TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

ぽかぽかです(2002)

2011-02-17 00:22:27 | tennis
寒い雪と雨まじりの日、ぽかぽか暖かい日と交互にきています。三寒四温というのでしょうかねぇ?
今日は、とってもぽかぽかでした。

この時期、こんな感じで土が湿るのがいいのか、地面のなかから春の植物が目をさまして出てきます。
そんなのを見つけると、春を感じてワクワクします。

↑こんなのも咲きはじめましたっ!



ようやく。待っていたクリスマスローズが開きました。つぼみの時期が長かった~~~!!





今日、MihoはJALのビジネスクラスに乗って、ドイツへ出張へ行きました~~~。う~ん、フルフラットうらやましい~。
おみやげのソーセージとビール、楽しみにしています。




話変わって…。



コーチングクリニックという本におもしろい記事がありましたよ。
剣道の先生の「武道に学ぶ反応力の極意」というお話の中に…。
剣道の試合で見られる現象として、こんな文章がありました。




特に選手レベルのそう高くない試合において、完全相手否定と感じられる戦法を示すような一方的、勝手な内容を観ることがあります。
(中略)その対戦を見ている者には決して見応えのある内容には映らないでしょう。その理由の1つは、相手を尊重する態度、相手と
一体化する態度が見受けられない点です。




この先生は、こういうのは武道特有のことだと思うと書かれていましたが、そんな事ないです。
テニスでも感じることがあります。


相手も自分と同じくらい毎日毎日一生懸命、技も心も体力も磨いているという事をすっかり頭から閉め出して、
どうやら自分ばかりが、すべてのポイント、すべてのゲーム、勝ちをほしい。
相手がすばらしいスーパーショットを決めた時に、かんしゃくを起こす。


でも、相手の努力を認めていたら、そういう場面では「ナイスショット!」と言ってあげられるような、強い心を持ちたいものです。
テニスに熟練して、いい選手に成長してくると、みな、こういう行動を取る余裕が出てくるような感じがします。
みんなどんどん成長しろよ~~~。






上の話とは全く関係ありませんが…。

人生2個目の優勝トロフィーを持ち、にんまりのRいむ。おめでと!








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バレンタインデー(2001)

2011-02-15 02:28:44 | tennis
3連休はいろいろありました。

全国選抜の千葉予選、の12歳予選は金曜日の祝日は雪の降る中、14歳は土曜日は雨の降る中行われ、


寒い中の熱い戦いでした。
日曜は、本戦、Sえかは1回戦、シードを破ることができ、2回戦Aゆみに敗戦、裏街道にまわり1つ勝ち、現在コンソレのベスト4進出中で、続きは来週です。


そして、日曜日、東総コートで行った、初心者の練習マッチは、Hせがわコーチにお願いし、子供達はとてもがんばったそうです。
Hせがわコーチに「みんな、何回くらい試合できた?」って聞いたら、「4試合から6試合」と言っていたので、みんな4~6セットできたなら、なかなかたくさんできたなっ!と思いました。でも、試合結果を見たら、3セットマッチが4~6試合行われていて、結局みんな8セット~12セットくらいやってました!!!
すごいっ。

参加してくれたみなさん、ありがとうございました!



本日、バレンタインデーは、きのうMihoが作ってくれていた、ケーキとマカロンを食べましたよ。





現在、千葉は雨が雪に変わり、外は真っ白の雪景色になっています。たくさん積もりませんように!!

↑写真は降り始めのころのクリスマスローズ
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今夜から雪(2000)

2011-02-11 00:25:09 | tennis

今夜から雪になるそうです。つぼみのついているクリスマスローズはクラブハウスの中へ避難させておきました!



