静岡県清水区といえば「エスパルスドリームプラザ」(通称:ドップ)です!
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13.0 - 11.6 - 12.1 - 12.6 - 12.4 - 12.3 - 11.2 - 10.9 - 12.0=1:48.1
(36.7- 37.3-34.1)
最後の一冠へ向けて関東馬ホエールキャプチャが秋緒戦を最高の形で飾った。レースは逃げ馬不在の超スロー。春2戦は発馬で後手を踏みテンの位置取りがどうしても悪くなった。この日も好発とはいかなかったが、少し気合いを付けて二の脚で先団へ。久々とあってか、向こう正面では少し気負った走り。鞍上はすぐにインに潜り込ませ、前に壁を作る。3,4角でもレースの流れはスロー。3角で掛ったマルセリーナが外から進出しても慌てない。終始、インの経済コースを立ち回って直線へ。逃げ馬の外めに進路を求めて左手綱を引くも、マルセリーナに締められる。すぐに立て直してインを突く。一瞬の脚で突き抜けると、坂上で単独先頭へ。最後は後方勢に詰め寄られたものの、何とか振り切った。緩い流れを終始、ソツなく乗られた割に最後詰め寄られたのは少々不満。レース自体が底力を要求されるものではなかったので、過信も禁物だ。勝因はテンに良い位置に付けられたことで、ロスなく一瞬の脚を行かせた。久々で乗り込み量は足りていたものの、動き自体は今ひとつだったので叩いた上積みは望めるだろう。
成長したマイネイサベルが秋華賞への権利を手にした。中間は美浦に帰厩して日が浅かったものの、牧場でしっかり乗り込まれて直前の攻めの動きも絶好だった。何より長距離輸送を挟みながら6㌔増は好材料だった。11番枠から好発を決めるも、急がせず手綱をがっちり持って後方に控える。前に壁を作れなかったし、外から掛ったビッグスマイルに被されるも何とか我慢する。3角手前からは上手く馬群のなかに潜り込む。タメるだけタメれ直線へ。入り口付近では前がびっしり壁になったものの、手応えが残っているために余裕を持って進路を選べる。外めに持ち出すと、大きなフットワークで一完歩毎に前へ迫る。坂上で右手前に替えてもうひと伸び。勝ち馬には僅かに届かなかったが、流れを考えれば十分な内容だった。好走の要因は何よりテンに我慢できたことと、ひと夏越してトモがパワーアップしたことだろう。大トビだけにリズムを崩すと力を発揮できないので、急がせる競馬は合わない。本番で底力の要求される流れになったときにどうかだが、トモに力を付けた今なら本番でも楽しみだ。
キョウワジャンヌは好発を決めて道中は超スローのなか、好位のインで我慢させる。短距離路線を歩んできた後の一戦だったし、このスローなら掛ってもおかしくない。しかし、馬込みの中でピタリと折り合うセンスのよさを見せる。直線で外のビッグスマイルと接触し被されてしまう。怯んでもおかしくなかったが、並ばれてから勝負根性を発揮して伸びる。一瞬の脚で迫るも、坂上で末が鈍り手前を替えて止まってしまう。それでも、ビッグスマイルに競り負けなかった勝負根性は高く評価できる。坂下では突き抜ける気配はあったし、坂が苦手なタイプと見ていい。本番は直線平坦な京都。視界は明るい一方だ。強みは勝負根性と重心が低くて無駄のないフットワーク。レース運びも上手くセンスがいい。
ビッグスマイルは外枠発走で超スローのため、道中は前に壁を作れずに掛り気味。馬群も凝縮したために終始、外めを通らされる苦しいレース運び。直線を向いて一瞬の脚で突き抜ける気配はったものの、坂上で末が鈍り前と同じ脚色になってしまった。テンに力んだ分の差だろう。完歩は小さく、一瞬の切れ味で勝負するタイプ。距離はマイルから1800㍍向き。
ドナウブルーは休養を挟んで大幅な馬体増。これは小柄な牝馬だけに好材料。ソロッとした発馬で道中は最後方からの競馬。終始、内へモタれて鞍上が四苦八苦する。3角からは掛り気味に外めを通って進出。直線は内へモタれてまともに追えない。右ステッキと左手綱で立て直される。それでも5着に差してくるのだから力はある。スローの流れとコーナー2回の競馬で器用さは要求されなかったが、課題は多い。
マルセリーナは課題の発馬を決めて馬任せで先団へ。レースの流れは超スローで前に壁を作れずに掛ってしまう。3角からは我慢できずに2番手まで押し上げる。道中でなし崩しに脚を使わされ、直線で伸びる気配もなく坂上で完全に脚が止まった。春からの課題は克服されていない。久々で余裕があったのは確か。逆に馬体が絞れて動きやすくなれば更に掛る危険性はある。本番は内回りの京都で今回のようなスローは考えづらいが、器用さがないだけに難しいレースを強いられる。
エリンコートは久々でも乗り込み量十分で仕上がっていた。確かに瞬発力勝負は苦手かもしれないが、それでも負け過ぎ。直線は完歩が小さく顎も上がっていた。
