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エリザベス女王杯(GI)調教診断

2007-11-09 06:43:19 | 調教診断
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ウオッカ、戴冠へ落ち着き十分


アサヒライジング】◎ 前脚をピンと張り出し、柔らかい首使い
柴田善を背に南Wで3頭併せの中。終始、引っ張り切りの手応えで5ハロン66秒8-12秒6。前脚をピンと張り出し、気持ち良さそうに走っていた。柔らかい首の使いも目立った。31日、4日にも速いところやられており、態勢は万全だ。

【アドマイヤキッス】△ 追って反応今ひとつ
高田(レースは岩田)を背にDWで2頭併せを追走。前半はキャンター程度の楽走から終い重点の調教。ラスト1ハロンで気合いを付けられ、併走馬をあっさりと交わす。だが、抜け出してからフワフワとした走りで重心が高かった。物足りない。

ウオッカ】◎ テンション上がらず、充実一途
四位を背にCWで3頭併せの最内追走。終始、引っ張りきりの手応えだが、鞍上との呼吸はピタリ。直線で前2頭が抜け出してもムキになることなく抑えが利いていた。一度使われたことで行きっぷりが良くなり過ぎることを懸念したが、これなら大丈夫だ。1週前にはCWで抜群の動きを披露し、普段も坂路で順調に乗られている。文句なしだろう。

【キストゥヘヴン】○ 久々も乗り込み入念
坂路の大外を馬なりでサッと。ピッチの利いたシャープな動き。集中力を感じさせた。9月27日から時計を出し始め、入念に乗り込まれてきた。久々でも仕上がっている。

コスモマーベラス】◎ 抜群のフットワーク、文句なし
坂路で一杯に。ハロー前の馬場の悪い時間帯だったが、回転の速い抜群のフットワークで一気に登坂。最後はステッキを2発注入され、12秒5と踏ん張った。元々、攻め駆けするタイプではあるが、文句なし。

【スイープトウショウ】○ 坂路でビシッと
今回も馬場入りをゴネたが、坂路で半マイルから51秒5-13秒6の速い時計を出せた。独特の左前脚の使いで、お世辞にも良い動きとはいえないが、いつもこんな感じ。それよりも中一週で速い攻め馬ができたことを重視。

【スプリングドリュー】○ 追走先着も少し素軽さに欠ける
南Wで2頭併せの外を5ハロンから追走。楽な手応えのまま直線で軽く気合いを付けられて先着。四肢もよく伸びていたが、少し素軽さに欠ける動き。3,4角の行きっぷりは良かった。

【タイキマドレーヌ】○ 左に寄れるも、脚捌きシャープ
坂路で終い重点。ラスト1ハロンで見せムチが入ると左に寄れたが、脚捌き自体は実にシャープ。元々が攻め駆けしないタイプ。これで十分だ。

【ダイワスカーレット】○ 硬さもなく順調
安藤勝を背に坂路で2頭併せをサッと。ムキに行きたがることもなくリラックスした走り。秋3戦目になるが、硬さもなく柔軟なフットワーク。軽めの調教に終始しているため上積みは望めないが、ブックのPHOTOを見る限り、前走より馬体はフックラしている。

【デアリングハート】○ 回転の速いフットワークで乱れなし
藤田を背に坂路で単走。ピッチの利いた回転の速いフットワークで一寸の乱れもなかった。府中牝馬Sを快勝した前走時と遜色ない動き。好調キープ。

ディアチャンス】○ 四肢を目一杯伸ばしたストライド
DWで単走。ラスト1ハロンで追われると重心が低く、四肢を目一杯伸ばしたストライド。時計自体は平凡も、動きは良かった。久々で週一本しか時計を出されていないが、仕上がりは良好だ。

ディアデラノビア】◎ 抜群の行きっぷり、併走馬を圧倒
武豊を背にCWで3頭併せの真ん中。抑え切れない抜群の行きっぷり。例によって頭は高いが、ゴール前で軽く手綱が放たれると楽々と先着。手応えで圧倒した。前走後はウオッカ同様、1週前にCWで5ハロンから時計を出し、普段も坂路で入念に乗られている。

フサイチパンドラ】◎ 攻め強化、長めを意欲的に
DWで単走をビシッと。テンから意欲的に行き、ラスト1Fも力強いフットワークで12秒4と踏ん張った。全体も6ハロンから79秒7とやや重の馬場を考えれば文句なし。1週前には長めを意欲的に追われ、気迫のこもった攻め過程。女王復活へ必死だ。

【ローブデコルテ】○ 迫力今ひとつも、キビキビしとした身のこなし
福永を背にCWを単走でサッと。迫力を感じる動きではなかったが、キビキビとした身のこなし。鼻出血明けの前走を叩かれ、上積みは望めるか。


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