北国の山形コーチたちには悪いですが、雪になれない千葉の人たちは、明日は大変そうです。
いちおう、ホームセンターで雪用のスコップを買っておきました。

あんまり積もらないといいなぁ。

あまりたくさん積もると、全国選抜の千葉の試合にも影響が出てしまいます…。

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かまくら(1999)

2011-02-10 01:44:34 | tennis
先日、レッスンの時にRが、「今度、かまくらへ家族旅行でいってきます」と言っていたので、どうしてこんな寒い時期に鎌倉?あじさいの時期に行ったほうがいいんじゃないのかな???と思っていたんです。

そしたら…鎌倉じゃなくて……




かまくらでした。はははは。



そういえば、先日の、大河ドラマ、本能寺の変、けっこうよかったですね~~。信長かっこよかった!
龍馬から江、続けてはまってます。
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柔軟ボード(1998)

2011-02-09 02:49:11 | tennis
↑今日、発見したのですが、今年はじめて開花するクリスマスローズ…クリスマスローズは種から約3年で花が咲きますが、3年目の苗で、今年ようやく咲くってことです。…外側と内側の色がちがう「バイカラー」というタイプっぽい雰囲気が見えてきました。とっても楽しみ感アップ!!


前からほしかったのですが、「柔軟ボード」なるものを買いました。



スロープになっていて、傾きは何段階かに調節できます。この上にまっすぐ立って、足首の柔軟性というか、可動域を広げるためのものです。
テニスは地面から力をもらって、最終的にボールに伝えますが、まず地面に一番近い足首の柔らかさは、みなさんが思っているよりはるかに大切です。




以前、オランダへテニスコーチ修行へ行った時に、オランダのナショナルテニスセンターであるアルメアという街のセンターポイントというテニスコートへ行きました。早朝に着いて、コートへ行くと、まだだれも練習していません。

1時間ほどすると高校生くらいの男の子たち4人が現れて、ベンチにラケットバッグを起き、ランニングを始めました。

私はこの時、実はとても不安でした。間違ったクラブに来ていて、この子たちは、その辺の高校生なのではないか?本当にこの国のトップ選手たちなのか?



でも、その不安は、4人の少年たちがランニングからサイドステップに走り方を変えた時に、なくなりました。


4人のサイドステップの足首の柔らかさは、それはもう、トッププロと同じような柔らかさでしたから。




先日、ナショナルトレーニングセンターでの合宿中に、体のファンクションを調べる事をしましたが、まず足首。
1)両足をそろえて手を体のうしろに組み、しゃがんで、足の裏をぴったり地面につけて静止(うしろにごろんとならない)できれば→すばらしい!
2)両足をそろえて手を前に伸ばし、同じくしゃがんで静止できれば→普通!
3)両足を少し開いて平行にし、手を前に伸ばし、同じくしゃがんで静止できなければ→かなりやばいっ!

そして足首の柔軟性をよくするための方法を教わりました。


ナショナルトレーニングセンターのハードコート2面の間のベンチの横には、もちろん柔軟ボードが置いてありました。



足首の大切さを再確認したのでした。


柔軟ボードに乗って1日90秒ほど、足首の柔軟性づくりをしてみてください。
地面から得たパワーをボールにのせることができるようになるかもしれませんよ!




そうそう、X脚O脚の矯正もできますよ!




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ラスト1球~~~~!(1997)

2011-02-07 23:45:27 | tennis
写真は怪獣ではありません、うちのチョコのあくび。





その日の練習の最後に、「んじゃぁラスト1球~~~」なんて言って、最後のラリーをするわけですが…。


中には、こだわりの強い子がいて、最後に自分がミスって終わると、「もう1球!」となります。
そして、そういう子どうしがラリーしていると、最後にミスった方が必ず「もう1球!」と相手に言うので、永久に終わらなかったり…なんてことも。


埼玉のFコーチが以前言っていました。


プロの選手になればなるほど、そういったこだわりは強い。
ある時、アメリカのあるアカデミーで、あるネットプレーヤー系のプロの選手が、練習の最後にボレーをしていたそうです。
そして「んじゃ、ラストね~~~」となったわけですが、この選手は、最後に納得のいくバックボレーを決めて、その日の練習を終わりにしたかった。
なかなか、納得のいくスピード、当たり、コースのボレーが出ません。
5分たち、10分たち、まだでません。
すると、ようやく会心のショットが出ました。Fコーチはあまりにすばらしいショットだったので、「ああ、これで終わりかな?」と思ったそうです。



ところが…!?