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(36.7- 37.3-34.1)
最後の一冠へ向けて関東馬ホエールキャプチャが秋緒戦を最高の形で飾った。レースは逃げ馬不在の超スロー。春2戦は発馬で後手を踏みテンの位置取りがどうしても悪くなった。この日も好発とはいかなかったが、少し気合いを付けて二の脚で先団へ。久々とあってか、向こう正面では少し気負った走り。鞍上はすぐにインに潜り込ませ、前に壁を作る。3,4角でもレースの流れはスロー。3角で掛ったマルセリーナが外から進出しても慌てない。終始、インの経済コースを立ち回って直線へ。逃げ馬の外めに進路を求めて左手綱を引くも、マルセリーナに締められる。すぐに立て直してインを突く。一瞬の脚で突き抜けると、坂上で単独先頭へ。最後は後方勢に詰め寄られたものの、何とか振り切った。緩い流れを終始、ソツなく乗られた割に最後詰め寄られたのは少々不満。レース自体が底力を要求されるものではなかったので、過信も禁物だ。勝因はテンに良い位置に付けられたことで、ロスなく一瞬の脚を行かせた。久々で乗り込み量は足りていたものの、動き自体は今ひとつだったので叩いた上積みは望めるだろう。
成長したマイネイサベルが秋華賞への権利を手にした。中間は美浦に帰厩して日が浅かったものの、牧場でしっかり乗り込まれて直前の攻めの動きも絶好だった。何より長距離輸送を挟みながら6㌔増は好材料だった。11番枠から好発を決めるも、急がせず手綱をがっちり持って後方に控える。前に壁を作れなかったし、外から掛ったビッグスマイルに被されるも何とか我慢する。3角手前からは上手く馬群のなかに潜り込む。タメるだけタメれ直線へ。入り口付近では前がびっしり壁になったものの、手応えが残っているために余裕を持って進路を選べる。外めに持ち出すと、大きなフットワークで一完歩毎に前へ迫る。坂上で右手前に替えてもうひと伸び。勝ち馬には僅かに届かなかったが、流れを考えれば十分な内容だった。好走の要因は何よりテンに我慢できたことと、ひと夏越してトモがパワーアップしたことだろう。大トビだけにリズムを崩すと力を発揮できないので、急がせる競馬は合わない。本番で底力の要求される流れになったときにどうかだが、トモに力を付けた今なら本番でも楽しみだ。
キョウワジャンヌは好発を決めて道中は超スローのなか、好位のインで我慢させる。短距離路線を歩んできた後の一戦だったし、このスローなら掛ってもおかしくない。しかし、馬込みの中でピタリと折り合うセンスのよさを見せる。直線で外のビッグスマイルと接触し被されてしまう。怯んでもおかしくなかったが、並ばれてから勝負根性を発揮して伸びる。一瞬の脚で迫るも、坂上で末が鈍り手前を替えて止まってしまう。それでも、ビッグスマイルに競り負けなかった勝負根性は高く評価できる。坂下では突き抜ける気配はあったし、坂が苦手なタイプと見ていい。本番は直線平坦な京都。視界は明るい一方だ。強みは勝負根性と重心が低くて無駄のないフットワーク。レース運びも上手くセンスがいい。
ビッグスマイルは外枠発走で超スローのため、道中は前に壁を作れずに掛り気味。馬群も凝縮したために終始、外めを通らされる苦しいレース運び。直線を向いて一瞬の脚で突き抜ける気配はったものの、坂上で末が鈍り前と同じ脚色になってしまった。テンに力んだ分の差だろう。完歩は小さく、一瞬の切れ味で勝負するタイプ。距離はマイルから1800㍍向き。
ドナウブルーは休養を挟んで大幅な馬体増。これは小柄な牝馬だけに好材料。ソロッとした発馬で道中は最後方からの競馬。終始、内へモタれて鞍上が四苦八苦する。3角からは掛り気味に外めを通って進出。直線は内へモタれてまともに追えない。右ステッキと左手綱で立て直される。それでも5着に差してくるのだから力はある。スローの流れとコーナー2回の競馬で器用さは要求されなかったが、課題は多い。
マルセリーナは課題の発馬を決めて馬任せで先団へ。レースの流れは超スローで前に壁を作れずに掛ってしまう。3角からは我慢できずに2番手まで押し上げる。道中でなし崩しに脚を使わされ、直線で伸びる気配もなく坂上で完全に脚が止まった。春からの課題は克服されていない。久々で余裕があったのは確か。逆に馬体が絞れて動きやすくなれば更に掛る危険性はある。本番は内回りの京都で今回のようなスローは考えづらいが、器用さがないだけに難しいレースを強いられる。
エリンコートは久々でも乗り込み量十分で仕上がっていた。確かに瞬発力勝負は苦手かもしれないが、それでも負け過ぎ。直線は完歩が小さく顎も上がっていた。
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