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天皇賞・秋(GI)調教診断

2007-10-25 23:59:06 | 調教診断
推奨馬なし
アドマイヤムーン不安一杯

メイショウサムソン】◎ 乗り込み入念、豪快な動き
久々の一戦となるが、乗り込みは万全。3週続けて武豊が騎乗し、1週前にDWで2頭併せを一杯に追われ、最終追いは馬なりでサッと。うまく首を使った重心の低いフォームで、豪快な四肢の捌き。大型馬特有の重苦しさは全くない。万全のデキ。

【エイシンデピュティ】○ 迫力ある動きで上積み十分
野元(レースは柴山)を背に坂路で目一杯に。高く突き上げた迫力ある前脚の捌きで、後肢の蹴っぱりも十分。全体の時計は平凡も、上がり2Fが24秒7-12秒5は優秀だ。叩かれた上積みは十分見込める。

【コスモバルク】○ 脚捌き硬いも、折り合い付き長めから意欲的に
門別での調整。2週続けて7ハロンから追われてきた。前捌きの硬さは気になるが、元々ダートは走らない。それよりも道中の折り合いが付いたのは何より。寒い北海道での調整だけに太め残りに注意。

デルタブルース】◎ ゴーサインに対して機敏な反応
中2週のローテだが、2週続けてCWで5ハロンから3頭併せを消化。最終追いは3頭併せの中を、グイッと首を下げてシャープな脚捌きで同入。特に、ゴール後に目一杯追われ、前走時にはなかった機敏な反応を見せた。大型馬の叩き2走目、額面どおりに良化している。

【ローゼンクロイツ】△ 手応えで圧倒され、案外の動き
藤岡佑を背にDWで6ハロンから2頭併せ。余裕残しの併走馬に対し、目一杯追われるも半馬身遅れてしまった。首の使いが硬く、案外の動き。久々の一戦でもあり、強気にはなれない。

【カンパニー】○ ピッチが利き、余裕残しでフィニッシュ
福永を背に坂路を単走で。ピッチの利いた回転の速いフットワークで、ゴール前にハミをかけ直された程度の余裕残しままフィニッシュ。ラストの伸びが足りない印象はあるが、半マイル51秒3なら優秀。仕上がり良好

【シルクネクサス】○ 追って頭高く、左へモタれる
四位を背に坂路を単走で。ラスト1Fで追い出されるも、頭が高く、左へモタれるのを矯正しながら。お世辞にも良い動きとはいえないが、2週続けてビシッとやられたのは評価したい。

【ボンネルビルレコード】○ 3週続けて追われ、態勢整う
柴田善を背に南芝を単走で。直線でスッと右手前に替え、柔らかい首の使いで、まずまずの脚捌き。3週続けてWと芝で追われ、動ける態勢にある。

【アグネスアーク】△ 腹が巻き上がり、動き単調
CWで単走を一杯に。テンに掛かり、ゴール前で軽くステッキが入るも、頭が高く、迫力に欠ける動き。前走時もそれほど良く見せなかったが、動きよりも腹が巻き上がり、馬体がギリギリになっているのが問題。ここから長距離輸送が待っている。当日、馬体減で出走なら厳しいだろう。

【ブライトトゥモロー】○ 大差先着も、ゴール前は筒一杯
坂路で2頭併せを一杯に。ゴール前でステッキがビシビシ入り、大差先着するも、ゴール前は完全に脚が上がっていた。中2週で時計を出したのはこの一本のみ。平行線。

【シャドウゲイト】○ 一杯に追われるも、突き放せず
南Wで2頭併せの内、追走。1週前は馬なりで引っ張り切りのまま同入したが、この日は最後まで手前を替えず、一杯に追われながら突き放せなかった。久々で、まずまずの仕上がり。

【アドマイヤムーン】△ 攻め物足りず、動きも案外
最終追いはDWで2頭併せの外。引っ張りきりの手応えのまま、ラスト1F追われると機敏なアクションを見せるも、クビ差遅れた。GI馬で上がり重点ならもっと切れなくてはいけない。6ハロンで87秒0-12秒1は明らかに物足りないし、この中間は一度も目一杯に追われてない。調教師は強気一辺倒だが、どこを指して言っているのか。ブックのPHOTOパドックを見ると、冬毛が目立つ。

【チョウサン】○ 中2週も乗り込み入念
坂路で2頭併せ。舌がハミを越し、余裕残しの併走馬に対して一杯の手応えだったが、攻めはいつもこんな感じ。それよりも、中2週で入念に乗り込まれているこを高く評価したい。

【ダイワメジャー】○ 併走馬を子ども扱いも、昨年ほどの迫力は…
南Wで2頭併せの内を追走。顎をグッと下げ、持っていかれ気味の手応えで馬なりのまま併走馬を子ども扱い。いつもどおり豪快なアクションで先着したが、昨年時はもう少し迫力があった気がする。時計は気にする必要はない。

ポップロック】◎2週続けて追われ、万全の態勢 
例によってCWで3頭併せの内、追走。引っ張りきりの手応えのまま、前脚をピンと前に張り出し、いつもどおりの素軽い動き。中2週でも2週続けて意欲的にやられてきた。万全の態勢。

【マツリダゴッホ】○ 手前替えず、物見するも、脚捌きシャープ
北Cで3頭併せの外、追走。最後まで手前を替えず、ゴール前で物見をしてヨレたが、脚捌き自体はシャープで迫力があった。3週続けて速い時計を出し、デキを維持している。



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