この選手は、このショットでは満足せず、それから、会心のショットが出て「ありがと、終わりにするよ」となるまで、
あと数十分を費やしたそうです。


そうなのです。

レベルが高い選手ほど、自分のショットに厳しいのか…。

はたまた、自分のショットに厳しくしてきたから、こんなにレベルの高い選手になったのか?


卵が先かにわとりが先か?の話にも似ていますが、みなさんも考えてみてください。





あと何日で咲くかな?


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「よしっ、ナイスショット?」(1996)

2011-02-07 00:19:03 | tennis
今時のビオラは、とってもかわいくて、うさぎの耳のようです。



二つ目の花を咲かせたガランサス(スノードロップ)

スイセンも咲いてきました。

クリスマスローズはあいかわらずこの1輪だけ。



選手がどのくらいのスピード、どのくらいのスピン、どのくらいの場所にボールを打てば、オーケーなのか?

その選手が、ライバルとしていて、勝てるようになりたい選手たちに対して、通用するくらいのレベルのボールでなければいけません。

ですから、ライバルたちに負ける姿をコーチが見にいかなければ、どれくらいのボールをよしとするか…コーチの頭の中に決める事はできません。



では、それでいいのでしょうか?

選手が打ったボールが、満足のいくボールでなかった→「ダメ、もっと深く」→次もだめ「モットパワフルに」→いい球が打てた「よし、オッケー!」

これでいいのでしょうか?


昔、自分が教えている選手が、何球打っても、私の満足のいくボールを打つことができませんでした。ですから、もう1球、もう1球とずっとボールを出し続けたわけなんですが…最後に彼は私にこう言いました。

「いったいどれくらいのボールを打てれば、終わるんですか?」(いいかげん終わらせてくれよとでも言いたげに)


この時、私ははっとしました。

私は、彼に練習をやらせていた、彼はやらされていた。そして、彼の頭の中には、「自分がどれくらいのボールを打てればライバルに勝てるのか?」という考えはなかった。私の頭の中にだけ、それがあった。



この状況をよくするには、選手の自分の頭の中に、どれくらいのショットなのかのイメージを持たせる事をしなければいけない…と思いました。



ですから、練習の最後に、じゃ、一番最高のボールが打てたら終わりにしよう!と普通なりますが、その時、私は「OK!」とは言わないようにしています。

「どう?今のは満足のいく最高のショットだった?」そして、自分で決めさせるようにしています。




中には、私が内心『お、いいショット打ったなぁ』と思っても、「いや、今のはいまいちです、はやく次出してください」と、言う子もいれば、

その逆で『今のは、もうひとつだな』というショットの時に「オッケーです!」という子もいます。

前者は、その後、すばらしい選手になる子が多いです。
そして、後者の場合、少しづつお話して、コーチの理想と選手の理想をあわせていく作業を地道に行っていきます。




コーチや、ボール出しするおとうさんたち、みなさん、最後の1球で、選手でなく自分が「よしっ」と言っていませんか?





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タイマン(1995)

2011-02-05 03:00:05 | tennis
↑スノードロップが咲いてきました!!かわいいです。

おっと、気がついたら、冬咲きクレマチスのアンスンエンシスも咲いてましたっ!↓



クリスマスローズのイエローダブルもあと少し!!↓


そして、クリスマスローズの種から期待の芽が!




