ張り切りの手応え。タメて直線は大外へ。一瞬の脚でグーンと伸びてラスト1ハロン地点で先頭に立つ。しかし、ゴール前で苦しくなって内へモタれて苦しくなった。直線の短いコースで一瞬の脚を。

ワールドバローズは内枠で道中は包まれて直線も少し窮屈な場面があった。外有利の中で内から狭い所を割ってきた。もう少し都会の掛かる条件で。

カテドラルは発馬後に行き脚が付かなかったが、流れを考えればもっと伸びて良かった。前半にハミに頼った走りで力んだ分と斤量差か。

ホウオウアマゾンは発馬後に外へ膨れて無理せず好位の外。しかし、平均ラップの中緩み。外を通らされて先行馬総崩れの流れ。左周りも合わないか。

ディアンドルは好発を決めてスッと先行策。先行馬総崩れの中でも直線ラスト1ハロンまで粘ったし、56キロで頑張った。折り合いも付いた。

ケイデンスコールは59キロを考慮して積極策。結果的には2番手で締まった流れを演出した。直線も持ったままで早め先頭。見せ場十分だった。この時期なら1発ある。攻めは絶好。

トーラスジェミニはブリンカー着用で攻めの動きも一息。気持ちの問題。

マルターズデュオサは一週前追い切りを行えず攻めの動きも一息だった。発馬後に外へ膨れて押して力んだ先行策。先行馬総崩れの流れと悪条件。立て直した方が良い。