今日はレッスンの最後にコーチのボール出しからポイント中にこんな事が起こりました。


ぎりぎり入るかアウトするかというサイドラインぎわのボールを、アウトと見越してセンターから全く動かずにいたR。
そのボールは結局、オンラインで入り、その瞬間Rは


「あ!入っちゃった。目の錯覚だぁ」。


そこで私:「違うよ。今のは錯覚じゃなくて、怠慢だよ」

ぎりぎりのボールは、一応、打てそうな所まで走っておいて、入れば打ち返すし、アウトならアウトと言うべきであると…。
つまり、やるべき事を怠った事がいけないんだよ…と、言いたかったのです。


でも、「怠慢」という言葉を言った直後、小学校3年生には、言葉がむずかしいかな?と思い、


「みんな、怠慢って意味わかる?」と聞きました。



すると、6年生のTが……。



「ケンカすることです!!!!」



思わず受けてしまいました。



辞書によれば
怠慢(たいまん)…当然しなければならないことをしないこと。なまけて、おろそかにすること。

タイマン…(不良少年、不良用語)1対1の喧嘩・殴り合いのこと。他校との喧嘩に多い。
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地味練習(1994)

2011-02-03 00:23:06 | tennis
今、ちょっと気になっているクリスマスローズのつぼみがこちら↑
どんな色のどんな花が咲くのか??ものすごいワクワクなんですけど…。


本日の夜の選手クラスは…ひたすら基本練習しました。地味練です。たまにはいいですね。
でもボール出しのやりすぎには注意。技術ができるようになれば勝てるとは、限りません。

勝つやつは、技術力で劣っていても、それ以外の部分で賢く勝つものです。←こういう事も力説しつつ、今日は練習しましたっ。




晩ご飯は、北海道からいただいた、とっても辛くておいしいスープカレー。はまってます!






先日の練習マッチより





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5年後の自分の勝つチャンスを増やす(1993)

2011-02-02 01:30:25 | tennis
ある男の子のお話。

3セットマッチで1セット目、3-0リードから4-1リード。そこから4-6で落として、がっかりして心が壊れ、いいところなくセカンドセットは0-6。
メンタルが壊れ、すばらしいプレーをしていた1stセット前半のプレーは、セカンドセットでは全く出ませんでした。


こういう時、どうしたらいいのか?親やコーチはどう話をすればいいのでしょうか?

答えは簡単、ピンチをチャンスと考えればよい!!!と言えばいいのです。


…と口で言うのは簡単。でも実際4-1から5ゲーム連続取られて1セット落としたその時に、経験の少ない小学生が「チャ~~~~~~ンス」と思うことはとっても難しい事です。



こんな時にどういう風に話したら、一番わかってもらえるか…考えてみました。

以下は実際に男の子に話したことです。



ある男の子Aが3セットマッチで0-6、0-5で負けています。このAくんは最近5年間の間に、0-6、0-5から逆転して勝ったことが5回あります。
そしてある男の子Bくんは、同じく今0-6、0-5で負けていますが、彼は今まで一度も逆転勝ちなどしたことがありません。

さて、この試合、逆転勝ちの可能性の高いのはAくん?Bくん?


そう、答えは簡単。経験したことが5回もあるAくんに決まってます。



じゃ、


5年後に、3セットマッチで1セット目、3-0リードから4-1リード。そこから4-6で落とし絶対絶命の機会がきました。この場面で勝つために、「同じ状況で逆転して勝ったことがある」という「経験」を5回つくるためには、今日、の状況は最高のチャンスでじゃないかな~~~??




男の子はとてもよく理解していたようです。
うんうん←自画自賛!



そう、だから、ピンチは来るたびに、すべて将来強くなるためのチャンスなのです。悲観しているひまはありませんよ~~~。


でも、いつもうまくいくわけではありません、うまくお話が伝わらない事もあります。
先日、柏方面では惨敗しました。私の話が難しすぎて全く意味がわからなかったそうです。あの時のお話、茨城方面のあの女の子にもっとわかりやすく伝えるにはどうしたらいいのか?今も考えています。












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